アサシン クリード IV ブラック フラッグ

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アサシン クリード IV ブラック フラッグ
ジャンル アクションアドベンチャー, オープンワールド, ステルス
対応機種 PlayStation 3Xbox 360
Wii UPlayStation 4Xbox One
Microsoft Windows
開発元 ユービーアイソフトモントリオールスタジオ
発売元 ユービーアイソフト
シリーズ アサシン クリードシリーズ
人数 シングルプレイ, マルチプレイ
メディア PS3,PS4,XBOne: BD-ROM
Xbox 360 DVD-ROM
Wii U: 光ディスク
Windows: DVD-ROM,ダウンロード販売
発売日

PS3、Xbox 360、Wii U、Windows
アメリカ合衆国の旗 2013年10月29日
日本の旗 2013年11月28日

PS4
アメリカ合衆国の旗 2013年11月15日
日本の旗 2014年2月22日

Xbox One
アメリカ合衆国の旗 2013年11月22日

日本の旗 2014年9月4日
対象年齢 CEROZ(18才以上のみ対象)
エンジン Anvil Next
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アサシンクリードIV ブラック フラッグ』(: Assassin's Creed IV Black Flag)は、ユービーアイソフトより北米2013年10月29日日本において2013年11月28日発売のゲームソフト。計6機種によるマルチプラットフォーム。

概要[編集]

ユービーアイソフトのステルスゲームシリーズ『アサシンクリード』の一作。ナンバリングタイトルとしては4作目だが、アサシン クリードシリーズにおいて現実編はすべてつながっている。そのために、ナンバリング作品とそうでない据え置き機タイトルを分けて考えることが現状適さないため、6作目の作品と捉えられている。

今作の舞台である現実は2013年10月29日から5週に渡る期間のモントリオールにあるアブスターゴエンターテイメント社内、アニムスの中では18世紀初頭~前期、海賊黄金時代末期のカリブ海を舞台に、『III』の主人公コナーの祖父、ヘイザムの父にあたるエドワード・ケンウェイの半生を描く。また、実在したカリブの海賊が多数登場する。

『III』で「デズモンドの物語」が終了したことから、作品世界のキーパーソンもこれまでの5作すべてで登場していたデズモンドから新たな人物に移行した。この人物の名前や顔立ちなどは一切不明で、声も一言も発しない一リサーチアナリストとして描かれているが、これは主人公がプレイヤー自身であるとすることが開発陣から公表されており、そのため先に述べた容姿は勿論のこと、性別や人種さえも設定があいまいなままである。ただ、リサーチアナリストがつける日記などからその性格が若干窺えるようにはなっている。

ストーリー[編集]

2013年10月29日 アブスターゴエンターテイメント社に新入社員(リサーチアナリスト)として主人公が入社する。社内ではデズモンドの遺体から採取した情報を元にサンプル17プロジェクトを始動していた。アブスターゴエンターテイメント社では、アニムスオメガを使って過去の海賊黄金時代の記憶を探り出し、前作であるアヴリーンの物語『Liberation』のような作品を作ろうとしていた。そんな中、主人公がマッチングできたのが、デズモンド・マイルズの祖先でもあるエドワード・ケンウェイだった。

アニムスオメガへと没入すると、そこは1715年[1]のカリブ海。エドワード・ケンウェイは海賊船に船員として乗船し、一攫千金を夢見る日々を送っていた。ある日、いつものように海賊行為を行った船から彼の人生は大きく動き出す。その船はテンプル騎士団に寝返ろうとした一人のアサシンが乗船していた。漂流した島でアサシンと遭遇したケンウェイはローブごと「役目」を奪い、テンプル騎士団に接触する。しかし、騎士団に正体が露見し「観測所」を知る「賢者」にも逃げられてしまう。スペインに連行される途上で起きた混乱に乗じて自分の船を手に入れ、ここから後に伝説の海賊としてその名を轟かせる男の物語が始まる。

現実では成果が認められ、更なる解析を上司であるメラニー・ルメイから託される。その一方で、デズモンド亡き後のアサシン教団側が社内に潜入し、デズモンドのその後に関して探ろうとしていた。

主な登場人物[編集]

海賊たち[編集]

エドワード・ジェームズ・ケンウェイ(Edward James Kenway)
- 津田健次郎
本作の過去パート主人公。イングランド人の父とウェールズ人の母を持ち、後に伝説の海賊として名を馳せる事になる男。『III』の劇中でも度々名前が出ており、デズモンドと現代パート主人公の先祖に当たる。
一攫千金を夢見て私掠船の船員として働いていた最中に、ダンカン・ウォルポールの身分とアサシン装束を奪いダンカンの報酬を得るべく行動を起こす。その際「観測所」の存在を知ったことで彼はそれが莫大な価値を持つ物と睨み、それを手に入れるためにアサシンとして行動することとなる。仲間の海賊たちと共にスペイン船を奪い「ジャックドー(Jackdaw:"盗癖のあるカラス"の意)」と名付けた彼は、「観測所」を見つけるため、自身もまた海賊として大海原へと繰り出す。
戦闘では二振りの剣による二刀流と四丁のピストル、様々な効果を持つ矢を撃てる吹き矢を使って容赦なく次々と敵を屠る。
従来の主人公達に比べてアサシン教団との関係は希薄だが、幼いころから身に着けていた「鷹の目」、海賊が故の高い身体能力、天性の才から繰り出す暗殺技術は歴代の主人公アサシンとも決して引けを取らない。当初はアサシンの信条に興味がなく、己の目的のためにその力を使っていたが、観測所を見つけた後の一件を経て改心。正式なアサシンとして認められるのは終盤に入ってからとなる。
妻帯者であるが、現在は別居中。大金が得られたら海賊から足を洗いサトウキビ農園を購入し、妻を呼ぼうと思っている。小説版やその内容を引用したinitiatesのデータでは存在が示されていた娘 ジェニファー・スコットが本作にゲームとして初めて登場する。なお、ヘイザム・ケンウェイとは異母姉弟となる。
エドワード・サッチ(Edward Thatch)
声-廣田行生
後に「黒髭」として恐れられる海賊。短気で豪胆な性格だが、高い判断能力と情け深さを持ち合わせている。
エドワード・ケンウェイの私掠船時代からの知り合いであり、彼とは度々共闘することになる。
ベンジャミン・ホーニゴールド(Benjamin Hornigold)
声-日野聡
英国生まれの海賊。自国への忠誠心が非常に強い。リーダー然とした人物だが温和かつ慎重派であり、豪胆をよしとする海賊達からはあまり支持されていない。
同じくエドワード・ケンウェイの私掠船時代からの知り合いであり、新米船長である彼に海賊行為の基礎を教える。
英国の圧力によりナッソーが自由都市としての機能を失う際、英国から恩赦を受けるべきであると主張し、ナッソーの秩序は崩壊。英国から恩赦を受けテンプル騎士団に参加する。
騎士団参加後はテンプル騎士の思想に染まり、私掠海賊としてかつての仲間を襲撃する行動に出る。
キャラコ・ジャック・ラカム(Calico Jack Rackam)
声-中西としはる
海賊船の船長。海賊行為のスリルよりもお宝そのものを重視している。
他力本願で失敗も多く、部下に助けてもらうことも度々だが、見た目の良さと頭の回転の速さを利用していつも切り抜けている。
ジェームズ・キッド(James Kidd)
声-斎賀みつき
かの高名な海賊「ウィリアム・キッド」の息子を名乗る、若き海賊船長。
自分の正体については周囲に秘密にしている。
西インド諸島のアサシン教団の一員。エドワード・ケンウェイが「鷹の目」を使えることからアサシンの一族であると確信し、アサシン教団への協力を申し入れるため彼に接近する。
アドウェール(Adewale)
声-小松史法
エドワード・ケンウェイがスペインへ連行される最中に船内で知り合った黒人奴隷。スペイン船からの脱出で共に力を合わせたことからケンウェイとは強い友情で結ばれることとなる。
ジャックドー号の副船長として、冷静な判断力と荒くれ者達をまとめ上げる確かな腕前でケンウェイをサポートする。
1735年が舞台の追加シングルDLC「自由の叫び」では主人公として操作可能。
チャールズ・ヴェイン(Charles Vane)
海賊船「レンジャー」の船長。イングランド生まれ。気が短く、恐ろしく残酷で、ナッソーを拠点とする海賊たちの中でも落ち着きのない男の一人。キャラコ・ジャック・ラカムと共に行動する事が多い。
バーソロミュー・ロバーツ(Bartholomew Roberts)
ウェールズ出身の海賊。『賢者』と呼ばれ、テンプル騎士団とアサシン教団の双方から重要人物として認識されている。
カリスマとリーダーシップがあり知略に優れる。ハンサムで洒落者。威厳があるが気取らない。

テンプル騎士団[編集]

ウッズ・ロジャーズ(Woodes Rogers)
イングランドのブリストル出身。初代バハマ総督でイングランドのジョージ王よりカリブの海賊たちの取り締まりを委託されている。テンプル騎士団の一員。

現代[編集]

主人公
アブスターゴエンターテイメント社の新入社員(リサーチアナリスト)として入社し、サンプル17プロジェクトに配属される。アニムスを通じてエドワードの半生から「観測所」と呼ばれるものを探すことになる。
エンディング後のレベッカとの会話からアサシン教団とは繋がりがないことが示唆されている。
現代パートは彼の一人称視点で進行し、詳細な姿を見ることはできない。
メラニー・ルメイ
リサーチアナリスト達を統括する責任者であり、アブスターゴエンターテイメント社の幹部の一人。主人公の上司でもある。代表であるオリヴィエや他の幹部と作品に関する打ち合わせは勿論だが、親会社であるアブスターゴインダストリーの幹部レティシア・イングランド(テンプル騎士団の一人)とも面識があるようである。
ジョン(John)
アブスターゴエンターテイメント社の情報技術部の人間。主人公に接触を図る。
ショーン・ヘイスティングス(Shaun Hastings)
声 - 飛田展男
アサシン教団のメンバー。
今回はカフェの店員としてアブスターゴエンターテイメント社に潜入しており、主人公とレベッカの仲介役を務めている。
レベッカ・クレイン(Rebecca Crane)
声 - 渡辺明乃
アサシン教団のメンバー。
今回はアブスターゴエンターテイメント社に配達員として潜入しており、主人公がジョンの指示を受けハッキングで入手するアブスターゴの機密資料を回収する役目を担当している。
被検体17号 / デズモンド・マイルズ(Desmond Miles)
声 - 東地宏樹
『III』までの現代パートの主人公で、アルタイル、エツィオ、コナー、エドワードなど、遠い昔から続くアサシンの血族の一人であり、血族として最後のアサシンと称されている。『III』で死亡したものとされている。

脚注[編集]

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外部リンク[編集]