ひうち型多用途支援艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ひうち型多用途支援艦 | ||
|---|---|---|
AMS 4302 すおう |
||
| 艦級概観 | ||
| 艦種 | 多用途支援艦 | |
| 建造期間 | 2001年 - 2007年 | |
| 就役期間 | 2002年 - 就役中 | |
| 前級 | 81号型特務艇 | |
| 次級 | ‐ | |
| 性能諸元 | ||
| 排水量 | 基準:980トン | |
| 全長 | 65m | |
| 全幅 | 12m | |
| 深さ | 5.8m | |
| 吃水 | 3.5m | |
| 機関 | ディーゼルエンジン×2基, 2軸推進 (5,000hp) | |
| 速力 | 15ノット | |
| 乗員 | 40名(げんかい・えんしゅうは45名) | |
| 武装 | 12.7mm機関銃 | 2丁 |
| 艦載艇 | 6.3メートル級複合型作業艇 | 1隻 |
| 7.9m内火艇 | 1隻 | |
| バラクーダ自走式水上標的 | 2隻 | |
ひうち型多用途支援艦(ひうちがたたようとしえんかん、JMSDF AMS HIUCHI class)は海上自衛隊が各種用途に使用している艦。
[編集] 概要
各種射撃訓練の支援の他、消火・救難・離島に対する災害派遣など多目的に使用するために建造された。81号型特務艇の後継となる艦であり、1番艦・ひうちは2001年に起工、2002年に就役している。
艦体は後部甲板が一段低いものとなっており、構造物もなくスペースがとられている。射撃訓練支援の場合は、ここに自走式水上標的(通称バラクーダ)や曳航式水上標的を搭載し作業を行う。動けなくなった僚艦を曳航することもあることから、機関出力は5,000馬力と強力になっており、ましゅう型補給艦を本艦一隻で曳航することが可能である。艦の中央に大型の煙突を一本備えており、艦橋構造物とは独立している。
3番艦のすおうまでは武装を有しておらず、放水銃が艦橋上にあるのみだが、4・5番艦の「げんかい」と「えんしゅう」は警備上の理由から12.7mm機関銃用の銃架を艦橋上左右舷に追加装備している。ただし、海自では12.7mm機関銃は武装ではなく搭載火器扱いとなるために表記はされていない。その他に、げんかいとえんしゅうは潜水艦の訓練支援も念頭に置いて水中通話機を、また、外洋での活動を考慮して減揺タンクを装備するなど、3番艦までと比べてある程度の改良が施されている。
機関は「ひうち」、「げんかい」、「えんしゅう」が新潟原動機6MG28HXディーゼルを、「すおう」と「あまくさ」はダイハツ6DKM28ディーゼルを採用している。
各艦の名前は、灘の名前に由来する(燧灘、周防灘、天草灘、玄界灘、遠州灘)。
[編集] 同型艦
| 艦番号 | 艦名 | 建造 | 起工 | 進水 | 就役 | 所属 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AMS-4301 | ひうち | 日本鋼管 鶴見造船所 |
2001年 (平成13年) 1月18日 |
2001年 (平成13年) 9月14日 |
2002年 (平成14年) 3月27日 |
舞鶴地方隊 |
| AMS-4302 | すおう | ユニバーサル造船 京浜事業所 |
2002年 (平成14年) 9月19日 |
2003年 (平成15年) 4月25日 |
2004年 (平成16年) 3月16日 |
大湊地方隊 |
| AMS-4303 | あまくさ | 2002年 (平成14年) 12月3日 |
2003年 (平成15年) 8月6日 |
佐世保地方隊 | ||
| AMS-4304 | げんかい | 2006年 (平成18年) 11月7日 |
2007年 (平成19年) 5月24日 |
2008年 (平成20年) 2月20日 |
呉地方隊 | |
| AMS-4305 | えんしゅう | 2006年 (平成18年) 12月19日 |
2007年 (平成19年) 8月9日 |
横須賀地方隊 |
[編集] 関連項目
- ポーハタン級艦隊航洋曳船 - アメリカ海軍の航洋タグボート。
|
|||||||||||