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近鉄蟹江駅

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近畿日本蟹江駅から転送)
近鉄蟹江駅*
駅舎(2020年8月)
きんてつ かにえ
Kintetsu-Kanie
E07 戸田 (1.3 km)
(2.4 km) 富吉 E09
地図
所在地 愛知県海部郡蟹江町本町十一丁目300
北緯35度7分47.07秒 東経136度47分38.98秒 / 北緯35.1297417度 東経136.7941611度 / 35.1297417; 136.7941611座標: 北緯35度7分47.07秒 東経136度47分38.98秒 / 北緯35.1297417度 東経136.7941611度 / 35.1297417; 136.7941611
駅番号  E08 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 E 名古屋線
キロ程 69.1 km(伊勢中川起点)
電報略号 カニ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
6,586人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1938年昭和13年)6月26日
* 改称経歴
- 1940年 関急蟹江駅→参急蟹江駅
- 1941年 参急蟹江駅→関急蟹江駅
- 1944年 関急蟹江駅→近畿日本蟹江駅
- 1970年 近畿日本蟹江駅→近鉄蟹江駅
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近鉄蟹江駅(きんてつかにええき)は、愛知県海部郡蟹江町本町十一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線である。駅番号はE08

歴史

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  • 1938年昭和13年)6月26日関西急行電鉄桑名 - 関急名古屋(現・近鉄名古屋)間開通に伴い、関急蟹江駅として開業する[1]
  • 1940年(昭和15年)1月1日:参宮急行電鉄が関西急行電鉄を合併し、参宮急行電鉄の駅となる[2]。同時に参急蟹江駅に改称する[1]
  • 1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併し、関西急行鉄道が成立[2]。線路名称の改定により名古屋線所属駅となる[3]。同時に関急蟹江駅に改称する[1]
  • 1944年(昭和19年)6月1日:関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身)を合併し、近畿日本鉄道の駅となる[2]。同時に近畿日本蟹江駅に改称する[1]
  • 1961年(昭和36年)8月10日:駅を移設するとともに、待避線を設置する。
  • 1970年(昭和45年)3月1日近鉄蟹江駅に改称する[1]
  • 2002年平成14年)3月20日:急行の停車駅に追加される。
  • 2007年(平成19年)4月1日:ICカード乗車券「PiTaPa」の近鉄線におけるサービス開始に伴い、当駅でも供用を開始する[4]
  • 2014年(平成26年)1月11日:町名地番変更に伴い、所在地が蟹江町大字蟹江本町字チの割から同町本町十一丁目に変更される[5]
  • 2022年令和4年)1月21日:駅長が廃止され、近鉄名古屋駅長の管轄駅となった。
  • 2024年(令和6年)9月21日:前日をもって特急券・企画乗車券発売窓口を廃止[6][7][8]

駅構造

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待避可能な島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、内側2線(2番線と3番線)が本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。駅舎は線路北側(名古屋方面行きホーム)桑名寄りにあり、各ホームへは構内踏切で連絡しており、地平面とホーム間はスロープ状となっている。ホーム有効長は6両編成に対応している。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1・2 E 名古屋線 下り 伊勢中川五十鈴川方面[9]
3・4 上り 近鉄名古屋方面[9]

改札・営業面

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  • 近鉄名古屋駅管理の有人駅で、自動改札機・自動精算機はPiTaPaICOCA、回数券カードに対応するものが設置されている。
  • かつては伏屋駅 - 近鉄弥富駅を管轄とする駅長が当駅に配置されていた。
  • かつては窓口にて特急券および定期券、企画乗車券の購入が可能であったが[10]、発売時間帯の限定化及び定期券の自動券売機発売移行を経て、2024年9月20日をもって窓口発売を終了した[6][7][8]。この時点では特急券等自動発売機MT型が設置されていないため、近鉄弥富駅と異なり当駅で特急券や企画券を購入することができなくなった[11]

ダイヤ面

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急行・準急の停車駅であり、準急は当駅から近鉄四日市駅まで各駅に停車する[12]。日中は急行が毎時3本、準急が毎時2本、普通列車が毎時3本停車している[12]。名古屋線の待避可能駅の一つで、列車待避や緩急接続が頻繁に行われている[12]

  • 当駅で特急を待避する急行列車も存在し、土休日8時台の松阪行き急行、土休日10時台の近鉄名古屋行き急行は当駅で特急を待避する[12]
  • 準急は大多数の列車が当駅で特急を待避し、土休日夕方には急行と緩急接続する列車も存在する[12]。また、朝の名古屋方面の準急の一部は、当駅で特急の通過待ちの後、富吉駅で待避の普通からの連絡を行うものがある[12]
  • 普通列車は平日夕方ラッシュまで上下列車と、夕方以降の上り列車の大多数は当駅で普通と急行の緩急接続が行われる[12]。日中の下りは津新町伊勢中川)行き普通のみが急行と緩急接続し、富吉行きは当駅で急行を待避しないダイヤが組まれているため、日中下りの富吉行き普通から急行に乗り換える場合は当駅で後続の急行を数分待つことになる。

利用状況

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近鉄蟹江駅の利用状況の変遷を下表に示す[13]

  • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
  • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する[14]
  • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(近鉄蟹江駅)
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果:人/日 特記事項
定期利用 定期外 合 計 調査日 調査結果
1978年(昭和53年) 1,742,820 958,510 2,701,330      
1979年(昭和54年) 1,810,740 976,902 2,787,642      
1980年(昭和55年) 1,871,730 998,562 2,870,292      
1981年(昭和56年) 1,974,330 975,397 2,949,727      
1982年(昭和57年) 1,943,670 956,437 2,900,107 11月16日 13,673  
1983年(昭和58年) 1,995,600 961,740 2,957,340 11月8日 14,433  
1984年(昭和59年) 2,028,450 930,501 2,958,951 11月6日 14,347  
1985年(昭和60年) 2,047,680 936,603 2,984,283 11月12日 14,367  
1986年(昭和61年) 2,126,190 951,832 3,078,022 11月11日 14,470  
1987年(昭和62年) 2,125,650 948,335 3,073,985 11月10日 14,867  
1988年(昭和63年) 2,090,760 982,701 3,073,461 11月8日 14,408  
1989年(平成元年) 2,064,570 955,060 3,019,630 11月14日 14,527  
1990年(平成2年) 2,073,720 982,959 3,056,679 11月6日 14,836  
1991年(平成3年) 2,117,190 1,011,701 3,128,891      
1992年(平成4年) 2,071,410 975,915 3,047,325 11月10日 14,586  
1993年(平成5年) 1,981,170 948,654 2,929,824      
1994年(平成6年) 1,929,480 911,060 2,840,540      
1995年(平成7年) 1,895,880 902,544 2,798,424 12月5日 13,943  
1996年(平成8年) 1,819,560 873,876 2,693,436      
1997年(平成9年) 1,759,740 857,766 2,617,506      
1998年(平成10年) 1,713,780 840,594 2,554,374      
1999年(平成11年) 1,669,710 864,789 2,534,499      
2000年(平成12年) 1,651,800 854,295 2,506,095      
2001年(平成13年) 1,611,600 845,028 2,456,628      
2002年(平成14年) 1,631,730 877,031 2,508,761      
2003年(平成15年) 1,654,740 887,532 2,542,272      
2004年(平成16年) 1,676,760 859,587 2,536,347      
2005年(平成17年) 1,702,500 891,279 2,593,779 11月8日 13,106  
2006年(平成18年) 1,709,730 875,445 2,585,175      
2007年(平成19年) 1,721,430 886,291 2,607,721      
2008年(平成20年) 1,707,360 868,101 2,575,461 11月18日 12,896  
2009年(平成21年)            
2010年(平成22年)            
2011年(平成23年)            
2012年(平成24年)       11月9日 11,979  
2013年(平成25年)            
2014年(平成26年)            
2015年(平成27年) 11月10日 12,304
2016年(平成28年)
2017年(平成29年)
2018年(平成30年) 1,625,340 778,645 2,403,985 11月13日 11,424
2019年(平成31年)
2020年(令和2年)            
2021年(令和3年)       11月9日 9,892  
2022年(令和4年)       11月8日 10,291  
2023年(令和5年)       11月7日 10,739  

駅周辺

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古くからの中心市街地は当駅を中心としたエリアだが、住宅が多いため商業施設は町全体に分散傾向にある。

主な施設

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バス路線

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  • 飛島公共交通バス三重交通飛島蟹江線廃止に伴う廃止代替バスとして、2009年(平成21年)4月1日より運行)
    • 蟹江線
  • お散歩バス(蟹江町コミュニティバス
    • グリーンコース:蟹江町役場 - 福祉センター - 富吉駅北口 - 南蟹江団地西 - 近鉄蟹江駅 - 蟹江町役場
    • オレンジコース:蟹江町役場 - 福祉センター - 近鉄蟹江駅 - JR蟹江駅前 - 須成郵便局北 - 蟹江町役場
  • 名古屋競馬場行きシャトルバス

隣の駅

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近畿日本鉄道
E 名古屋線
急行
近鉄名古屋駅 (E01) - 近鉄蟹江駅 (E08) - 近鉄弥富駅 (E11)
準急(当駅から富吉方の各駅に停車)
近鉄名古屋駅 (E01) - 近鉄蟹江駅 (E08) - 富吉駅 (E09)
普通
戸田駅 (E07) - 近鉄蟹江駅 (E08) - 富吉駅 (E09)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

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  1. ^ a b c d e 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 8 関西1、新潮社、2008年、29頁。ISBN 978-4-10-790026-5 
  2. ^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7 
  3. ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、156頁。全国書誌番号:21906373 
  4. ^ 平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月15日閲覧 
  5. ^ 町名地番変更について土地旧新対照表 (PDF) - 蟹江町(2014年1月11日付、同日閲覧)
  6. ^ a b 特急券発売駅一覧(2024年9月21日現在)”. 近畿日本鉄道 (2024年9月21日). 2024年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月20日閲覧。
  7. ^ a b 企画乗車券発売駅一覧(2024年9月21日現在)”. 近畿日本鉄道 (2024年9月21日). 2024年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月20日閲覧。
  8. ^ a b 伊勢・鳥羽・志摩スーパーパスポート“まわりゃんせ””. 近畿日本鉄道 (2024年9月21日). 2024年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月20日閲覧。
  9. ^ a b 駅の情報|近鉄蟹江”. 近畿日本鉄道. 2022年1月24日閲覧。
  10. ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.81 - p.87
  11. ^ 近鉄週末フリーパス”. 近畿日本鉄道 (2024年9月21日). 2024年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月20日閲覧。
  12. ^ a b c d e f g 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.150 - p.157・p.162 - p.184・p.308 - p.315・p.320 - p.342
  13. ^ 愛知県統計年鑑(各年度版)、近鉄広報発行パンフレット「きんてつ」
  14. ^ 駅別乗降人員 名古屋線 - 近畿日本鉄道

関連項目

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外部リンク

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