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秦野市カルチャーパーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
秦野市カルチャーパーク
公園の中心にある噴水:健康の泉
(2024年8月撮影)
所在地
神奈川県秦野市平沢148
座標 北緯35度22分48秒 東経139度12分08秒 / 北緯35.38000度 東経139.20222度 / 35.38000; 139.20222座標: 北緯35度22分48秒 東経139度12分08秒 / 北緯35.38000度 東経139.20222度 / 35.38000; 139.20222
開園 1972年(昭和47年)
年来園者数 232,744人
(2019年(令和元年))
公式サイト 秦野市カルチャーパーク
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秦野市カルチャーパーク(はだのしカルチャーパーク)は、神奈川県秦野市にある都市公園。日本の都市公園100選に選定されている。旧名称は秦野中央運動公園

概要

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上空から見た秦野市カルチャーパーク。
2019年10月1日撮影の空中写真を加工。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

秦野盆地の中央に位置し、総合体育館や野球場、陸上競技場、市民プールのほか市立図書館と文化会館(多目的ホール)を備えた市民のスポーツと文化の中心施設。北に丹沢山地を臨み、春には隣接するみずなし川緑地に植えられた約1㎞の桜並木に多くの花見客が訪れる。

1980年(昭和55年)に姉妹都市のパサデナ市の市長が訪れた際には、公園を称賛し、参考にしたいと設計図などを求めた[1]。園内にはパサデナ通りがあり、同市との友好提携の経過を記した碑が設置されている[2]

園内にあるパサデナ通り、2024年8月撮影
パサデナ市姉妹都市の説明碑、2024年8月撮影

歴史

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  • 1972年昭和47年)
  • 1973年(昭和48年)3月 - 陸上競技場[注釈 2]、テニスコート[注釈 3]完成[3]
  • 1974年(昭和49年)3月 - 競泳用・子供用プール、バレーコート(当時)完成[3][7][8][注釈 4]
  • 1979年(昭和54年)10月10日 - 中央運動公園完成[9]体育の日にあわせて記念式典を実施し、「健康の泉」ブロンズ像が除幕された[10]
  • 1980年(昭和55年)11月 - 秦野市文化会館開館[11]
  • 1985年(昭和60年)11月 - 秦野市立図書館開館[12]
  • 1989年平成元年)7月 - 日本の都市公園100選に選定(当時の名称は秦野中央運動公園)。
  • 1996年(平成8年)6月 - 秦野市総合体育館開館[13]
  • 2016年(平成28年)
    • 4月 - それまで愛称であった秦野市カルチャーパークを条例により正式名称に定めた[14][15]
    • 5月 - バラ園オープン。
  • 2017年(平成29年)3月 - カルチャーパークの再編整備事業が完了し、バリアフリー化や園内施設の間を通っていた車道を車両進入禁止としジョギングコースに改修するなど利便性の向上を図った[16]
  • 2022年令和4年)4月 - 公園の指定管理者にミズノグループを指定(文化会館と図書館を除く)[17]

主な施設

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  • 秦野市文化会館(クアーズテック秦野カルチャーホール)
  • 秦野市立図書館
  • 秦野市総合体育館(メタックス体育館はだの)
    • メインアリーナ(最大1944席)
    • サブアリーナ
    • トレーニングルーム
    • ランニングコース(220m)
    • 第一武道場(剣道など)
    • 第二武道場(柔道など)
    • 弓道場(5人立ち・近的)
  • 中央こども公園(ペコちゃん公園はだの)
  • 陸上競技場 - 日本陸上競技連盟第3種公認
  • 野球場(中栄信金スタジアム秦野)
    • 両翼94m、センター120m、観客3000人収容、照明設備・電光掲示板あり
  • 庭球場:砂入り人工芝コート10面、照明設備あり
  • ジョギングコース
    • Aコース:1280m
    • Bコース:790m
    • Cコース:720m
  • 水泳プール(7月1日から9月第1日曜日まで利用可能)
    • 50メートルプール
    • こども用プール
  • じゃぶじゃぶ池
  • バラ園
  • みずなし川緑地(一部)
  • みずなしがわさぼう公園
  • じょうや児童遊園地

出典[14][18][19]

アクセス

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イベント

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  • 3月 - 秦野桜まつり
  • 4月 - 水無川芝桜まつり

ギャラリー

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関連条例

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外部リンク

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秦野市カルチャーパーク|ミズノ

脚注

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注釈

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  1. ^ 栗原市長は秦野地区労働組合協議会代表者らとの対話の中で、芝生の定着する夏から使用できるようになると述べている[4]
  2. ^ 利用開始は9月9日
  3. ^ 利用開始は7月22日
  4. ^ 6月23日利用開始、翌24日から一般開放

出典

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  1. ^ 市政 2 通巻343号』全国市長会館、1981年2月、70-71頁https://dl.ndl.go.jp/pid/2711644/1/40 
  2. ^ パサデナ市の紹介 | 秦野市役所”. www.city.hadano.kanagawa.jp. 2024年7月15日閲覧。
  3. ^ a b c 秦野 : 郷土のあゆみ』秦野市、1977年3月、208-209頁https://dl.ndl.go.jp/pid/9522722/1/109 
  4. ^ 『広報はだの 第139号』秦野市、1972年3月5日、4頁。 
  5. ^ 『広報はだの 第145号』秦野市、1972年9月5日、1頁。 
  6. ^ 『広報はだの 第146号』秦野市、1974年10月5日、3頁。 
  7. ^ 神奈川年鑑 昭和49年版』神奈川新聞社、1974年、170頁https://dl.ndl.go.jp/pid/9522561/1/88 
  8. ^ 神奈川年鑑 昭和50年版』神奈川新聞社、1974年、182頁https://dl.ndl.go.jp/pid/9522562/1/94 
  9. ^ 秦野市史 通史 4  現代』秦野市、1988年12月、795頁https://dl.ndl.go.jp/pid/9523009/1/417 
  10. ^ 『広報はだの』秦野市、1979年11月1日、3頁。 
  11. ^ 施設紹介”. クアーズテック秦野カルチャーホール(秦野市文化会館). 2024年7月15日閲覧。
  12. ^ 図書館を知る 図書館の統計(秦野の図書館) | 秦野市立図書館CMS”. library-hadano.jp. 2024年7月15日閲覧。
  13. ^ 月刊体育施設 336号』体育施設出版、1998年2月、62-63頁https://dl.ndl.go.jp/pid/7948419/1/43 
  14. ^ a b 秦野市カルチャーパーク条例”. www1.g-reiki.net. 2024年7月15日閲覧。
  15. ^ 秦野市議会 平成27年環境都市常任委員会 本文』秦野市議会、2015年12月8日https://www.city.hadano.kanagawa.dbsr.jp/index.php/ 
  16. ^ カルチャーパーク 再編整備が完了 施設の一体化を実現 | 秦野”. タウンニュース (2016年3月31日). 2024年7月15日閲覧。
  17. ^ 秦野市カルチャーパーク及び秦野市立おおね公園の指定管理者の指定 | 秦野市役所”. www.city.hadano.kanagawa.jp. 2024年7月15日閲覧。
  18. ^ 施設のご案内|”. 秦野市カルチャーパーク|ミズノ. 2024年7月15日閲覧。
  19. ^ メタックス体育館はだの(秦野市総合体育館)|ミズノ”. メタックス体育館はだの(秦野市総合体育館)|ミズノ (2024年7月8日). 2024年7月17日閲覧。