ゼロ・グラヴィティ

ゼロ・グラヴィティはマイケル・ジャクソンのダンスパフォーマンスであるアンチ・グラヴィティ・リーン（Anti-gravity leanUS 5255452  "Method and means for creating anti-gravity."）の、日本における俗称。

マイケルはこのパフォーマンスの為に国際特許を取得している。

概要

1988年の映画『ムーンウォーカー』の一場面において、楽曲Smooth Criminalで初披露。当時はまだ特許を取得しておらず、体をチェーンで吊り下げるというものだった。

同時期のツアーBad World Tourではこのパフォーマンスは行われなかった。

Dangerous World Tour、HIStory World Tourでは特許を取得し、生でパフォーマンスが行われた。

仕組み

1. 靴をフックに引っ掛ける。
2. 床から45度の角度になるように体を倒す。
3. その後、腹筋を使って体を起こす。
4. フックから靴をはずす。

これをやるには、フックとフックにかける靴、腹筋が必要であり、とても腹筋が強くないと起き上がることは難しい。

実際、オーディションではこのパフォーマンスが出来ず落選したバックダンサーも多い。

そのため、マイケルはトイレでこの練習をしていたと言われている。