ビハインド・ザ・マスク (マイケル・ジャクソンの曲)
「Behind The Mask[1]」 | ||||||||
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マイケル・ジャクソン の シングル | ||||||||
初出アルバム『MICHAEL[2]』 | ||||||||
B面 | Hollywood Tonight[3] | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチレコード[3] | |||||||
録音 |
1982年 2010年[2] | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | ソニー・ミュージック[1] | |||||||
作詞・作曲 |
マイケル・ジャクソン クリス・モスデル 坂本龍一[1] | |||||||
プロデュース |
マイケル・ジャクソン ジョン・マックレーン ジョン・ネトルズビー[5] | |||||||
マイケル・ジャクソン シングル 年表 | ||||||||
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「ビハインド・ザ・マスク」(原題: Behind The Mask)は、アルバム『MICHAEL』に収録されているマイケル・ジャクソンの楽曲[1]。
概要[編集]
プロデューサーのクインシー・ジョーンズがイエロー・マジック・オーケストラのこの曲を気に入り、アルバム『スリラー』の制作中にマイケルが歌詞とメロディを補足してレコーディングまで行なっていた。しかし、マイケル側がリリース前の試聴を拒否し、かつ版権の50%(当初は100%)を求めてきたため、(作詞者のモズデルは同意したものの)怒った坂本側との折り合いがつかず、収録には至らなかった[2][6][7]。後に、坂本は自身のラジオ番組で「許可すれば良かったかもしれない、と後から冗談で幸宏と言ってます。」と語っている[8][9]。
このバージョンは当時マイケルのサポート・キーボーディストを務めていたグレッグ・フィリンゲインズによって2枚目のアルバム『Pulse』に収録。さらにグレッグがエリック・クラプトンのサポートを務めた関係から、クラプトンのアルバム『August』にも収録されている[10]。坂本自身も1986年のソロ・ライブツアー『Media Bahn Live』にてマイケルのバージョンをカバーし[11]、スタジオ録音でシングルカットもされている(ボーカルはバーナード・ファウラー)[12]。
2010年、ジャクソンの未発表曲を集めたアルバム『MICHAEL』で初めて収録。原曲もサンプリングされている[2][13]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d “Behind The Mask - Michael Jackson”. allmusic. 2015年1月8日閲覧。
- ^ a b c d “マイケル・ジャクソン 全世界待望のニューアルバム「MICHAEL」”. Sony Music. 2014年8月6日閲覧。
- ^ a b c “Hollywood Tonight/Behind The Mask”. amazon. 2015年1月8日閲覧。
- ^ “MICHAEL/Michael Jackson”. mora.jp. 2015年1月8日閲覧。
- ^ “Behind The Mask”. The Official Michael Jackson Site. 2015年1月8日閲覧。
- ^ マイケル・ジャクソン『MICHAEL』Sony Music、2010年、ブックレット 7頁。
- ^ “Chris Mosdell, quirky Boulder lyricist, wrote lyrics for newly released Michael Jackson song”. Daily Camera (2011年1月14日). 2011年1月15日閲覧。
- ^ “今夜の「RADIO SAKAMOTO」で貴重なMJ共作曲OA”. 音楽ナタリー (2009年7月5日). 2011年1月15日閲覧。
- ^ “RADIO SAKAMOTO PROGRAM ARCHIVE 090705 <マイケル・ジャクソン>”. J-WAVE (2009年7月5日). 2011年1月15日閲覧。
- ^ 大友博 (2015年2月25日). “エリック・クラプトン全アルバム・ガイド 第40回 『オーガスト』”. 朝日新聞出版. 2015年12月26日閲覧。
- ^ 『Media Bahn Live』坂本龍一、MDCL-1246
- ^ 『Behind The Mask(+3)』坂本龍一、MDCL-1248
- ^ “マイケル・ジャクソン 全世界待望のニューアルバム「MICHAEL」”. Sony Music. 2015年1月8日閲覧。