スムーズ・クリミナル
「スムーズ・クリミナル」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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マイケル・ジャクソン の シングル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初出アルバム『バッド』 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
規格 |
7インチシングル 12インチシングル CDシングル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | ポップ ファンク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル | EPIC SONY | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作詞・作曲 | マイケル・ジャクソン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロデュース |
マイケル・ジャクソン クインシー・ジョーンズ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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マイケル・ジャクソン シングル 年表 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「スムーズ・クリミナル」 (原題:Smooth Criminal) は、マイケル・ジャクソンの楽曲。アルバム『Bad』に収録、第7弾シングルカット。
概要[編集]
2009年の人気投票では第3位とマイケルの曲の中でもかなりの人気曲[1]。
当初は"Chicago 1945"[注釈 1]という名前で制作されていたが、後に"Al Capone"[注釈 2]に発展。試行錯誤を重ねて"Smooth Criminal"が完成した。また、彼はゼロ・グラヴィティという非常に高度な難しい技を披露した。
曲中「Annie, Are You OK?」というフレーズが連呼される。このアニーについて、ショートフィルム中で拐われるケイティのことではないかなどと様々な推測があったがドキュメンタリー映画『BAD25』でアニーは心肺蘇生訓練用のマネキンの名称であると明らかにされた[2]。またマイケルは実際に訓練を受けている[3]。
ライブ・バージョンは『Bad 25周年記念盤』に収録。
曲の長さは通常版が4分17秒[4]、Immortal版が1分59秒[5]、Live版が4分41秒[6]。
ショートフィルム[編集]
ムーンウォーカー・バージョン[編集]
ショートフィルムは映画『ムーンウォーカー』中で公開。モチーフになったのは1930年代のクラブ[7]。マイケルはフレッド・アステアのファンで、ミュージカル映画『バンド・ワゴン』の「ガールハント・バレー(Girl Hunt Ballet)」のダンスシーンにインスパイアされた[8]。
ムーンウォークとともにマイケルのダンスの代名詞となる「ゼロ・グラヴィティ(Anti-Gravity Lean)」は、このフィルムにおいて初公開された。
同作の振付師ヴィンセント・パターソンによるとマイケルは自分に厳しく、鏡の前で練習を続け、休憩を促されると、「完璧になるまで続けたいんだ」と答え、4時間もの間休むことなく踊り続けたという[9]。
マイケル・ジャクソンYouTube公式VEVOチャンネルで公開されている。映像ソフトとしては『VISION』に収録。iTunesでの販売も行われている。
THIS IS ITバージョン[編集]
「THIS IS IT」公演のスクリーンに流す為、"Thriller"と"Smooth Criminal"はリメイクが企画された。
映像ソフト『THIS IS IT』に収録。
ライブパフォーマンス[編集]
全てのワールド・ツアーのセットリストに入っている[注釈 3]。
「デンジャラス・ワールド・ツアー」以降で披露される半重力パフォーマンス「ゼロ・グラビティ」は特許を取得している[10]。
マイケルの急死で幻となった「THIS IS IT」でも披露される予定だった。
「バッド・ワールド・ツアー」は『ライヴ・アット・ウェンブリー』、「デンジャラス・ワールド・ツアー」は『ライヴ・イン・ブカレスト』でそれぞれ映像ソフトとして販売されている。
カバー[編集]
2CELLOS、エイリアンアントファーム、他多数のアーティストにカバーされている[11]。
その他[編集]
- 『タモリ倶楽部』の「空耳アワー」のコーナーにおいて、歌詞の一部が日本語に聞こえるとして同曲が3度紹介されたことがある。紹介された楽曲内の箇所は、イントロ部分のマイケルのシャウトとスキャットが『パン 茶 宿直』、一番目のAメロ部分の「As he came into the window Was a sound of a crescendo」が『朝からちょっと運動 表参道 赤信号』、その後に続く「She ran underneath the table He could see she was unable」が『柴又から堤防 イカ寿司 朝寝坊』に聞こえるとするものである。
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ “マイケル・ジャクソン生誕五十周年企画 KING OF POP 収録曲を選ぶのはあなた”. 2014年7月23日閲覧。
- ^ “The Girl in the Video: “Smooth Criminal” (1988)”. 2014年7月23日閲覧。“マイケルの初公開秘蔵映像満載!BAD25ドキュメンタリーが、12月28日にNHK総合で放送決定!”. 2014年7月11日閲覧。
- ^ “Annie, Are You OK?”. 2014年7月23日閲覧。
- ^ “iTunes”. 2014年7月23日閲覧。
- ^ “iTunes”. 2014年7月23日閲覧。
- ^ “iTunes”. 2014年7月23日閲覧。
- ^ Bad 25周年記念盤ブックレット. 2014年7月23日閲覧。
- ^ TURNER CLASSIC MOVIES [@tcm] (2020年3月14日). "Michael Jackson was a big fan of Fred Astaire and studied his films.…" (ツイート). Twitterより2021年9月5日閲覧。
- ^ “BAD 25 Shines Light on Michael Jackson’s Most Underrated Album, Era, And Competitive Obsessions”. 2014年7月23日閲覧。
- ^ “Michael Jackson patented anti-gravity ‘Smooth Criminal’ shoes in 1993”. 2014年7月23日閲覧。
- ^ “iTunes”. 2014年7月23日閲覧。“iTunes”. 2014年7月23日閲覧。
注釈[編集]
- ^ 『インヴィンシブル』のセッションで制作、『エスケイプ』に収録される「Chicago」とは別曲。
- ^ 「Al Capone」はBad 25周年記念盤に収録。
- ^ ただし"Bad World Tour"では後期から。