井上茂
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いのうえ しげる 井上 茂 | |
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生年月日 | 1944年2月2日(80歳) |
出生地 | 日本・大阪府 |
身長 | 165 cm |
血液型 | A |
職業 | 俳優・演出家・殺陣師 |
ジャンル | テレビドラマ・映画・舞台 |
活動期間 | 1963年 - |
活動内容 |
1964年 東映京都テレビプロダクション入社 1980年 ピラニア軍団入団 2004年 表現集団・茂組結成 |
配偶者 | あり |
著名な家族 | ゆうき哲也(兄) |
井上 茂(いのうえ しげる、1944年2月2日 - )は、日本の俳優、演出家、殺陣師。大阪府出身。表現集団・茂組代表。元:ピラニア軍団。兄はタレントのゆうき哲也。
概要
[編集]興國商業高校卒業後の1963年に原健策に弟子入りし、翌年に東映京都テレビプロダクションに入社。10年間所属した後、東京に進出し田村企画に所属。川谷拓三の影響でピラニア軍団に入団。その後は京都に戻る。2004年に表現集団・茂組を結成[1]。
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- 仮面の忍者 赤影 (KTV / 東映)
- 第23話「地獄の魔老女」(1967年) - 老爺
- 第39話「六大怪獣大逆襲」(1967年) - 根来忍者
- 銭形平次(CX / 東映)
- 第229話「負けるな母ちゃん」(1970年) - 勘五郎
- 第562話「風車の唄」(1977年) - 銀次
- 第572話「むささび小僧」(1977年) - 下っ引き・蝶太(ノンクレジット)
- 第578話「はしりがねの女」(1977年) - 蝶太
- 第582話「夫婦坂」(1977年) - 蝶太
- 第607話「岡っ引きの女房」(1978年) - 蝶太
- 第697話「三味線慕情」(1979年) - 常松
- 第827話「簪は知っていた」(1982年) - 黒松
- 燃えよ剣 (1970年、日本教育テレビ(NET、現:テレビ朝日、東映京都テレビプロ) - 新選組隊士・松本捨助
- 軍兵衛目安箱 (1971年、NET / 東映)
- 第2話「陽の当たる町」
- 第11話「いろはにほへと」
- 第18話「流れ星の花」
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)
- 第3部 第17話「二つに別れた黄門主従 -堺-」(1972年3月20日)-ごろつき
- 第4部
- 第6話「越後血風録 -高田-」(1973年2月26日)-藩士(ノンクレジット)
- 第31話「仇討無用」(1973年8月20日) - やくざ
- 第5部
- 第5話「苦難を越えて -松本-」(1974年4月29日) - 雲助
- 第15話「黄門さまの鬼退治 -岡山-」(1974年7月8日) - 百姓
- 第6部
- 第10話「兄妹拳法絶海の対決 ‐隠岐‐」(1975年6月2日) - 漁師
- 第12話「宍道湖慕情 ‐松江‐」(1975年6月16日) - 編笠の侍
- 第28話「めぐり逢い -鎌倉-」(1975年10月6日) - 十手持ち
- 第7部
- 第5話「何の因果で若旦那 -花巻-」(1976年6月21日) - 牢番
- 第18話「盗まれた印籠 -山形-」(1976年9月20日) - 代官所役人
- 第25話「母恋し、父(ちゃん)悲し -高田-」(1976年11月8日) - 御用飛脚
- 第8部
- 第2話「駕籠屋になった助さん格さん -川崎-」(1977年7月25日) - 駕籠岩の雲助
- 第14話「飛竜の火祭り -新宮-」(1977年10月17日) - 須佐美屋筏衆
- 第25話「初春博多囃子 -博多-」(1978年1月2日) - 藤兵衛の子分
- 第9部 第1話「北国への旅立ち -水戸-」(1978年8月7日) - 船頭
- 第10部 第4話「仇討ち箱根馬子唄 -箱根-」(1979年9月3日) - 権六
- 第14部 第10話「初春格さん仇討ち相撲 -青森-」(1984年1月2日) - 音松
- 第15部 第21話「意地で守った名人芸 -鳥取-」(1985年6月17日) - 巾着切り
- 第17部
- 第6話「悲願仇討ち傘女房 -岐阜-」(1987年10月5日)
- 第14話「馬が蹴散らす悪企み -琴平-」(1987年11月30日) - 又三
- 第18部
- 第8話「泥棒夫婦の大予言 -追分-」(1988年10月31日) - 牢番
- 第22話「祇園太鼓で悪退治 -小倉-」(1989年2月13日) - 雲助
- 第30話「天下の嶮の悪退治 -箱根-」(1989年4月10日) - 猪助
- 第19部 第22話「悪事隠す謎の切腹 -高田-」(1990年2月26日) - 中間
- 第20部
- 第3話「情けが仇のとろろ汁 -駿府-」(1990年11月5日)
- 第29話「瞼の人はドジな泥棒 -鳥取-」(1991年5月27日) - 石見屋次郎作
- 第21部
- 第1話「悪鬼が巣喰う岡崎城 -水戸・岡崎-」(1992年4月6日) - 角三
- 第23話「母の秘密は卍の入れ墨 -敦賀-」(1992年9月7日) - 森吉
- 第22部
- 第8話「仇討ち悲願の旅芝居 -桑名-」(1993年7月5日) - 寅吉
- 第32話「会津名物夫婦下駄 -会津-」(1993年12月20日) - 仙太
- 第23部
- 第3話「泣き笑い幽霊旅籠 -熊谷-」(1994年8月15日) - 伝兵衛の子分
- 第23話「命の恩人は大嘘つき -下関-」(1995年1月16日) - 仙太
- 第31話「格さんは夫の敵 -丸亀-」(1995年3月13日) - 七造
- 水戸黄門外伝 かげろう忍法帖
- 第3話「闇に蝶が舞う」(1995年6月5日) - 雲助A
- 第16話「悪を懲らした女たち」(1995年9月4日) - 閻魔
- 第24部
- 第3話「恋しい人は凶状持ち -駿府-」(1995年10月2日) - 源太
- 第19話「悪を糺した瀬戸の花嫁 -広島-」(1996年1月29日) - 鯖平
- 第22話「冤罪晴らす復讐の刃 -敦賀-」(1996年2月19日) - 権造の子分
- 第28話「悪を砕いた世直し剣 -長岡-」(1996年4月8日) - 寅吉
- 第25部 第23話「帰らぬ兄は逃亡者 -小松-」(1997年6月2日) - 丑松
- 第32部
- 第9話「助さんの相棒は娘スリ-輪島-」(2003年10月13日) - 牢番
- 第16話「開かずの鍵が解いた謎 -白河-」(2003年12月1日) - 石神勘五郎
- 第33部 第3話「亭主オロオロ女の決闘 -有松-」(2004年4月26日) - 大文字屋の子分
- 第35部 第20話「男意気地の無法松 -福岡-」(2006年3月6日) - 役人
- 必殺シリーズ(ABC / 松竹)
- 必殺仕置人 第12話「女ひとりの地獄旅」(1973年) - 由里源八
- 必殺からくり人 第6話「秘めごとは白い素肌にどうぞ」(1976年) - 牛太郎
- 必殺からくり人・血風編 第9話「小判が眼をむく紅い闇」(1976年) - 中山伝八郎
- 必殺仕事人V・風雲竜虎編 第10話「子連れ女 殺し旅」(1987年) - 松造
- 大岡越前(TBS / C.A.L)
- 第4部
- 第1話「大岡越前」(1974年10月7日) - 船宿の男
- 第6話「黒い影」(1974年11月11日) - 岡っ引
- 第15話「ともだち」(1975年1月13日)
- 第18話「似顔絵の女」(1975年2月3日)
- 第5部
- 第12話「唐獅子の復讐」(1978年4月24日)
- 第21話「犬に咬まれたドジな奴」(1978年6月26日) - 音吉
- 第6部
- 第7話「勇気ある証言」(1982年4月19日) - 人足
- 第20話「死を賭けた潜入」(1982年7月19日) - 銀七
- 第7部 第25話「命を賭けた御用旅」(1983年10月10日) - 石松
- 第8部 第16話「抜け荷暴いた娘掏摸」(1984年11月5日) - 留吉
- 第10部
- 第12話「暴利を貪る悪徳商法」(1988年5月2日) - 仙太
- 第17話「夢で拾った因果な財布」(1988年6月20日) - 銀平
- 第11部 第5話「娘目明し一番手柄」(1990年5月21日)
- 第12部〜第13部(1991 - 93年) - もぐらの久助(レギュラー)
- 第14部
- 第7話「復讐果たす怒りの十手」(1996年7月29日) - 伝次
- 第9話「幸せ咲かせた兄妹草」(1996年8月12日) - 民次
- 第11話「狐火の五千両」(1996年8月26日) - 富治
- 第4部
- 運命峠 第7話「仇討ち兄妹」(1974年、関西テレビ / 東映)
- 影同心(MBS / 東映)
- お耳役秘帳 (1976年、KTV / 歌舞伎座テレビ)
- 第4話「六万石を喰う男」 - 丹波
- 第22話「一か八かの挑戦」 - 山口
- 遠山の金さん 杉良太郎版 (NET/東映)
- 第1シリーズ
- 第3話「女狐を追いつめろ!!」(1975年) - 弥十
- 第31話「明日に別れの賽を振れ!!」(1976年)
- 第52話「明日を知らない女」(1976年)
- 第56話「可愛い女」(1976年)
- 第58話「陰謀の凶弾」(1976年)
- 第66話「危険も二倍の賭けで死ね!」(1977年)
- 第69話「お白州に小判の雨が降る!」(1977年)- 勝造手下
- 第79話「巡礼お勝参上」(1977年)- 霞の籐兵衛手下
- 第95話「殺しが呼んだ恋月夜」(1977年)- 潜りの政吉手下
- 第99話「奈落におちた玉の輿」(1977年)- 福富屋手代 半助
- 第100話「忍び図絵を掏った娘」(1977年)- 夜鴉の庄兵衛手下
- 第2シリーズ 第30話「怨みをはらす紅化粧」(1979年)- 丑之助
- 第1シリーズ
- 大都会 PARTII 第29話「17番ホールの標的」(1977年、日本テレビ / 石原プロ)※渡瀬恒彦が石原プロに橋渡しをして、メインゲストでの出演が実現[2]
- 大江戸捜査網(TX / 三船プロ)
- 第312話「甦えった魂なき殺人者」(1977年) - 大坂から来た男
- 第399話「鉄火芸者涙の情け肌」(1979年) - 暁烏の半助
- 達磨大助事件帳 第12話「からくり花泥棒」(1978年、ANB / 前進座 / 国際放映) - 与三郎
- 暴れん坊将軍(ANB / 東映)
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍(1978年 - 1982年) - め組の若い衆 鉄
- 暴れん坊将軍II(1983年 - 1987年) - め組の若い衆 鉄
- 暴れん坊将軍IV
- 第18話「鬼を退治の夫婦饅頭」(1991年) - 平助
- 第66話「めおと三味線上州しぐれ!」(1992年) - 直八
- 暴れん坊将軍V
- 第3話「狙われた氷の美女」(1993年) - 留造
- 第31話「空を飛んだ米相場」(1993年) - 次郎八
- 第41話「対決! みちのく恋風剣法」(1994年) - 権造
- 暴れん坊将軍VI
- 第19話「五千両の恋泥棒!」(1995年) - 権六
- 第23話「わが子を裁く鬼の父」(1995年) - 末松
- 第37話「冷や飯剣法恋囃子」(1995年) - 加助
- 暴れん坊将軍VII 第9話「吉宗よ、誰が為に泣く」(1996年) - 甚平
- 暴れん坊将軍VIII 第22話「うりふたつの女 お茶会に秘められた罠」(1998年) - 聖天一家
- 暴れん坊将軍IX 第25話「牢獄炎上! 暗闇に咲く地獄花」(1999年)
- 大追跡 第2話「狙撃者(スナイパー)の眼が光る」(1978年、日本テレビ / 東宝)
- 疾風同心、八丁堀暴れ軍団(1978年 - 1979年、東京12チャンネル / C.A.L) - チョロ松
- 若さま侍捕物帳 第1話「命ごま参上!!」(1978年、ANB / 前進座 / 国際放映) - 権次
- 風鈴捕物帳(1978年 - 1979年、ANB / 東映) - 源次
- 江戸の用心棒 第21話 「暗殺剣 千鳥」(1981年、CX / 東宝 / 映像京都)
- 同心暁蘭之介 第36話「殺しの影」(1982年7月、CX)
- 源九郎旅日記 葵の暴れん坊(ANB / 東映)
- 第15話「極楽とんぼのひとり旅」(1982年) - 藤吉
- 第31話「すっぽん夫婦ながれ唄」(1982年) - 万造
- 松平右近事件帳(1982-83年、日本テレビ)
- 第8話「夫婦のきずな」 - 植木屋
- 第41話「ろくでなしの恩返し」 - 辰吉
- 江戸を斬る(TBS / C.A.L)
- 三匹が斬る! シリーズ(ANB / 東映)
- 八百八町夢日記 (NTV / ユニオン映画)
- 第1シリーズ
- 第6話「女賊の恋」(1989年)
- 第15話「若同心よ胸で泣け」(1990年)
- 第20話「祭り囃子が聞こえる」(1990年) - 作蔵
- SP4「おりん無惨!今蘇る関が原の戦い」(1990年) - 光照寺の僧侶
- 第2シリーズ(1992年)
- 第15話「泣くな!真四郎」 - 三次
- 第34話「夢之介最大の危機」 - 菊次
- 第1シリーズ
- あばれ八州御用旅 第1シリーズ 第1話「国定忠治を斬れ!」(1990年、TX / ユニオン映画) - 仁吉
- 風流太平記 密命(1990年、NTV / ユニオン映画)
- 闇を斬る!大江戸犯科帳 (NTV / ユニオン映画)
- 第11話「運命の銃弾」(1993年)
- 第17話「人情裁き! 裏表二人奉行」(1993年) - 源太
- 銭形平次 第4シリーズ 第10話「お静の秘密」(1994年、CX) - 丹次
- 江戸の用心棒 第1シリーズ 第10話「当たり千両富くじ娘」(1994年、NTV) - 源八
- 名奉行 遠山の金さん(ANB / 東映)
- 月曜ドラマスペシャル「一色京太郎事件ノート4・京都西陣に消えた女」(1997年、TBS / オフィス・ヘンミ)
- 御家人斬九郎(CX / 映像京都)
- 第2シリーズ 第6話「仕官の罠」(1997年) - 勘次
- 第3シリーズ 第5話「馬の脚」(1997年) - 月形一座の役者
映画
[編集]- やくざの墓場 くちなしの花(1976年、東映京都) - 岡本 ※渡瀬恒彦が深作欣二に井上を引き合わせ出演が実現[2]
- ピラニア軍団 ダボシャツの天(1977年、東映京都) - 神組側組員A
- らしゃめん(1977年、東映京都) - 誠志塾の塾生A
- 日本の首領 野望篇(1977年、東映京都)
- 第三の極道(1995年) - 木田
- 難波金融伝・ミナミの帝王 - レギュラー端役
- 総長賭博(2004年)
脚注
[編集]- ^ 公式プロフィール
- ^ a b 薄雲鈴代 (2017年4月24日). “大部屋の役者を束ねた渡瀬恒彦の素顔 京都の撮影所で慕われた男気とやさしさ”. WEB RONZA. 朝日新聞. 2017年5月3日閲覧。