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ヤマハ・XT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヤマハ・XT(エックスティー)とは、ヤマハ発動機が製造販売しているデュアルパーパスタイプのオートバイであり、シリーズ車種として数車種が生産されている。

モデル一覧

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XT1200Zスーパーテネレ

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XT660Zテネレ

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2008年発売。XTZ660テネレを5バルブから4バルブにしたもの。

XTZ660テネレ

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1991年発売[1]。48PS/6,250rpm、5.8kgm/5,250rpm[1]。輸出車[1]

XT660R/X

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フランスのヤマハ傘下MBKで開発・製造されたモデルで、Rがオフロード、Xがスーパーモタード。2004年に発売された[1]。48PS/6,000rpm、5.95kgm/5,250rpm[1]。輸出車[1]

XT600Zテネレ

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1983年、XT600に30Lガソリンタンクを装備してヤマハスポーツプラザ店限定販売にて登場。フロントにディスクブレーキと、大光量ヘッドライトを採用。出力は40馬力、始動方法はキックのみ、最高速度は150km/h。

XT600テネレ

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1983年、XT550を発展させ30Lガソリンタンクを装備し、フロントにディスクブレーキ、大光量ヘッドライトを採用。

XT550

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1982年に発売されたXT500を発展させYDISを搭載した車種。

XT500

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XT400

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1982年4月[1]発売。輸出用XT550をベースに日本の中型二輪免許に対応させた車種。空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒399cc[1]エンジンはデュアルキャブレター(YDIS)を装備し29PS/7,000rpm、3.0kgm/6,000rpm[1]を発生。

XT400Eアルテシア

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1992年、輸出用XT600をベースに日本の中型二輪免許に対応させた車種。出力は31馬力。

XT250/T

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1980年4月にヤマハ初の4ストローク250ccクラスデュアルパーパスモデル[1]として発売された。リヤにモノクロスサスペンションを採用。空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒249cc[1]エンジンは[1]21PS/8,000rpm、2.0kgm/6,500rpm[1]。ブレーキは前後ドラム式。

1981年にカラーリング変更を受けた。

1983年4月[1]にXT250Tとしてフルモデルチェンジされた。クラス初の空冷DOHC[1]エンジンにデュアルキャブレター(YDIS)を装備し27PS/9,000rpm、2.2kgm/7,500rpm[2][1]を発生。フロントにセミエアフォークを採用し、リヤがリンク付き[1]のニューモノクロスサスペンション[1]へと進化。YSP限定モデルのブルーモデルもある。

1985年8月[1]、マイナーチェンジでフロントブレーキにディスクブレーキを新採用[1]し、カラーリングが変更。カムカバーにマグネシウム[1]素材を採用するなど細部の見直しを受けて28PS/9,000rpm、2.3kgm/8,000rpm[1]に出力向上した。

XT250X

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XT225セロー

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XT200

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1982年8月[1]、XT125と同じ車体に新開発の空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒196ccエンジン[1]を搭載して発売された。98kg[1]と軽い車体に、250ccに迫る18PS/8,500pm、1.6kgm/7,000rpm[3][1]を発生。エンジンは後のTW200セローAG200へと引き継がれた。

1984年、マイナーチェンジで角型ヘッドライトとゴールドアルミリムを採用。

XT125/R/X

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1982年3月[1]、XT125がXT250に続いて発売された。13PS/9,500rpm、1.0kgm/8,000rpm[1]を発生する新開発の空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒124ccエンジン[1]を搭載。

2006年には欧州向け車両としてXT125RおよびXT125Xが発表された。ともにDT125RE/Xの後継車種で、エンジンはYBR125のものが流用されている。XT125Xはスーパーモタード仕様。

参考文献

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  • 月刊『オートバイ』1985年6月別冊『1985世界のオートバイ特集』
  • 月刊『オートバイ』1986年6月別冊『1986世界のオートバイ特集』
  • 月刊『オートバイ』2007年5月号別冊付録『Nippon二輪車大辞典 1947-2007』

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 『Nippon二輪車大辞典 1947-2007』pp.148-149。
  2. ^ 『1985世界のオートバイ特集』p.112。
  3. ^ 『1985世界のオートバイ特集』p.114。