F-19

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F-19とは、一般的にアメリカ軍が極秘に開発したと噂されていた機体の開発コードであり、実際には存在しない物である。

概要[編集]

軍用機の命名規則により航空機の識別ナンバーが三軍で統一されることとなり、戦闘機は「1」から始まることとなるが。F/A-18の次の機体であるF-5Gのコード変更後のナンバーが「F-20」と発表された時、その間の数字である「19」が欠番となったことで各方面で議論がされることになった。

YF-12F-14の間の数字である「13」も欠番となっているが、これは13というのが縁起が悪い数字と言うこともありそれなりに納得がいくものであった。しかし、「19」に関しては理由がなく、これに関してもっとも大きな理由として「アメリカ軍はレーダーに移らない航空機を極秘に開発しておりそのナンバーがF-19である」との意見がなされていた。

事実、アメリカは1975年ステルス機の開発を開始しており、F-117として完成させている。

最終的に、F-117の公式発表と共にこの意見は下火になったが、一部には「F-19との名前が騒がれたために、急遽F-117に変更された」との意見が出たこともあった。

プラモデル[編集]

存在こそ確認されていなかったが、ステルス機の存在は公然の秘密となっていたため、各軍事関係書籍などでは想像図が数種類発表されていた。共通していたのは、機体の各部が曲線で構成されており垂直尾翼が内側に向いているなど、同じロッキード製軍用機であるSR-71を小型化したようなデザインであった。この想像図から製作されたプラモデルが、イタリアにあるプラモデルメーカーイタレリやアメリカのテスター、日本のアリイ等が販売していた、特にイタレリやテスターのキットはアメリカの開発した極秘の戦闘機を独自の情報源により再現したとうたわれていた事やクリスマス商戦の目玉商品となったことから、アメリカの議会を巻き込む騒動に発展した。

余談[編集]

  1. F-19と同様に、YF-24やF-121についても、存在が疑われ議論されることがある。YF-24は戦闘機、F-121はマッハ3級の高速偵察機で、1968年に初飛行を行ったと噂される。

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