F-117 (航空機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

F-117(Nighthawk)はロッキードが開発したステルス対地攻撃機である。

本機が主に夜間作戦に使用され、機体表面の塗装も真っ黒なことから、愛称もナイトホーク(夜鷹、よたか)と名付けられた。またステルス機である事からメディアに採り上げられる際には「ステルス」と呼ばれる事もあった。

1983年より実戦配備がスタートし、湾岸戦争等、いくつかの実戦で運用された。

現在までに撃墜されたのはコソボ紛争における1機のみである。

世界初のステルス機[編集]

F-117は敵のレーダーに発見されにくいステルス技術を全面的に取り入れた世界初の航空機であり、従来の航空機のイメージを覆す多面体の形状をしているのが特徴である。

本機のステルスの特徴に関する詳しいことは本項目の#特徴を参照のこと。

Fナンバー[編集]

F-117は戦闘機を表すFナンバーを冠している。しかしステルス性優先の機体設計の為に空戦能力は低く、F-15F-16のような制空・迎撃用途には向かない為、基本的に対地攻撃や偵察に用いられる。その為、実際には攻撃機に分類される。

命名当時の米空軍に攻撃機を示すAナンバーを使う習慣がなかったことによるという説明がなされているものの、米空軍は既に A-10 サンダーボルトIIというAナンバーを持つ機体も導入している。また一説には、この様な最新鋭機を操縦するようなパイロットは、軍用機の花形たる戦闘機に乗りたがる傾向があり、鋭くとがった形状と合わせて『F』ナンバーを付けたと言う談話もある。

さらにF-117という制式コードも、センチュリーシリーズにおいて直前の機体はF-111であって、112~116までの番号を飛ばしてこの名称にしている。これについては、117の名称を持つ偵察衛星や音響監視システム等の画期的な製品にあやかってあえてこの番号をつけたという説がある。あるいは当該ナンバーの機体が存在する(アメリカが秘密裏に保有する旧ソビエト製戦闘機に112~116が割り当てられていた)など、いろいろな説がある。

正式公開以前は、同じく欠番になっている「F-19」がこのステルス機ではないかとする説が有力だった。また、この機体(F-117またはF-19)の姿が公表されるまでは、実際の機体とは正反対に電波を特定方向に反射しない曲面で構成されていると言われ、丸い曲面からなる想像図がいくつか流布した。これを基にしたプラモデルイタレリ社の「F-19 Stealth」など)も発売され、「フリスビー」という愛称もつけられた。後の小説で、当該機を取り上げる際に「フリスビー部隊」と呼ぶものがある。

歴史[編集]

プロトタイプ機[編集]

1975年8月にノースロップ社およびロッキード社が招聘(しょうへい)され、XST: Experimental Survivable Testbedのプランが提示された。これに応じてロッキード社スカンクワークスのトップであったディック・シーラーは電磁気学のスペシャリストのデニス・オーバーホルザーに“見えない戦闘機”の開発が可能であるかどうか打診。オーバーホルザーは可能であるとの見解を示し、コードネーム「Echo1」と言われるレーダー波の物体表面での反射を計算するソフトウェアを作り上げ、引退していたスカンクワークスの数学者であったビル・シュローダーからのアドバイスと、50年前のソビエト連邦でピョートル・ユフィンチェフによって発表されていた電磁波の進行方向を反射面の形状から予測する論文を基にプロトタイプ機を開発した[1]

ノースロップおよびロッキード両社のプロトタイプは小型の単座式であった点は共通だったが外観は大きく異なり、ノースロップ社の物はレーダー波反射面積の極小化させるために丸みを帯びた形状で、当時からサンディエゴのシーパークで有名だったシャチに似ている事からShamuとあだ名されたのに対し、ロッキード社の物は当初からレーダーを特定方向にのみ反射させる為に角張った形状を持っていた。軍配はロッキードに上がり、1976年の4月から開発が開始された。[2]

開発時の考慮事項
ロッキード社によれば、F-117を開発する際に以下の点が考慮された。
  1. 目視による発見
  2. レーダーによる探知
  3. 飛行時の騒音
  4. 自身からの電波放射
  5. 赤外線による探知
  6. 排気ガスや飛行機雲やボルテックスによる発見
ステルス性能を語るとき2.と5.が注目されがちだが、他の性能も必要である。1.に関しては機体を黒色に塗り夜間のみ飛行する、4.に関してはレーダーを搭載せず、離陸後は無線交信も行なわない、6.に関しては高湿度環境(つまり雨天)では飛行しない、といったものである。なお、現在F-117を昼間作戦に投入する実験として灰色迷彩に塗装した"デイホーク"による試験飛行が続けられている。

開発時のコードネームはHave Blueで飛行テストはT-2Bバックアイゼネラル・エレクトリック社製のJ85-GE-4Aエンジンを転用した。最初の飛行実験機HB1001は細長い形状を持っていたが、全体的に細身で重量は4173~5669Kgと爆撃機としては軽く、F-5フリーダム・ファイターの着陸用ギアが転用されていた。垂直尾翼が内側を向く等、量産型とは形状がやや異なる。1977年11月4日にロッキード社のバーバンクの施設で最初のエンジンテストが行われた。その後も空港が閉鎖された真夜中に限定した上でカモフラージュ用のネットがかぶせられて実験が繰り返された。近隣からはそのノイズによる苦情があったが機密は保持され、後にネバダのグルーム湖にその場は移された。

契約締結からわずか20ヶ月しか経っていない1977年12月1日に初飛行テストが敢行される。35回のテスト飛行が無事行われたが、36回目に着陸に失敗。テスト機は破損しパイロットのビル・パークは重傷を負って引退を余儀なくされた。2機目のHB1002が製造され1978年7月20日に初飛行する。後に52回の飛行が行われたが53回目の飛行中にエンジンから発火、炎上した。この2機の破損した実験機は極秘裏に処分され、F-117およびB-2と言ったステルス機が公開されるようになった現在でもトップシークレット扱いで、わずかに公開された写真を除きその詳細は不明のままである。[2]

量産機[編集]

初飛行は1981年。1982年に部隊配備が始まり、1988年11月になって初めて国防総省が発表した不鮮明な写真によって公に存在が示される。それまでは詳細はおろか存在自体が極秘扱いだった。1990年までに全59機の配備が完了。価格4500万ドル(2006年上半期)。

機体の形状は、レーダー波を特定方向に反射させる反射角を持たせるためひし形になっている。当時のコンピュータの能力では曲面のシミュレートは事実上無理があり、シミュレーションが容易な角ばった機体となった。他の従来の機体とは似ても似つかぬ形状であることからも解かるように、航空力学的には飛行に不向きな形状であるため、飛行姿勢は4重に管理されたデジタル・フライ・バイ・ワイヤによりコンピュータ制御されている。逆にいえば、コンピュータの支援があってこそ飛ぶことができる機体といえる。直線基調の機体であり最初に公表された1枚きりの写真が機体各部の角度を読み取りにくい方向から撮影されていたため、それを元に作成された非公式な三面図は、実機とはかなり違う寸詰まりものとなっていた。のちに正式な三面図が発表されて、やっとその間違いに気付くほど、当時は情報公開が少なかった。

配備[編集]

1982年5月に最初のF-117が第4450戦術部隊(the 4450th Tactical Group:ジェームス S. アレン大佐が指揮)に配属が決定される。大佐は1983年8月23日の部隊によるF-117の初飛行も自身で行っている。この部隊はトノパーにあるテスト飛行場(Tonopah Test Range: TTR)にあり、厳重なセキュリティーが敷かれた。部隊は1983年10月28日に稼働したが、十分なF-117はまだ配給されていなかった。このためパイロットの飛行時間を維持する事が課題となり、飛行特性が似ていると言われるA-7Dを使ってパイロットの飛行時間を延ばした。これは同時にまだステルス機の存在が秘密であった初期のころは第4450戦術部隊を"A-7飛行隊"として秘匿することにも役立った。カモフラージュとして用いられたA-7Dは後により安い経費で維持可能なT-38タロンに置き換えられたが、転換訓練を行なうパイロットはA-7Dで慣熟飛行を行っていた。[2]

参加作戦[編集]

  • 実戦初参加は1989年12月19日に行われたオペレーション『Just Cause』の支援である。当初この作戦はパナマで一大麻薬組織と結託する独裁者マニュエル・ノリエガの誘拐であり、2機のF-117が参加したが途中で作戦目標がリオ・ハトのパナマ防衛軍(PDF: Panamanian Defence Force)を混乱させる事に変更され、バックアップのために急遽別の2機が作戦に参加。最終的に更に2機が追加され、合計6機が作戦に加わった。この編隊はネバダのトノパーから出撃し5回の空中給油を受けて目標へ飛行、2000-lb GBU-27A/BおよびBLU-109B/I-2000を投下したが目標の兵舎から数百フィートも外れて着弾し、作戦は後に議会から失敗だったと叩かれた。なお、このとき最初の爆弾投下を行ったのはグレッグ・フィースト少佐で、後に『砂漠の嵐』作戦に参加しイラクでの爆撃も行っている。[2]
  • F-117が一躍有名となったのは1991年湾岸戦争の際であり、爆弾が命中するシーンの映像などが連日テレビで流されハイテク戦争を印象付けた。ただし実際には一般のF-117以外の部隊はコストの問題があり誘導爆弾が使われた比率は少なくほとんどは無誘導爆弾が使われた、そんな中F-117の部隊は終始GBU-27誘導爆弾を使用している。湾岸戦争では44機が参加。42日間、合計1271回の爆撃を遂行し、1機も被害を出さなかった[2]バグダッド上空を飛んだ唯一の航空機である。

唯一の撃墜例[編集]

1999年コソボ空爆において3月27日に1機が撃墜されているが、どのようにして撃墜されたか正しい事は分かっていない。当初は赤外線追跡装置を装備するセルビア空軍のMiG-29B戦闘機によって捕捉され撃墜されたとも発表されたが、その後爆弾庫を開いたときを狙ってストレラ2携帯式地対空赤外線誘導ミサイルで撃墜された、後方にいた敵戦闘機によって落とされた、迎撃に上がったMiG-21によって偶然発見され撃墜された、味方の誤射により撃墜された、地元民の猟銃で落とされたなど諸説ある。が、もっとも有力な説は、ユーゴ側が古いソ連製のレーダーで探知したと言うものである。湿気によるステルス性の低下、爆弾倉開閉時に探知されたと推測される。しかし、F-117の弱点を明らかにしたくないアメリカ軍と、対米関係を考慮したユーゴスラヴィア(現セルビア)双方から発表がないため、事実は明らかになっていない。

軍事研究」誌ではユーゴ軍によるSA-3ゴア地対空ミサイルによって打ち落とされたとされている[3]

この機体の破片は裏取引によってロシアに回収されて対ステルス用の地対空ミサイルが開発されたとの情報もあるようである。[4]残骸はセルビアの山中に墜落したのを写真で撮影され様々な航空雑誌にも掲載されたものの、その後残骸がどうなったかは前述のとおり不明。2006年4月28日読売新聞では、F-117を撃墜したゾルタン・ダニ中佐(当時。その後大佐に昇任し、退役)がインタビューに答え、「ベオグラード西の草原で防空任務中にF-117をレーダーで捕捉し、地対空ミサイルSA3を発射して撃墜した」と答えている。中佐は大学で電子工学を学んでいたので、独自にSA3のレーダーを改良し、索敵能力をあげていたのだという。記事には、ベオグラードの航空博物館に展示されているF-117の写真も載せられていた。

退役予定[編集]

ステルス能力を持つF-22 ラプターB-2に加え、F-35 ライトニング IIも将来配備される予定であることと、F-117のステルス能力の維持費用が高くつくことから、2008年4月22日をもって全機が退役する。退役後はアリゾナ州にあるトノパ実験場で保管され、必要が生じれば復帰することもあるという。[5]

なお、技術流出を防ぐ為、現在までに輸出は一切行われていない。

特徴[編集]

レーダーや赤外線等では出来るだけ敵に発見されないように以下の対策が施されている。

レーダー対策[編集]

敵レーダー波を飛来方向に反射させないために、いくつかの工夫が行なわれている。

形状制御
敵レーダーに発見されにくくするために多面体の形状をしている。機体全体は平たいエイのような形で機体下面はほぼ1枚の平面で構成されている。操縦席やエンジンを含めた機体中央部は多角形状に上方に膨らんでいる。これはステルス技術の形状制御から生まれた形であり、レーダー入射波を散乱及び後方背面波とすることによってレーダー断面積(RCS)を下げる機体形状となっている。機体表面から突起物を可能な限り減らしたり、エンジンの吸入効率を下げてまでエア・インテークに電波の侵入を防ぐ金属製グリッドを装着して内部の多様な反射面の露出を抑えている。
兵装の機内搭載
形状制御の一環として、兵装は機体下部2箇所の兵器倉に収納する。基本的には2000lb通常爆弾、もしくはレーザー誘導爆弾を各兵器倉に1発ずつ搭載するが、他の爆弾の搭載も可能。他、AGM-65空対地ミサイルAGM-158巡航ミサイルAGM-88対レーダーミサイルAIM-9L空対空ミサイル等も運用出来るとされる。
RAM
機体表面はRAM(Radar Absorbent Material)と呼ばれるレーダー波を吸収する材料であるグラファイト/エポキシ複合剤で覆われており、機体内部にも電波反射の少ない非金属素材が使用されている。

これらの工夫によって高いステルス性能を獲得できた一方で、ステルス性を最重視した機体形状は空力学的に優れた形状とは言えず、電子化された機体姿勢制御のフライ・バイ・ワイヤ技術は操縦者の命令を解釈しながら同時に毎秒数十回の頻度で機体姿勢を調整・補正しており、安定した飛行を可能としている。

赤外線対策[編集]

F-117ではレーダー以外のセンサーに対するステルス性も考慮されている。例えばGE製F404ターボファン・ジェット・エンジンはアフターバーナー非搭載モデルを使用し、排気口を機体上面に設けるなど出来るだけ赤外線によって発見される危険を減らす工夫を行なっている。

レーダー能力の放棄[編集]

使用していない間でも外部からの電波をよく反射させ、使用すれば敵のレーダー警戒装置(RWR)によって探知される危険が高い為に、F-117ではあえて機上レーダーを搭載せず、目標の探知や捕捉等には、機体下面の前脚部にある目標指示用のレーザー目標指示装置や機首最前部にあるFLIR(前方監視赤外線装置)、機首下にある引き込み式のDLIR(下方監視赤外線装置)等を使用している。

夜間飛行専用[編集]

機体が黒いのは夜間に飛行することで人の肉眼での視認も避けるよう、夜間飛行に特化した塗装が行なわれているためである。

対地攻撃飛行[編集]

飛行ルート[編集]

対地攻撃任務の多くの時間は、あらかじめ設定されたルートを自動操縦装置により飛行する。編隊飛行はせず原則、単独飛行で任務遂行する。

飛行特性[編集]

全般的な特性はデルタ翼機のそれとほぼ同じである。離着陸の速度は比較的高く、長い滑走路を必要とする。亜音速(でしか飛行できないが)では機首が上がり、急旋回すると速度が大幅に低下して高度が下がる。

エンジン整流板が付いているので飛行音は非常に静か。また、前述の理由と、アフターバーナーを装備していないため、超音速飛行は不可能である。

兵装[編集]

空対空ミサイルについては、自衛用を想定してAIM-9L サイドワインダーが搭載可能だが、機体試験で搭載と発射をしたのみで、F-117の訓練にAIM-9の発射訓練は含まれておらず、実戦部隊で装備された記録は無い。機関砲などは搭載されておらず、厳しい機動制限がある等、実戦での空戦能力は無い。 その為、実戦に投入する際は予め制空権を確保する事が重要である。

逸話など[編集]

レーダーの乱反射[編集]

存在が発表される以前はステルス機はレーダーに映らないと言われていて、電波を特定の方向に反射するのではなくさまざまな方向に乱反射させて、レーダーに写らない程度に弱めるものと想像されていた。しかし、実際は電波を特定方向にのみ反射する事により探知方向を制限させるという、予想とは全く逆の方式を用いていた。つまりレーダーに全く映らないのではなく、偶然にも特定方向に反射したレーダー波がキャッチされてしまう事もありえる。しかしそれはごく短時間で終わってしまい、レーダー上に反映される機影は飛行機と判別されないほど全く異なったものとなってしまう。この関係からレーダー上での機影は数あるアメリカ空軍の機密の中でも最重要軍事機密となっている。これはF-117に限った事ではなく、B-2F-22などの他のステルス機についても同様である。また特定方向以外に反射されるレーダー波も皆無という訳ではなく、極めて微弱でRCSが極端に小さいというだけである。そのため湾岸戦争時には単機で侵入したF-117も、ユーゴスラビア介入の際には旧ソ連製の濃密な防空システムをかいくぐるためにEA-6Bの電子戦支援を受けていたといわれる。

レーダー・リフレクター[編集]

自機のレーダーがないため単独では周辺の他機の飛行が全くわからない。平時にこのまま飛行すれば友軍機や民間航空機等もF-117のステルス特性のためにお互いがレーダーで見えないので非常に危険である。このため基地から基地へのフェリー時など非戦闘行動時には、レーダー・リフレクターと呼ばれる突起を胴体側面に取り付けレーダーへの反射を確保する。

過去に「レーダーに映らないはずのF-117が立派にレーダーに映ってしまっていた」と報道され、F-117のステルス性に疑問を投じられたことがあるが、これは誤解であり最低限の安全が確保されている証拠である。

撮影制限[編集]

エンジン排気口は機密とされ従来は後方からの撮影が禁止されていたが、2008年現在では一般雑誌等でも見ることが出来る。排気口は押しつぶされたように極端に横方向へ押し広げられており、これに加えて排気口の真下にスペースシャトルの耐熱タイルと似た特性を持つ吸熱タイルを配置して排気温度を下げる工夫がされている[1]

木材の使用[編集]

レーダー探知を極力避けるために非金属素材が多用されていると言われ、コソボ紛争で撃墜された機体片の写真では木材が使われているのが確認できる。

スペック[編集]

F-117A NIGHT HAWK 三面図
  • 全長:19.4m
  • 全幅:13.2m
  • 全高:3.9m
  • 最高速度:M0.85
  • 航続距離:1,200km(空中給油可能)
  • エンジン:F404-GE-F1D2 ×2基
  • 推力:4,900kg
  • 空虚重量:13,380kg
  • 最大離陸重量:2,3625kg
  • ペイロード:約2t
  • 乗員:1名
  • 製造単価:約3,800万ドル

参考文献・出典[編集]

  1. ^ a b "Modern Marvel: Stealth Technology," A&E Television Networks, 2005, ISBN 0-7670-9118-3
  2. ^ a b c d e The Encyclopedia of Modern Military Aircraft. ISBN 1-904687-84-9
  3. ^ 軍事情報研究会著 『新旧混合のグローバル・アタック攻撃機』「軍事研究 2007年7月号」p.134
  4. ^ "Russia Offers India $8 Billion Weapons Deal," NewsMax.com, Dec. 12 2001
  5. ^ "F-117が全機引退、米空軍にとっては重荷だった理由とは?,"Technobahn 2008/3/14

関連書物[編集]

  • 『ステルス戦闘機―スカンク・ワークスの秘密 』ベン・R. リッチ (著)、増田 興司 (訳) 講談社 (1997/01) ISBN 4-062-08544-5

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

フィクションなど[編集]

登場作品[編集]

F-117は「世界初のステルス戦闘機」として注目を集めた機体であるため、各種のフィクション作品に登場する機会も多い。

  • Jane's USAF -
  • エースコンバットシリーズ - シリーズのほとんどに登場しているが、『3』ではF-117をベースとした架空機「A/F-117X NAVホーク」が登場する。フライトシューティングという特性上、機関砲と万能ミサイル(モデルはサイドワインダー)が搭載されている他、『2』では空母への着艦、『5』では空母からの離艦が可能な場面(緊急時)が存在する。実機は空母での運用が出来ず、機関砲を装備していないが、サイドワインダーの搭載は可能。なお、一部の作品では実機以上の速度が出る場合がある(『6』では1315km/h、旋回時は最大で1600km/h以上)。
  • 暴走特急 - テロリスト一派に乗っ取られた列車を攻撃するために二機が出撃。ステルス機のために攻撃可能な位置にまでは接近したものの空気の乱れを探知され地震誘発砲で撃墜される。
  • 地獄のヒーロー ザ・プレジデントマン-
プレジデントマン(合衆国や大統領を裏から護衛する極秘任務を遂行)は専用のステルス戦闘機(F-117の事)を保有しており、敵地に潜入ときはこれに乗り込み(爆弾倉だが)空挺降下で潜入する。当然ながら実機でこのような運用は考えられていない。
  • スカイオデッセイ - フライトアドベンチャーの使用可能機体の一つとして登場。ゲーム内最速を誇る(とはいっても最高速度1000km/h(M0.83)程度)。ゲーム内ではF-117という名称ではなく「ステルスジェット」と呼ばれている。プレイヤーの技量次第で列車上からの給油・空母への着艦・渓谷(あるいは洞窟)内の突破が可能。また、局地的な気流を利用する事によって最高速度を1600km/h(M1.3)以上まで上げる事も可能。
  • エグゼクティブ・デシジョン - 特殊部隊がハイジャックされた旅客機に乗り込む際にF-117を使用。ただし本物のF-117は、仮にどんなに改造を加えようとも、多数の特殊部隊が搭乗する事など不可能であり、この映画に登場するのはF-117の形をした架空機であるというのが正解。
  • 24 -TWENTY FOUR- - Season 4に登場。正規パイロットと入れ替わったテロリストによって強奪されエアフォースワン空対空ミサイルで撃墜する。
  • MOONLIGHT MILE - 日本のコミックス。主人公猿渡五郎の親友でありライバル、ロストマンが搭乗。コミックスでは、海軍の艦載機となっており、さらに搭載した空対空ミサイルにより、味方輸送機に向かう地対空ミサイルを撃墜している。
  • 夜鷹の夢 - Do As Infinityの曲。ナイトホークのパイロットの攻撃者側の心境と最期を歌ったようなストレートな詩が印象的。またタイトルは宮沢賢治の詩、「よだかの星」ともかけていると思われる。余談だが、この歌をOPに採用したアニメ「ゾイドジェネシス」では、巧みな編集により作品内の遍歴する反乱軍の夜間行軍歌であるかのようにアレンジされている。 アルバムNEED YOUR LOVEに収録。
  • トリコロ - 日本のコミックス。主要人物の一人、由崎多汰美が時々ネタに使う。
  • リーンの翼 - アニメ版6話に登場。パブッシュ艦隊の戦力として東京駅周辺に着地したオウカオーを対地ミサイルで攻撃した。なお実機は空母での運用が出来ない。
  • 遊戯王GX - F-117を基にした丸藤翔の効果モンスターカード「ステルスロイド」として登場(攻撃力1200、守備力800)。技の名前は「アフターバーナー」だが、ステルス機であるF-117にはアフターバーナーは付いていない。
  • エリア88 - スーパーファミコン版に傭兵部隊ウルフパックのボスとして3機編隊で登場。原作の漫画が連載された当時は本機の存在自体が公表されていなかったため、漫画には登場しない。
  • F/A - ナムコがアーケードで出した縦スクロールシューティングゲーム。自機として選択可能。ショット幅が極端に狭く移動速度も速くないが、ゲーム中最高の連射性能を誇る。
  • キン肉マンII世 - ロボ超人のイリューヒンは、様々な飛行機に変形する能力を持っており、その内の1つとしてF-117に変形する。
  • 時空の覇者 Sa・Ga3 -スクウェアがゲームボーイで最後に出したソフト。 F-117を基にした伝説の戦闘機「ステスロス」が登場。 
  • ストライカーズ1999 - 選択可能な自機の1種として登場。

似ているもの[編集]