ハズブロ
表示
種類 | Public corporation |
---|---|
市場情報 |
NASDAQ: HAS S&P 500 Component |
業種 | 玩具、ゲーム、メディア、娯楽 |
設立 |
1923 (as Hassenfeld Brothers) 1968 (as Hasbro Industries) 1984 (as Hasbro Bradley) 1985 (as Hasbro, Inc.) |
創業者 | Henry, Hillel, and Herman Hassenfeld |
本社 | Pawtucket, RI, US |
主要人物 |
リチャード・ストッダード(会長) クリス・カークス(CEO) |
売上高 | US$5.1 billion (2021)[1][2] |
営業利益 | US$220.4 million (2021)[1] |
利益 | US$424.1 million (2021)[1] |
総資産 | US$5.26 billion (2021)[1] |
純資産 | US$1.75 billion (2021)[1] |
所有者 |
バンガード・グループ(10.8%) キャピタル・リサーチ・グローバル・インベスターズ(9.8%) ブラックロック(8.4%) アラン・ハッセンフェルド(6.1%)[3] |
従業員数 | 5,600[1] (2021) |
ウェブサイト | Hasbro.com |
ハズブロ(Hasbro, Inc.)は、アメリカ合衆国ロードアイランド州ポータケットに本拠を置く玩具メーカー。
概要
ハズブロー、またはハスブロ等とも呼ばれる。マテル社と並んでアメリカを代表する世界規模の玩具メーカーで、規模的にはマテル社に次いで全米第二位である。多数の玩具会社を傘下に置いている。
Making the World Smile(世界を笑顔にする)を企業メッセージとして掲げており、ロゴマークも笑顔をモチーフにしたものである。モノポリー等のボードゲームとアクションフィギュア等のキャラクター玩具が主力商品。
- この節の加筆が望まれています。
沿革
- 1923年、ユダヤ系のヘンリー(Henry)とヒレル(Hillel)のハッセンフェルド(Hassenfeld)兄弟がロードアイランド州内に文具会社を設立。Hassenfeld BrothersからHasbroと命名。
- 1940年、玩具の製造・販売に乗り出す。以降、創業者一族の経営により、多数の関連企業を傘下におさめる巨大グループに成長。
- 1991年、ハズブロがトンカ及びその傘下のケナーを買収。
- 2001年、デジタルゲーム部門の子会社ハズブロ・インタラクティブ(1995年設立)がフランスのインフォグラム社により買収。
- 2020年、2019新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、他社と提携して医療従事者向けのフェースシールドを製造[4]。
日本での展開
HASBROの日本語表記は、慣例的に「ハスブロ」とされる場合も多いが、実際の発音は、「ハズブロー」が近いとされ1992年設立の日本法人の表記では「ハズブロー」が採用された。後のトミーとの業務提携時には「ハズブロを日本での公式な表記としてこれ以後統一する」という公式見解がビジネス誌等に掲載され、2018年に再び設立された日本法人では「ハズブロジャパン合同会社」となっている[5]。
- 1964年、「MONOPOLY」の商標を登録する。
- 1992年、老舗玩具メーカーの株式会社野村トーイを買収の形で傘下に加え、その社名をハズブロージャパン株式会社に変更して日本法人を設立。
- 1998年、株式会社トミー(現・株式会社タカラトミー)との業務提携契約を結ぶ。
- 2001年、株式会社タカラ(現・株式会社タカラトミー)との包括的業務提携契約を結ぶ。
- 2013年、『マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜』の日本での展開に伴い、株式会社タカラトミーから株式会社ブシロードに移行。
- 2018年、再び日本法人を設立。ハズブロ商品のタカラトミーからの販売を終了[6]。但し、人生ゲームや、元々旧タカラが国内で展開していたトランスフォーマーなどの一部商品は、これまで通り継続。
この節の加筆が望まれています。 |
主な商品
子会社商品、ライセンス生産、過去の商品も含む。並びは五十音順とアルファベット順。
アタリ(二代目)
かつてのアタリ初代に対し、資産は共通だが別会社。
キャラクター商品
- マーベル・コミック関連商品
- G.I.ジョー
- スター・ウォーズ関連商品
- ゾイド
- WWEのプロレスラー関連商品
- とっとこハム太郎
- ポケットモンスター関連商品(2005年まで)
- トランスフォーマー(タカラトミーと共同)
- ベイブレード
- パワーレンジャー(2019年 - )[7]
- バトルビーダマン
- クロスファイト ビーダマン
- 妖怪ウォッチ
- オーバーウォッチ
- ジュラシック・パーク関連商品
- マイリトルポニー
- Mr.ポテトヘッド(Mr. Potato Head)
- Cabbage Patch Kids(1989年 - 1994年)
- C.O.P.S. ’n’ Crooks
ボードゲーム
その他ゲーム
その他
- Lincoln Logs:木製の棒を組み立てログハウスなどを作る玩具
- Lite-Brite:発光ボードにプラスチック製の小片を差し込み、光るデザインを描く玩具
- プレイドー(Play-Doh):小麦粉でつくった安全な粘土
- スピログラフ:穴の開いたボードに歯車状のプレートをはめ込み、ペン先で回転させることによって幾何学図形を描く玩具
- ナーフ:スポンジ製の弾体を撃ち出す玩具銃シリーズ
野村トーイ時代
キャラクター商品(野村トーイ時代)
- ロンパールーム
- おてあてワンちゃんちちんぷいぷい
- うさちゃんかんごふさん
- くいしんぼうのペコポコ
- スーパーマリオシリーズ
- 熱血高校ドッジボール部
- ぴったしめんめん
- 宇宙ロマンシリーズ
その他ゲーム(野村トーイ時代)
玩具(野村トーイ時代)
- カメレオンの舌
- うなぎ小僧つるべえ
- おさんぽダッキー - 事業を引き継いだタカラトミーから、しゃべるぬいぐるみ犬「おしゃべりダッキー」でネーミングが復活。ただし歩行はしない。
- くねくねむしむし
- コロポンゲーム バケツおじさん
- コマンドマックス
この節の加筆が望まれています。 |
関連会社
- コレコ
- DEL
- ディスカバリーファミリー(40%)
- エンターテインメント・ワン(販売保留中)
- Galoob
- HasLab
- ハズブロ ゲーミング
- Hasbro Pulse
- Kenner Products
- Maisto
- Milton Bradley Company
- パーカー・ブラザーズ
- Playskool
- Selchow and Righter
- タイガー・エレクトロニクス
- Tonka
- ウィザーズ・オブ・ザ・コースト
日本の関連会社
- ミムコ - ハズブロージャパン(旧・野村トーイ)時代の商品企画販売の子会社。旧・野村トーイ時代の宇宙戦艦ヤマトの製品の再発売や、新規に宇宙戦艦ヤマト関連のフィギュアなどを発売。親会社の解散に伴い、単独の企業として存続した。
この節の加筆が望まれています。 |
脚注
- ^ a b c d e f “Hasbro 2018 Annual Report (Form 10-K)”. U.S. Securities and Exchange Commission (February 26, 2019). September 5, 2019閲覧。
- ^ https://investor.hasbro.com/static-files/ec5c5c5b-fa61-4040-bf35-850c92bc3a9f
- ^ 2021 Proxy statement
- ^ “米玩具ハズブロ、医療従事者用フェースシールドを製造へ”. CNN (2020年4月30日). 2020年4月29日閲覧。
- ^ 国税庁 法人番号公表サイト
- ^ お客様へ 販売終了に関するご案内、タカラトミー - 2019年7月28日閲覧。
- ^ “Saban Brands picks Hasbro as Power Rangers toy licensee”. デイリーニューズ (2018年2月16日). 2018年4月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- ハズブロ (@HasbroJP) - X(旧Twitter)