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カプロン酸

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カプロン酸
構造式
分子模型
IUPAC名ヘキサン酸
分子式C6H12O2
示性式CH3(CH2)4COOH
分子量116.13
CAS登録番号142-62-1
形状無色油状液体
密度0.93 g/cm3, 液体
相対蒸気密度4.0(空気 = 1)
融点−3 °C
沸点205 °C
SMILESCCCCCC(O)=O
出典ICSC 1167

カプロン酸(カプロンさん、caproic acid)は直鎖飽和カルボン酸である。IUPAC系統名ではヘキサン酸 (hexanoic acid) となる。消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する[1]

性質

融点 −3 °C沸点 205 °C の無色の液体。ヤギの体臭様のきわめて不快な臭いを有する。カプリ (capri) とはヤギ (Capra aegagrus) のことであり、ヤギの毛の油の分解物から得られたことによる。

存在

酪酸などと共に、バターに含まれている。

出典

  1. ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)
C5:
吉草酸
飽和脂肪酸 C7:
エナント酸