野球殿堂博物館 (日本)
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施設情報 | |
前身 | 野球体育博物館 |
専門分野 | 野球 |
管理運営 | 公益財団法人野球殿堂博物館 |
開館 | 1959年 |
所在地 |
![]() 東京都文京区後楽1-3-61 |
位置 | 北緯35度42分21秒 東経139度45分7秒 / 北緯35.70583度 東経139.75194度座標: 北緯35度42分21秒 東経139度45分7秒 / 北緯35.70583度 東経139.75194度 |
外部リンク |
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プロジェクト:GLAM |
野球殿堂博物館(やきゅうでんどうはくぶつかん)は、日本の野球専門博物館、それを運営する公益財団法人。法人名は、公益財団法人野球殿堂博物館。東京都文京区後楽の東京ドーム内に所在し、館内には野球殿堂などがある。
概要[編集]
1959年6月12日に「野球体育博物館」(やきゅうたいいくはくぶつかん)の名前で開館。「財団法人野球体育博物館」により運営されてきた。公益法人改革により、2013年4月1日付けで「公益財団法人野球殿堂博物館」に法人改組され、施設名も冒頭の名称に変更された[1]。
同財団の役員は、プロ野球球団(NPB)のオーナーやアマチュア野球関係者らが務めており、理事長は、開館以来NPBのコミッショナーが兼務することになっている。2014年1月現在の理事長は斉藤惇。
館内には、野球殿堂や資料展示室、図書室などがある。野球殿堂には、殿堂入りした選手や野球関係者の肖像レリーフが展示してある。図書室には、野球に関連する書籍・雑誌を約5万冊所蔵している。
また、太平洋戦争等で戦死したプロ野球選手の功績を讃えた鎮魂の碑の管理も行っている。
沿革[編集]
- 1959年(昭和34年)6月12日、 後楽園球場横に「野球体育博物館」として開館、当初はピロティ方式2階建てとした[2]。
- 1988年(昭和63年)、東京ドームの完成と同時に移転、床面積を当初の3倍に拡大[2]。
- 2009年(平成21年)6月12日、開館50周年を迎える。
- 2013年(平成25年)4月1日「野球殿堂博物館」に改称[1]。
設立の経緯[編集]
1956年(昭和31年)、プロ野球公式戦開始20周年記念事業として「プロ野球会館」の建設計画が野球関係者の中で起き、また1957年(昭和32年)に死去した、(株)後楽園スタヂアム第4代社長、田邊宗英の野球を始めスポーツに対する功績を記念する追善事業の計画があった[2]。追善事業についてプロ野球育成の功績の顕彰やスポーツ界の発展に資するものが最適として2つの話が1つとなり、後楽園スタヂアムが野球会館建設の資金援助を行うこととし[2]、後楽園第5代社長真鍋八千代、正力松太郎らが音頭を取り、さらにプロ野球だけではなく、アマチュア野球界の協力を得て、日本野球界全体で運営する野球殿堂・博物館として誕生した。
利用ガイド[編集]
- 休館日…毎週月曜日(但し、祝日と重なった場合、東京ドームでプロ野球が開催された場合、春・夏休み期間中は開館する)、年末年始(12月29日 - 1月1日)
- 開館時間
- 3月 - 9月…10:00 - 18:00
- 10月 - 2月…10:00 - 17:00
- 図書室は、12:00 - 13:00の間閉室する。野球に関する図書、各野球団体の歴史書、過去の新聞記事のスクラップ、ほか野球以外のスポーツに関する書籍も所蔵している。蔵書の大半は閉架式であり、室外借り出しはできない。
- 入館料…大人600円、小・中学生200円、65歳以上300円(2007年4月1日より入館料改定)。公式ホームページの割引クーポンや、NPB12球団いずれかの公式ファンクラブ会員証の提示で2割引き。また毎年「12球団ファンクラブ会員様無料招待デー」が行われており、各球団ごとに指定された1日(大抵は指定球団が東京ドームで巨人と対戦する日のうちの1日)に限り、ファンクラブ会員証を提示することで、無料で入場できる。