ドン・チャック物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ドン・チャック物語』(ドンチャックものがたり)は、東京12チャンネル(現・テレビ東京)で1975年から1978年(中断期間あり)にかけて放送された日本テレビアニメ

概要[編集]

後楽園スタヂアム(現・株式会社東京ドーム)が運営する後楽園ゆうえんち(現・東京ドームシティアトラクションズ)が企画・協賛した、後楽園ゆうえんちのマスコットキャラクター「ドン・チャック」を主人公とするアニメーション作品。オープニングのアニメーションも当時の後楽園ゆうえんちをモチーフにしたもので、また遊園地の園具にもドン・チャックのキャラクターがペインティングされていた。

物語は、ザワザワ森の中心を流れるジャブジャブ川に住むビーバーのチャックが、そこに住む森の動物たちとの友情を深め、成長していく様を描いたもの。

1980年代にはテレビ東京で毎年のように再放送され、2004年にはアニメ専門チャンネルAT-Xにて放送された。2012年に第1期・全26話のDVDラインコミュニケーションズより発売され、その後、新ドンチャック物語として2期分が発売。全話がソフト化された。

ストーリー[編集]

ザワザワ森でさまざまな出来事や事件が起きて、それをチャックや親友のダイゴ()、ガールフレンドのララちゃん達が解決するという話が多い。

悪役としては、ラッパ()、コンタ()、カチンコ()らがいる。彼らは窃盗、恐喝、詐欺などを働くが、最後はチャック達に懲らしめられる。比較的低年齢の子供を対象にした番組であるが、ラッパたちの悪事はかなり過激で、アニメとはいえ放火誘拐監禁殺人をした回もある。しかも、チャックたちにさまざまな困難が降りかかったりと、過酷なストーリーも少なくない。

声の出演[編集]

  • ドン・チャック - 沢田和子(現・沢田和猫)
  • ドン・アリストテレス - ?(第1期)→池田勝(第2期)
  • ララ - 落合美穂(第1期) / 野崎貴美子横沢啓子(第2期)
  • ダイゴ - 大慶太(第1期,第2期前半)→黒須薫(第2期後半)
  • メェ先生 - 勝田久(第1期)→丸山詠二(第2期)
  • ラッパ - 薮内英喜(第1期,第2期)
  • コンタ - 雷門ケン坊(第1期,第2期)
  • 佐々木英子(第1期)
  • 三枝みち子(第1期)
  • 会田由来(第1期)
  • 坂本由英(第1期)
  • 今村洋(第1期)
  • 中村竜三郎(第1期)
  • キングベア、ブラックジャック - 岸野一彦(第2期)
  • バッファロー、ゴットウルフ、シーサー、ジェシー他 - 岡田道郎(第2期)
  • ライダー - 飯塚昭三(第2期)
  • クロベエ、サイモン、コンコン太夫 - 増岡弘(第2期)
  • ドットタイガー、カポーネ - 青森伸(第2期)
  • 吉岡昌美
  • 山下望

スタッフ[編集]

判明分のみ掲載。

  • 企画 後楽園スタジアム(後楽園ゆうえんち)
  • プロデューサー 近藤伯雄、西野清市、西條克麿、茂垣弘道
  • 原作 小泉志津男、成田マキホ
  • キャラクターデザイン・作画監督:田中英二(タマプロダクション)、池ノ谷安夫
  • 連載 たのしい幼稚園
  • 脚本 安藤豊弘、吉田進、吉田喜昭、筒井ともみ
  • 音楽 角田圭伊悟、エム・エーシー
  • 演出 高垣幸蔵、関田修
  • 製作 第1期:後楽園スタヂアム、ナック 第2期:ナック
  • 美術 槻間八郎、谷博次
  • 特殊効果 田崎正夫
  • 色彩設定 山崎令子
  • 撮影 アート スタジオ、島敏之、園田義一、山下照男、浜本政春
  • 編集 高橋和子、鶴淵友彰
  • 効果 金丸孝彦
  • 調整 村田弘之
  • 彩画 代々木スタジオ、ファニールーム、キノプロダクション、スタジオロビン(柿沼淳子、西表美智代、桑野幸子、藤野るみ江、藤井文子)
  • 演出助手 鈴木敏郎
  • 文芸担当 高島奈保子
  • 制作担当 佐久間晴夫
  • 録音 番町スタジオ、セントラル録音
  • 現像 東洋現像所
  • 原動画 三浦清継
  • 演出 関田修
  • 背景 谷博次、村井和成、三橋明彦、藤井尊弘、枦博之、五島寛
  • タイトル 桧野良枝
  • 制作デスク 原田一男
  • 制作進行 三浦將則
  • 記録 川島郁子

サブタイトル一覧[編集]

ドン・チャック物語(順不同)

  • ママを探して大冒険
  • ドラキュラ狼が王様になった
  • 心と心が呼んでいる
  • ザワザワ森の仲間達
  • ドロドロ沼の人魚姫
  • まいごになった卵
  • ザワザワ森の一大事
  • 嵐の中を突っ走れ
  • 愛呼ぶ竹笛
  • 困ったガンテツ爺さん
  • すてきなバースデープレゼント
  • コン太よ偉大な狐になれ
  • 大人のけんかはむずかしい!!
  • ザワザワ森のカミナリさま
  • オイラは森の英雄だい!
  • いたずらっ子
  • ザワザワ森の怪事件
  • 子供の家をつくろう
  • わるいわるい大ダヌキ
  • ぼくとパパの歌
  • チャックに勝ちたい!
  • 不思議なおとしもの
  • 山賊ゲバがやってきた
  • パパの趣味はひとさわがせ
  • 夢の中の大冒険
  • ザワザワ森の日食

新ドンチャック物語サブタイトル一覧(順不同)

  • ザワザワ森の決斗
  • 宝物をさがせ!
  • フィフィ坊やの大戦争
  • ザワザワ森の春まつり
  • キングダリアの花を探せ!
  • おおかみシルバーがやって来た!
  • ジャブジャブ川の一大事!
  • チャックのヘンゼルとグレーテル
  • ラッパよ偉大な狼になれ!
  • はばたけ! 弱虫クッキー
  • 帰って来たお母さん
  • 狼谷 危機一髪!
  • ラッパ狼の初恋
  • ザワザワ森の忍者騒動
  • 誰かが助けを呼んでいる!!
  • ドロドロ沼探検隊
  • ザワザワ森が占領された!
  • メエ先生が狙われている!!
  • 恐怖のシェリフ ジミーハンターがやって来る!
  • ザワザワ森の新しい仲間
  • マンモス象の遺跡をさぐれ!
  • 大変だ! ララちゃんがさらわれた
  • ジャブジャブ川の大決斗!!
  • あやしい予言者 コンコン太夫
  • ふしぎな旅人
  • なぞの訪問者
  • シンデレラになりたい
  • にくしみをのりこえて
  • 犯人は誰だ!!
  • ジャンボの武者修業
  • 盗まれた王者の壷
  • ザワザワ森の大発明家?
  • 愛は死をこえて
  • 笑顔を忘れたお姫さま
  • フィフィのいたずら大冒険
  • 仮面の王子さま
  • モーレツおばあちゃん
  • さらわれた赤ちゃん
  • 明日にかける橋
  • 王女さまになったララ
  • ピエロのチャーリー
  • モーレツおばあちゃんの家出騒動
  • 空からやって来たおじいさん
  • わるものダーティの命を救え!
  • トムソン農園の兄弟
  • ドラゴンシティから来た空手の王者
  • お姫さまのみずうみ
  • 恐怖の一夜
  • 怪盗ブラックローズ
  • 町から来たビューティフルガール
  • メエ先生のいない間の大事件
  • ルピックじいさんの水車小屋
  • アドベンチャー号 海へ行く!
  • 大騒動!! ザワザワ森
  • ザワザワ森でのめぐり逢い
  • 悲しみの旅のはてに
  • 我が娘を救うために
  • 大あわて ガンテツ大王
  • 母をたずねて ザワザワ森へ
  • 郵便配達のウッディさん
  • あこがれのベンジャミン大佐
  • 七人の盗賊をやっつけろ!
  • ザワザワ森のクリスマス
  • ザワザワ森に帰って来たトビー
  • 鳩がはこんだ友情
  • 誰かがボクの命を狙ってる!
  • ブラックローズの復讐
  • スーパーカーがやって来た!
  • ラッパ狼のお見合い騒動
  • 夜に悪魔がやって来る!
  • 困ったなまけもの
  • 湖のおみやげ
  • ウォンテッド(指名手配)

主題歌[編集]

第1期
オープニングテーマ - 「ドン・チャックといっしょに」
エンディングテーマ - 「夢見るドン・チャック」
作詞 - 水垣洋子 / 作曲 - 森田公一 / 歌 - 大杉久美子(発売 - キャニオンレコード
第2期
オープニングテーマ - 「空いっぱいの夢」
エンディングテーマ - 「星の川」
作詞 - さいとう大三 / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 丸山雅仁 / 歌 - 大杉久美子(発売 - キングレコード

第1期と第2期のオープニングは曲が異なるものの、アニメーションは同一のものが使用されていた。

第2期オープニングテーマの「空いっぱいの夢」は、いかなる困難にもくじけずに夢と希望を持って頑張るドン・チャックを励ますかのような勇ましく、そして悲壮感あふれる主題歌である。第2期エンディングテーマの「星の川」は、ドン・チャックの亡き母への思いを歌い上げている、悲壮感あふれるバラードである。

2010年5月19日発売のCD-BOX「大杉久美子 / 40th Anniversary 燦(きらめき)のとき やさしさの歌」品番:COCX-36193-6(コロムビアミュージックエンタテインメント)にOP, ED4曲すべてが収録されている。

放送期間[編集]

東京12チャンネルでの放送データ

第1期、第2期合計で99回放送された。なお、第1期と第2期の間には再放送が行われ、第2期放送期間中には再放送が随時織り交ぜられた。第2期は1期と区別するため『新ドン・チャック物語』と呼ばれる場合もあるが、オープニングタイトルには「新」は付いていない。

前番組『ヘーイ!ハイ!ガッツ』終了後に出された予告(ボード書き)では、タイトルが『ドン・チャック』となっていた(『物語』は無し)。

関東地方以外での放送は、本放送時に東京12チャンネルが系列局を持たなかったため番販方式で行われた。

ほか

外部リンク[編集]

東京12チャンネル 土曜18:15 - 18:45(1975年4月 - 1976年3月)
前番組 番組名 次番組
ドン・チャック物語
(1975年10月からは再放送)
東京よいとこ
※18:15 - 18:30
スポーツ芸能タウン
※18:30-18:45
東京12チャンネル 水曜19時台前半(1976年4月 - 1977年3月)
新ドン・チャック物語
マンガのくに
※18:45 - 19:00 → 18:45 - 19:15
バーバパパ
※19:15 - 19:23
ピンク・パンサー
※19:23-19:30
東京12チャンネル 金曜19時台後半(1977年4月 - 1977年9月)
家族そろってノド自慢
※19:00 - 19:54 → 土曜19:00へ移動
トッポジージョ小劇場
※19:54 - 20:00
新ドン・チャック物語
東京12チャンネル 土曜18時台前半(1977年10月 - 1978年3月)
お笑いマンガ道場
※日曜12:00へ移動
新ドン・チャック物語