近衞忠大
ナビゲーションに移動
検索に移動
![]() | この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。(2015年8月) |
![]() |
近衞 忠大 | |
---|---|
誕生 |
1970年7月18日(48歳) 東京都 |
職業 | クリエイティブ・ディレクター、映像作家、講師 |
言語 | 日本語、英語、フランス語 |
国籍 |
![]() |
配偶者 | 近衛桂子 |
親族 |
近衞文麿元首相(曾祖父) 大正天皇(曾祖父) 細川護貞(祖父) 三笠宮崇仁親王(祖父) 近衞忠煇(父) 細川護熙元首相(伯父) |
![]() |
近衞 忠大(このえ ただひろ、1970年7月18日 - )は、日本のクリエイティブ・ディレクター、映像作家、陽明文庫評議員。武蔵野美術大学造形学部映像学科(一期生)卒業。宮中歌会始にて講師 (こうじ)をつとめる。公益財団法人 十四世六平太記念財団理事(能・喜多流の財団・2017年より)
五摂家である公家の近衞家(陽明家とも)当主で、社団法人日本赤十字社社長近衞忠煇の長男。
来歴[編集]
- 1970年(昭和45年)東京都に生まれる。
- 1994年(平成6年)武蔵野美術大学映像学科卒業、NHK入社。映像ディレクターとして活動する。
- 1996年(平成8年)NHK退社後、海外遊学。SUNプロデュースに所属し、テレビ番組やイベント企画を担当。
- 2004年(平成16年)『GTパートナーズ株式会社』事業開始。
- 2013年(平成25年)『株式会社Colours International』取締役就任
人物[編集]
- 少年期の8年間、父・忠煇がスイスに赴任していた関係でジュネーブで育った。このため、自身も英語、フランス語を話すトリリンガルである。
- 自身もバックパッカーとして世界中を旅していたことや、番組制作による海外出張などで数多くの諸外国を訪れており、その経験も現在までの活動に大きく活きている。
- フリーランスを経て立ち上げたGTパートナーズの事業を開始してからは、クリエイティブ・ディレクターとして映像やイベント企画を中心に活動している。
- テレビや雑誌などへの露出も精力的に行っており、NHKドキュメンタリー出演後に著した「近衞家の太平洋戦争」がある。
- 近衞家の出のため、宮中歌会始にて講師(こうじ=和歌の読み手)を務め、それに関連して国立劇場、南座、愛知万博などでは実際に平安時代の装束を纏い、平安の昔を再現しながら和歌を詠むという試みにも参加するなど、和歌文化の継承にも注力している。CDブックに「和歌を歌う・歌会始と和歌披講」などがある。
- 2015年、ミラノ国際博覧会 において「ジャパンサローネ」クリエイティブ・ディレクターを務める。
家族・親族[編集]
近衞忠大 | 父: 近衞忠煇 |
祖父: 細川護貞 |
曾祖父: 細川護立 |
曾祖母: 細川博子 | |||
祖母: 細川温子 |
曾祖父: 近衛文麿 | ||
曾祖母: 近衛千代子 | |||
母: 近衞甯子 |
祖父: 崇仁親王(三笠宮) |
曾祖父: 大正天皇 | |
曾祖母: 貞明皇后 | |||
祖母: 百合子 |
曾祖父: 高木正得 | ||
曾祖母: 高木邦子 |
- 高祖父:細川護久(熊本藩第12代藩主・藩知事)
- 高祖父:池田詮政(侯爵、元貴族院議員)
- 高祖父:近衛篤麿(第3代貴族院議長、第7代学習院院長)
- 高祖父:毛利高範(子爵、元貴族院議員)
- 高祖父:明治天皇
- 高祖母:柳原愛子
- 高祖父:九条道孝(公爵、元貴族院議員)
- 高祖父:高木正善(丹南藩第13代藩主)
- 高祖父:入江為守(元貴族院議員)
- 曾祖父:細川護立(元貴族院議員)
- 曾祖父:近衞文麿(元首相)
- 曾祖母:近衛千代子
- 曾祖父:大正天皇
- 曾祖母:貞明皇后
- 曾祖父:高木正得(昆虫学者、元貴族院議員)
- 祖父:細川護貞(細川家第17代当主。元内閣総理大臣秘書官)
- 祖父:三笠宮崇仁親王
- 祖母:三笠宮妃百合子
- 伯父:細川護熙(元首相)
- 父:近衞忠煇(近衞家当主。社団法人日本赤十字社社長)
- 母:近衞甯子(三笠宮崇仁親王の第1女子)
- 妻:近衛桂子(旧宮家の久邇朝建(久邇宮朝融王の第2男子、朝建王)長女)
- 桂子夫人との間に4人の子供がいる。
著書[編集]
- 『近衞家の太平洋戦争』NHK「真珠湾への道」取材班共著(日本放送出版協会、2004年)
陽明文庫[編集]
- 陽明文庫(ようめいぶんこ)は京都市右京区宇多野上ノ谷町にある歴史資料保存施設。近衞家伝来の古文書(こもんじょ)、典籍、記録、日記、書状、古美術品など約20万点に及ぶ史料を保管している。2015年より評議員を務める。