舞鶴工業高等専門学校

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舞鶴工業高等専門学校
Maizuru National College of Technology.jpg
略称 舞鶴高専
英称 National Institute of Technology, Maizuru College (NIT, Maizuru College)
設置者 国立高等専門学校機構
種別 国立工業高等専門学校
設立年 1965年
学科 機械工学科
電気情報工学科
電子制御工学科
建設システム工学科
専攻科 電気制御システム工学専攻
建設生産システム工学
所在地 625-8511
京都府舞鶴市字白屋234
ウェブサイト http://www.maizuru-ct.ac.jp/
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舞鶴工業高等専門学校(まいづるこうぎょうこうとうせんもんがっこう、英称:National Institute of Technology, Maizuru College)は、京都府舞鶴市にある日本の国立高等専門学校である。1965年に設置された。略称は舞鶴高専

京都府唯一の高等専門学校であり、京都府および京都府に隣接する兵庫県からの入学希望者が多い。 また、近隣の県である滋賀県には高専が存在しない為、滋賀県からの入学希望者も多く近年では入試会場を3県7会場に分けて行っている。

本科4、5学年及び専攻科1、2学年は、単一の技術者教育プログラムである総合システム工学プログラムを構成し、2005年5月に生産・情報基礎工学プログラムにおいて日本技術者教育認定機構 (JABEE)の認定を受けた。

校風は比較的自由であり、学校では制服は指定していない。

2007年4月より1時間の授業時間が90分から50分に変更された。ただしほとんどの授業は、50×2時間の実質100分授業である。

学科(準学士課程)[ソースを編集]

  • 機械工学科
  • 電気情報工学科(旧:電気工学科)
  • 電子制御工学科
  • 建設システム工学科(旧:土木工学科)
    • 平成18年度より"都市環境科目履修コース"と"建築科目履修コース"にコース分けしており、4年次にそれぞれのコースに分かれる。

専攻科(学士課程)[ソースを編集]

平成27年度より、それまでの2専攻制から1専攻3コース制へ制度が変更になった [1]。 なお、平成27年度においても平成26年度入学生までは2専攻制となっている。

総合システム工学専攻

  • 電気電子システム工学コース(ES工学コース)
  • 機械制御システム工学(ME工学コース)
  • 建設工学(C工学コース)


平成26年度以前

  • 電気・制御システム工学専攻
  • 建設・生産システム工学専攻

教育理念[ソースを編集]

広く工学の基礎と教養を身につけ、問題発見、解決能力、創造力、国際感覚豊かな実践的技術者を育成する。

  • 教育プログラム

「生産・情報基礎工学」

  • 教育方針
  1. 実験、実習、演習、ものつくりを重視する。
  2. 基礎に立ち返って考えさせる。
  3. 自ら学ぼうとする意欲を育てる。
  4. 豊かな教養と国際性を育む。
  • 学習・教育目標
(A)自然科学と工学の基礎を幅広く修得し、それを応用することができる。
(B)専門分野の基礎知識を修得し、それを実際の技術の問題に応用することができる。
(C)修得した知識を統合して、社会に貢献できる製品やシステムを設計・開発する創造的能力と意欲を有する。
(D)実験・実習・演習を通じて現象を分析・解析することができる。
(E)豊かな人間性、国際性、協調性及び英語によるコミュニケーション能力を身につける。
(F)技術が持つ地球的、社会的影響の重要性と技術者の倫理的責任を理解し、説明することができる。
(G)課題の提案・報告などを効果的に記述し、説明することができる。
(H)コンピュータはじめ実践に必要なスキルと最新の工学ツールを活用することができる。

学生数と寮生数[ソースを編集]

2010年4月1日現在

  • 学生数

本科 :825名(内 留学生9名)

    • 都道府県別の新入生数
京都府 93名
兵庫県 31名
滋賀県 25名
福井県 4名
大阪府 6名
その他 2名
    • 留学生数の内訳
マレーシア 4名
ラオス 1名
モンゴル 1名
ベトナム 1名
インドネシア 1名
スリランカ 1名
  • 寮生数

女子 41名

男子 479名

学生の入寮率は全学年平均60%

施設[ソースを編集]

  • 本館

主に教官室・研究室・実験室、および学生課・会計課・庶務課等。 1,2,3学年の教室やL.L.教室も本館にある。

  • 低学年棟・地域共同テクノセンター

1階は地域共同テクノセンター。 2階は物理実験室・化学実験室。 3階および4階は4,5学年の教室。低学年棟という名前だが、現在は高学年の教室として使われている。完成当初は低学年が使っていた。

  • 専攻科棟

1階に実験室3個,2階は実験室1個、情報演習室1個、CM研究室1個および講義室1個。

  • 情報科学センター

学生用のコンピュータがあり、主に授業で使われる。授業外には個人で利用することもできる。

2階が図書室となっている。図書以外に、DVD・ビデオ・CS放送を視聴可能。[1]

  • 青葉会館
    • 1階に売店食堂
    • 以前はレポートを提出する際、この売店にしか売っていないレポート用紙(350円)、レポート表紙(50円)を使う事が多かった。現在レポート用紙は販売停止(公式サイトからPDFで利用できる)
    • 営業時間は8:30~16:30(ただし金曜日は~16:00)である。食堂のメニューは、日替わりのご飯類・麺類・単品(各400円)・おかずが1種類の300円メニュー、週替わり(400円)、100円バーガー(ご飯とスープ)がある。ご飯とスープ、お茶はセルフサービス。
    • 2階は学生相談室や合宿室等。
  • 体育館グラウンド

体育館、グラウンド、共に2つずつある。 第1体育館横には武道場があり、剣道場・柔道場となっている。 第2グラウンド横にはテニスコートが敷設されている。

  • その他

プール・クラブハウス・合宿所・マルチラボ(多目的建屋)などがある。

学寮[ソースを編集]

「学生に対して、生活訓練を実施し、規律ある共同生活をとおして、学生の教養を高め、社会の秩序と倫理を重んずる気風を養い将来にわたる人間形成に資すること」を目的として、学寮・鶴友(かくゆう)寮が置かれている。寮の規模は他の高専と比較して大きい。 寮は1号館から7号館で形成され、1号館は女子寮、2~3号館は主に男子1年生、4~7号館は主に男子2~5年生、専攻科生が入寮している。

寮は2人部屋(3年生以上は1人部屋も希望できる)が割り当てられ、トイレ・浴場・洗濯場・食堂などを寮生全員で共用して生活する。男子は1~2年生、女子は1年生の間は全寮制(実家から通う通学生は除く)となる。それ以降は、入寮中の行動を評価した上での選考に残る事で、入寮できる(入寮希望者数に対して、学寮が不足しているため)。

学寮運営の基本方針[ソースを編集]

  1. 勉学と課外活動の拠点としての学寮
  2. 安全、安心、清潔な学寮
  3. 人間性・社会性・公共性をはぐくむ学寮
  4. きめの細かい学生指導と相談体制の整備

日課[ソースを編集]

曜日 月~木 金 (休日の前日) 日 (休日)
週番起床 7:00 -
全員起床 7:10 8:00
洗面・清掃 7:10~7:30 8:00~8:15
点呼 7:30~7:40 -
朝食 7:5~8:40 8:15~9:00
登校 8:45 -
昼食 11:55~12:55 12:00~13:00
夕食 17:45~19:15 17:30~18:45
入浴 17:30~21:00
自習時間 20:00~22:00 - 20:00~22:00
点呼(女子) 21:30 - 21:30
点呼(男子) 22:00 - 22:00
門限(女子) 21:30
門限(男子) 22:00
就寝消灯 23:00

行事[ソースを編集]

  • 4月 - 入寮・新入生歓迎会、寮生総会
  • 5月 - 避難訓練
  • 7月 - サマーフェスティバル、寮内大掃除・閉寮
  • 8月 - 寮内衛生害虫駆除
  • 10月 - 避難訓練、1年生部屋替え
  • 12月 - 寮内大掃除・閉寮
  • 2月 - 寮祭、寮生総会
  • 3月 - 部屋替え(寮内大掃除)・閉寮
    • 平成19年度から夏休みの期間が変更された(8月上旬~9月中旬)

クラブ・同好会[ソースを編集]

クラブ・同好会の参加は自由制であり、複数の部活に同時に兼部することも可能である。(但し、原則3つまで) 2012年4月現在、以下のクラブ・同好会が活動中である。

クラブ
同好会
  • 文学研究会同好会
  • 鉄道研究会同好会
  • ESS同好会
  • マルチメディアリサーチ同好会(MMR)
  • シビックデザイン同好会
  • ソフトボール同好会
  • 合気道同好会

行事[ソースを編集]

高専行事[ソースを編集]

舞鶴高専は高等学校ではないため、主に高専間同士での大会などに参加している。

学校行事[ソースを編集]

3日間に渡って行われる高専祭が、規模も大きく1年で最大の行事である。

4月

  • 新入生歓迎球技大会
  • 新入生合宿研修

5月

  • スポーツフェスタ

11月

  • 高専祭
  • マラソン大会

出身者[ソースを編集]

  • 垣尾省司(博士(工学)(東北大学)、山梨大学准教授、1988年電気工学科卒)
  • 田中邦裕(在学中にさくらインターネットを創業、現在代表取締役社長、1998年電子制御工学科卒)
  • 藤井浩司 早稲田大学政治経済学術院教授(行政学)1973年機械工学科中退
  • 材木正己 日東精工株式会社 代表取締役社長(東証1部)1971年機械工学科卒

関連項目[ソースを編集]

外部リンク[ソースを編集]

  1. ^ [2] 舞鶴工業高等学校 専攻科、2015年6月3日閲覧。