さくらインターネット

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さくらインターネット株式会社
SAKURA Internet Inc.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3778
2005年10月12日上場
本社所在地 日本の旗 日本
541-0054
大阪府大阪市中央区南本町一丁目8番14号
設立 1999年平成11年)8月17日
業種 情報・通信業
事業内容 データセンター事業(ハウジング、専用サーバ)
ホスティング事業(レンタルサーバ)
代表者 田中邦裕(代表取締役社長)
資本金 8億9530万8千円
(2015年3月31日現在)[1]
発行済株式総数 8,677,600株
(2015年3月31日現在)[1]
売上高 105億76百万円
(2015年3月期)[1]
営業利益 9億64百万円
(2015年3月期)[1]
純利益 5億16百万円
(2015年3月期)[1]
純資産 39億57百万円
(2015年3月期)[1]
総資産 140億97百万円
(2015年3月期)[1]
従業員数 266名
(2015年3月31日現在)[2]
決算期 3月31日
主要株主 双日(株) 40.29%
(株)田中邦裕事務所 12.93%
鷲北賢 3.15%
田中邦裕 2.89%
南角光彦 2.58%
SBI証券 2.19%
新村健造 2.09%
萩原保克 1.71%
日本証券金融 1.44%
(2015年3月31日現在)[3]
外部リンク https://www.sakura.ad.jp/
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さくらインターネット株式会社: SAKURA Internet Inc.)は大阪市中央区に本社を置く、ホスティングサーバを中心とするデータセンター事業およびインターネットサービス事業を行う企業である。日本のインターネット黎明期よりホスティングサーバの提供を行っている国内最大手の老舗である。

沿革[編集]

  • 1996年平成8年)12月 - 現代表取締役社長の田中邦裕によってさくらインターネットが創業され、ホスティングサーバ事業を開始。
  • 1997年(平成9年)12月 - エス・アール・エス有限会社が設立され、専用サーバ及びハウジングサービス事業を開始。
  • 1998年(平成10年)4月 - 有限会社インフォレストが設立され、さくらインターネットの事業を継承。
  • 1999年(平成11年)8月 - エス・アール・エス、インフォレストの共同出資によりさくらインターネット株式会社が設立される。
  • 1999年(平成11年)10月 - データセンター事業を開始。
  • 2000年(平成12年)2月 - エス・アール・エスを株式会社へ改組。
  • 2000年(平成12年)4月 - エス・アール・エス株式会社、有限会社インフォレストと合併し、商号をエスアールエス・さくらインターネット株式会社へと変更。
  • 2004年(平成16年)7月 - 商号をさくらインターネット株式会社へ変更。
  • 2005年(平成17年)10月 - 東証マザーズへ上場。
  • 2006年(平成18年)8月 - オンラインゲーム事業を開始。米Turbine社の『ダンジョンズ&ドラゴンズ オンライン ストームリーチ』と『The Lord of The Rings Online』の日本語版を運営。
  • 2007年(平成19年)11月 - オンラインゲーム事業の不振によって、特別損失を計上し債務超過に陥いる。
  • 2008年(平成20年)2月 - 双日第三者割当増資を実施し、同社の持分法適用会社になるとともに、債務超過を解消する。
  • 2009年(平成21年)7月 - さくらインターネット研究所を開設。
  • 2009年(平成21年)9月 - オンラインゲーム事業を終了。
  • 2011年(平成23年)2月 - 連結子会社化を目的として、双日によるTOBを実施。
  • 2011年(平成23年)11月 - クラウドコンピューティングに最適化した日本最大級の郊外型大規模データセンターを北海道石狩市に建設。
  • 2015年(平成27年)11月 - 上場市場をマザーズから東京証券取引所市場第一部へ変更。[4]

特徴[編集]

“高品質かつコストパフォーマンスに優れたサービスを提供する”を経営理念の一つとして掲げ、同業他社と比べても料金が安価な事、また、国内最大級[5]の総計712Gbpsのバックボーン回線(2016年3月25日現在)を有し、日本のインターネットの黎明期から事業を開始していることによる信頼性などから、個人から法人まで幅広く利用されている。2015年7月1日、JPIX東京と100GbE接続を開始した。

サービスでの価格破壊の先陣を切る事が多く、当時1,000~2,000円が相場だったレンタルサーバーを 缶ジュース並(125円)の価格で提供した。そのコストパフォーマンスの高さから、mixiGREE2chはてなニコニコ動画など 日本の大手IT企業のスタートアップ時にはさくらが使われていた。[6]

ハウジングサービスに関しては、豊富な契約プランとセキュリティ性、強力な耐災害性を持ち、有償サポートでラック内にネットワークを構築する場合、目的と予算を伝えれば、あとは任せるといった柔軟な対応も行える。

耐災害性においては、2006年8月14日に三国屋建設クレーン船が起こした接触事故(2006年8月14日首都圏停電)や、2011年3月11日に起こった東日本大震災においても、全てのデータセンターで被害ゼロという実績を残している。

なお2008年12月19日に西新宿データセンターにおいて、変圧器メーカーの組み立てミスに起因する発煙事故が発生している[7]

耐震性については、基本的に震度7の地震にも耐え、自社の無停電電源装置とエンジン発電機によってある程度の間は電源供給ができる構造となっている。また、セキュリティについては、すべての拠点において、出入り口やコロケーションルーム、その他ほとんどの扉がカードキーによる認証によってのみ開錠可能となっている。

約款上の特徴として18禁アダルト向けの内容(ただし創作物のみで、実写は含まず)の公開も認められているため、一時は多くの同人サークルがsakura.ne.jpやdojin.comドメインのウェブサイトを利用していた。

専用サーバの稼動数は国内有数の規模であり、2009年3月末時点で1万台以上の稼動実績がある[8]。また、レンタルサーバについても30万[9]を超えるユーザが利用している。

事業内容[編集]

法人向け[編集]

個人向け[編集]

  • データセンター
    • 専用サーバ
    • レンタルサーバ
    • さくらのメールボックス(電子メール
    • ドメイン取得(レジストラ
    • さくらのVPS
    • さくらのクラウド
    • さくらのブログ

脚注[編集]

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外部リンク[編集]