滝の茶屋駅
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滝の茶屋駅 | |
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駅舎入口(2008年12月) | |
たきのちゃや Takino-chaya | |
◄山陽塩屋 (1.0 km) (0.8 km) 東垂水► | |
所在地 | 神戸市垂水区城が山一丁目 |
所属事業者 | 山陽電気鉄道 |
所属路線 | 本線 |
キロ程 | 7.8 km(西代起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
5,745人/日 -2008年- |
開業年月日 | 1917年(大正6年)4月12日 |
滝の茶屋駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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滝の茶屋駅(たきのちゃやえき)は、兵庫県神戸市垂水区城が山一丁目にある、山陽電気鉄道本線の駅。
駅構造
相対式ホーム2面2線の橋上駅。傾斜面上にあり、山側にのみ出入口(橋上駅舎と同じレベル)がある。改札口は1ヶ所のみ。
近所に盲学校があり、非常時の対策を強化している。駅構内にフレンズショップ(駅売店)がある
2011年春にバリアフリー化工事が完了し、駅内外にエレベーター3基が設置された。
のりば
(海側) | ■本線(下り) | 明石・姫路・網干方面 |
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(山側) | ■本線(上り) | 須磨・三宮・大阪方面 |
※のりば番号が設定されておらず「下り線」「上り線」と呼称される。
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ホーム(2006年6月)
利用状況
駅周辺
平磯緑地の埋め立てが進む前は、浜手側を望む限り山陽本線と国道2号以外にただ大阪湾が広がるのみの駅だった。「どうしてこんな所に駅があるのだろう」と感じた人も多かっただろうが、ふと山手へ眼を転じると、はるか向こうまで続く住宅街に二度驚いたという。
- ジェームス山
- 神戸山手大学グラウンド
- 兵庫県立視覚特別支援学校
- 神戸市立東垂水小学校
- 平磯緑地
- 平磯海づり公園
- 井植記念館
- 神戸東垂水郵便局
- 国道2号
歴史
- 1917年(大正6年)4月12日 - 兵庫電気軌道の塩屋(現・山陽塩屋) - 明石(初代)間延伸時に開業。
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 宇治川電気により合併され、同社の駅となる。
- 1933年(昭和8年)6月6日 - 宇治川電気の鉄道部門が分離され、山陽電気鉄道の駅となる。
- 1987年(昭和62年)12月13日 - この日より新設された通勤特急(現在のS特急)の停車駅となる。
- 1995年(平成7年)
- 2001年(平成13年)3月10日 - 上り朝と下り夕方以降に運転される特急・直通特急の停車駅となる(現在は直通特急に統一)。
駅名の由来
駅の西に滝がかかっており、江戸時代にはこの滝が直接海に落ちていた。この滝は当時数少ない、船用の真水の水場であり、その上の古山陽道に茶屋があったとされる。ちなみにこの滝は、万葉集で志貴皇子(しきのみこ)に詠まれている「岩ばしる 垂水の上の さわらびの もえいづる春に なりにけるかも」の「垂水(=滝)」の地名の元になったものといわれている。
滝の茶屋駅関連の作品
- 映画『ホームレス中学生』(2008年、古厩智之監督・小池徹平主演) ― 主人公の家出先のロケ地として使われた。東側から見た駅舎と、滝の茶屋駅前商店街などが登場。主人公の兄が当駅から上り電車に乗車している。
- 小説『ともだち同盟』(2010年、森田季節・角川書店刊) ― 第二章のタイトルであり、ヒロイン・千里の最寄り駅。駅から見える海や滝の茶屋駅前商店街が描写され、駅名の由来も語られる。
隣の駅
- 山陽電気鉄道
- 本線