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水間寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
水間寺
三重塔
所在地 大阪府貝塚市水間638
位置 北緯34度23分55.89秒 東経135度23分8.18秒 / 北緯34.3988583度 東経135.3856056度 / 34.3988583; 135.3856056座標: 北緯34度23分55.89秒 東経135度23分8.18秒 / 北緯34.3988583度 東経135.3856056度 / 34.3988583; 135.3856056
山号 龍谷山
院号 観音院
宗派 天台宗
寺格 別格本山
本尊 聖観世音菩薩
創建年 伝・天平16年(744年
開山 伝・行基
開基 伝・聖武天皇(勅願)
別称 水間観音
札所等 新西国三十三箇所第4番
和泉西国三十三箇所第26番
南海沿線七福神弁財天
神仏霊場巡拝の道第53番(大阪第12番)
文化財 本堂、三重塔、行基堂ほか(市指定有形文化財
水間千本搗餅つき(市指定無形民俗文化財
公式サイト 水間寺公式ホームページ
法人番号 8120105006088 ウィキデータを編集
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水間寺(みずまでら)は、大阪府貝塚市水間にある天台宗別格本山寺院山号は龍谷山。本尊聖観世音菩薩水間観音の通称で知られる。新西国三十三箇所第4番札所。「水間観音とその周辺」として大阪みどりの百選に選定されている[1]

歴史

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寺伝によれば、行基は病床の聖武天皇の命により、天皇の夢に現れたという観音菩薩を求めていた。そこに白鳥(しらとり)が現れて南西の方向に導かれた。その白鳥は和泉国で羽根だけを残し何処へともなく消え去り(この地は現・貝塚市鳥羽だという)、彷徨いながら北東の方向へ進んで行くと、16人の童子(観音菩薩の化身)に遭遇した(この地は現・貝塚市清児といい、稚児塚の伝承地が現存する)。その童子に案内されると2つの川が合流する「水間」の地に着き誘われた。行基は滝に向かうとそこに竜神が現れ、一寸八分(約6センチメートル)の閻浮陀金の聖観音像を授けられた、と伝わっている。その滝は現在の本堂の裏を流れる秬谷川にあったらしく、現在は岸辺に設置されたフェンスに「聖観音菩薩出現の滝」と墨でかかれたボードが設置されている。そして、行基はこの聖観音像を聖武天皇に捧げたところ、天皇の病は全快した。天皇は、この仏像を現地に祀るようにとの勅命を行基に下すと、天平16年(744年)に行基によってこの地に堂宇が建立された、これが当寺の始まりであるという[2]

建久元年(1190年)に七堂伽藍が完成する[2]

天正13年(1585年)に梵鐘が貝塚本願寺(現・願泉寺)に売却されている[2]。当寺は中世より武家による手厚い保護を受けてきたが、羽柴秀吉による紀州征伐の際には根来寺に与したために、同年に堀秀政の軍勢に攻められて焼失した[2]

文禄5年(1596年)に岸和田城小出秀政によって本堂が再建されている[2]

寛文元年(1661年)に三重塔が再建されている[2]

元禄元年(1688年)に刊行された井原西鶴の『日本永代蔵』の第1話「初午は乗て来る仕合」に「泉州水間寺利生の銭」と記されたことで全国的に知られるようになった[2]。その後、岸和田藩岡部氏 の帰依を受けて元禄年間(1688年 - 1704年)には諸堂宇も再建された。

天明4年(1784年)に火災にあって本堂以下が焼失したが、文政10年(1827年)に岸和田藩主岡部長慎により本堂が再建され[2]天保5年(1834年)には三重塔が再建されている[2]

1925年大正14年)には参拝客を運ぶための水間鉄道水間線が開通している。

1977年昭和52年)に天台宗の別格本山に昇格する[2]

近年、行基菩薩を聖観音像が待つ「降臨の滝」まで導いた十六童子に因み、水間鉄道清児駅を起点に水間観音駅から「水間寺境内」までの間の「厄除け街道」に、障がい者支援施設「土の子陶房」で制作された焼物の「厄除け十六童子・脇導師」一対ずつが16箇所に設置され、参詣者の新しい楽しみとなっている。

境内

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文化財

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貝塚市指定有形文化財

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  • 本堂 附:棟札[3]
  • 三重塔[3]
  • 行基堂[3]
  • 弁財天宮殿[3]

貝塚市指定無形民俗文化財

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  • 水間千本搗餅つき(水間千本搗餅つき若中保存会)[3]

前後の札所

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新西国三十三箇所
3 鶴満寺 - 4 水間寺 - 5 道成寺
和泉西国三十三箇所
25 孝恩寺 - 26 水間寺 - 27 吉祥園寺
南海沿線七福神弁財天
神仏霊場巡拝の道
52 施福寺 - 53 水間寺 - 54 七宝瀧寺

所在地

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  • 大阪府貝塚市水間638

アクセス

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脚注

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  1. ^ 大阪みどりの百選 2025年10月23日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 水間寺 歴史 2025年10月23日閲覧
  3. ^ a b c d e 市指定文化財”. 貝塚市HP. 貝塚市. 2025年10月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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