水森亜土

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
みずもり あど
水森 亜土
本名 里吉 文江
生年月日 (1939-12-23) 1939年12月23日(80歳)
出生地 日本の旗 日本東京府東京市日本橋区(現:東京都中央区日本橋
国籍 日本
職業 イラストレーター歌手女優画家作家
ジャンル イラスト絵画ジャズブルースJ-POP舞台文学
配偶者 里吉しげみ
事務所 劇団未来劇場 亜土工房
公式サイト 亜土ちゃん.com
主な作品

テレビ番組
たのしいきょうしつ
楽曲
ワイワイワールド
南の島のハメハメハ大王

『すきすきソング』
テンプレートを表示

水森 亜土(みずもり あど、本名:里吉 文江[1]1939年12月23日 - )は、日本イラストレーター歌手女優画家作家。「劇団未来劇場」所属。愛称は「あどちゃん」「あどタン」。夫は「劇団未来劇場」の主宰者である里吉しげみ

経歴[編集]

東京府東京市日本橋区(現:東京都中央区日本橋)出身。父は建築家[2]。母親は日本画家の森美子[3]。幼い頃に絵やバレエ、ピアノを習う[4]

中央区立常盤小学校桜蔭中学校・高等学校卒業。ハワイのモロカイハイスクールに遊学し、英語とジャズに触れる。

日劇ミュージックホールで歌手デビュー[5]。英会話雑誌でイラストも描き始める[6]。1964年、のちの夫・里吉しげみ(1965年に結婚[7])の主宰する劇団未来劇場公演「彼も仲間も悪い奴」で初舞台[8]

1965年から、NHKテレビ番組たのしいきょうしつ」で、透明なアクリルボードに歌いながら両手で同時にイラストを描くパフォーマンスでブレイクし話題になる。番組は途中休みを挟んで通算10年間出演[9]

猫のキャラクターやカップルがキスしているイラストを得意とする。アニメ「ひみつのアッコちゃん」のエンディング「すきすきソング」で注目され「Dr.スランプ アラレちゃん」のオープニング・エンディングなど、かわいらしい歌などには積極的に参加している。

その後、「劇団未来劇場」では、看板女優として、役者の他に文字通り看板(ポスターやチラシ)のイラストを担当。女優業や童謡アニメソングの歌手、声優、ジャズシンガーなどとして活動を続ける。現在も、サンスター文具をはじめ各社から亜土ちゃんグッズが多数発売されている。過去には、王子ネピアの紙おむつ「ドレミ」やフェザー安全剃刀の女性向け剃刀「マーメイド」、ロレアルのヘアスプレー等の商品や広告でもマスコットキャラクターとしてイラストが使用されていた。

1994年、長野県松川村の信濃松川美術館に個人美術館“水森亜土館”が併設された[10]。2003年、亜土ちゃんグッズ専門店をオープン[11]。2004年「シャンテ・ラ・レビュー」に出演[12]。2010年東京・弥生美術館でイラスト原画などを展示する「水森亜土展」を開催[13]

2004年ナムコから発売されたPlayStation 2用ゲームソフトのヒット作『塊魂』のサウンドトラックに参加。ゲーム中で使用される挿入歌『真っ赤なバラとジントニック』でボーカルを務める。

エピソード[編集]

  • 一時期、タレントの関根勤が水森の物まねをレパートリーとしてよく披露しており、「笑っていいとも!」では関根が水森のコスプレをしてクイズを出題するコーナーまであった。水森はこの物まねに対して理解を示し、関根と共演したこともあった。
  • 水森は麻雀を嗜む。よく卓を交えたのはアナウンサーの小島一慶や漫画家の福地泡介であり、福地の著書の中には水森の麻雀の打ち筋を描写した一節もある。
  • 得意とするのキャラクターの名前は「ミータン」である。
  • カップルが唇を寄せている絵は、本当はキスをしている訳ではなくいつも微妙にずれている。それは水森が、他人が人前でイチャイチャするのを見るのがあまり好きではないからである。

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

  • 男ケニヤの渡り鳥/何んにも何んにもしてないの(1967年)
  • あいつが何さ/バラをかざろう(1968年2月)
  • すきすきソング(1969年3月1日、岡田恭子の「ひみつのアッコちゃん」B面。『ひみつのアッコちゃん』エンディングテーマ)
  • 大騒ぎのタンゴ(1970年、ザ・ココナッツの「海底3万マイル」B面。『海底3万マイル』挿入歌)
  • ドンペペの歌(1971年、NHKみんなのうた)
  • ぼくはハゼドン(1972年、和泉常寛の「ハゼドン音頭」B面。『ハゼドン』副主題歌)
  • ミミちゃんとパンダ・コパンダ/ねんねんパンダ(1972年。『パンダコパンダ』主題歌)
  • 山口さんちのツトム君ハメハメハ大王(1976年6月20日。『みんなのうた』より)
  • なぜ?/リップル・マリンを知ってるかい?(1976年。『星になったおじいさん』より。A面は益田喜頓と共演)
  • 愛しすぎてるサザエさん/サザエさんの出発進行(1979年5月10日。『まんが名作劇場 サザエさん』主題歌)
  • ワイワイワールド/アレアレアラレちゃん(1981年。『Dr.スランプ アラレちゃん』主題歌)
  • いちばん星み〜つけた(1983年。『Dr.スランプ アラレちゃん』エンディングテーマ)
  • 恋の呪文はアパニャー・ドン!(1983年。ウィス・ダーリアの「Apanya Dong」のカバー、新井武士による日本語詞。B面はカラオケ
  • すきすきソング(1989年4月21日、堀江美都子の「ひみつのアッコちゃん音頭」B面。『ひみつのアッコちゃん』(1988年版)エンディングテーマとしてセルフカバー)
  • へそまがりんちょ(1991年12月5日。『楽しいムーミン一家』オープニングテーマ)
  • ワイワイワールド(1993 ver.)(1993年3月1日。劇場版『Dr.スランプ アラレちゃん』主題歌)

アルバム[編集]

  • 新しい絵かきうた のりもの編(1981年) - 2013年5月5日にCDとして再発
  • MINNY THE MUCHA(2003年)
  • すきすきソングス(2004年) - 小西康陽プロデュースのジャズアルバム 4988064123636/AVCW12363
  • COW COW BOOGIE(2008年)
  • Come On Baby(2011年) - 松尾明&テイク・テン・オーケストラのジャズアルバムにヴォーカルとして参加

コンピレーション[編集]

  • 服部公一こどものうた作品集(1980年。水森は数曲の歌唱とジャケットのイラストを担当)
  • オカシなスイカ(『ひらけ!ポンキッキ』より。1975年発売のLP『ひらけ!ポンキッキ』SKM(H)2229収録)
  • いたずラッコ(『みんなのうた』1986年放送)
  • ごはんがとおる(『母と子のテレビ絵本』より。1992年6月19日発売のアルバム『NHK「母と子のテレビ絵本」ごはんがとおる』収録)
  • ビビディ・バビディ・ブー(『シンデレラ』より。2003年発売のアルバム『Readymade Digs Disney』収録)
  • 真っ赤なバラとジントニック(2004年。『塊魂サウンドトラック「塊フォルテッシモ魂」』収録)

出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

テレビ番組[編集]

映画[編集]

劇場アニメ[編集]

  • 長靴猫シリーズ(東映) - チビ猫殺し屋
    • 長靴をはいた猫(1969年)
    • ながぐつ三銃士(1972年)
    • 長靴をはいた猫 80日間世界一周(1976年)

テレビCM[編集]

著書[編集]

  • 『亜土のおしゃれ料理』潮文社、1978年
  • 『イラスト青春アドバイス』岩波ジュニア新書、1986年
  • 『甘い恋のジャム』ブルース・インターアクションズ、2002年
  • 『Ado museum』小学館、2003年
  • 『水森亜土カード&レターbook』小学館、2004年
  • 『亜土ちゃんのだーいすき』(ポップアップハートえほん 2) ポプラ社、2005年
  • 『亜土ちゃんのちゅ』(ポップアップハートえほん 1)ポプラ社、2005年
  • 『亜土ちゃんのあーそぼっ』(ポップアップハートえほん 4) ポプラ社、2005年
  • 『亜土ちゃんのいっしょ』(ポップアップハートえほん) ポプラ社、2005年
  • 『ひとりぼっちのバラ』作・絵. 教育画劇、2005年
  • 『Love message for you』主婦の友社、2009年
  • 『ADO MIZUMORI FOREVER 水森亜土イラストレーション作品集』メディアファクトリー、2011年
  • 『右向け~っ、左!!』 河出書房新社、2020年

共著[編集]

  • 石井好子と水森亜土の料理の絵本 [1] (卵とわたし)』女子栄養大学出版部、1978年、のち角川文庫
  • 『石井好子と水森亜土の料理の絵本 [2] (ご飯とわたし)』女子栄養大学出版部、1979年、のち角川文庫
  • 『石井好子と水森亜土の料理の絵本 [3] (サラダとわたし)』女子栄養大学出版部、1979年、のち角川文庫
  • 『石井好子と水森亜土の料理の絵本 4 (ポテトとわたし)』女子栄養大学出版部、1980年、のち角川文庫
  • 『Sunny : Risa Hirako & Ado Mizumori』平子理沙共著 メディアファクトリー、2011年

関連図書[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ 水森亜土(みずもり あど)とは - コトバンク
  2. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
  3. ^ 読売人物データベース
  4. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
  5. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
  6. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
  7. ^ 読売人物データベース
  8. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
  9. ^ 読売人物データベース
  10. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
  11. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
  12. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
  13. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報

外部リンク[編集]