川西翔太

名前
愛称	ショータ
カタカナ	カワニシショウタ
ラテン文字	KAWANISHI Shota
基本情報
国籍	日本
生年月日	1988年10月28日（35歳）
出身地	奈良県奈良市
身長	177cm
体重	72kg
選手情報
在籍チーム	カマタマーレ讃岐
ポジション	FW (ST) / MF（DH）
背番号	10
利き足	右足
クラブ1
	1. 国内リーグ戦に限る。2023年7月3日現在。; ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

川西翔太（かわにししょうた、1988年 10月28日 - ）は、奈良県奈良市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・カマタマーレ讃岐所属。登録ポジションはミッドフィールダー。

来歴[編集]

プロ入り前[編集]

地元の奈良FCで本格的にサッカーを始める。2004年、青森県の強豪高である青森山田高校にサッカー留学。2年次の2005年にはインターハイ制覇を経験。3年次にはストライカーとして司令塔のベロカル・フランクら共に青森山田の攻撃サッカーを支えた。

2007年に関西に戻って大阪体育大学に進学（同期に藤春廣輝、村田和哉など）。2008年にはチームは関西学生リーグ2部所属ながら総理大臣杯を勝ち進み、決勝戦では川西が2ゴールを挙げ、大体大にとって22年ぶりとなる優勝に貢献した。2010年 9月5日、天皇杯2回戦でガンバ大阪と対戦。2-6の大差で敗れはしたもののJクラブ相手から1ゴールを決めた。同年10月には、練習生として参加していたG大阪・京都サンガF.C.の選手として関西SULでプレーした。

プロ入り後[編集]

2011年、J1・ガンバ大阪に入団^[1]。同年4月24日、J1第7節のサンフレッチェ広島戦でリーグ戦初出場を果たし、初得点も決めた。11月19日のJ1第32節アルビレックス新潟戦では2点ビハインドの状況から2得点を挙げる活躍を見せた。しかし、11月29日の練習中に右けい腓骨々幹部骨折の重傷を負い、全治6カ月と診断された。2012年11月、約1年ぶりに公式戦復帰を果たした。

2014年シーズンはモンテディオ山形へ期限付き移籍^[2]。シーズン中盤から2シャドーの一角としてレギュラーの座を掴み、山形のJ1昇格に貢献した。

2015年、山形に完全移籍^[3]。同年は自身にとって3年振りのJ1でのプレーとなったが、リーグ戦23試合に出場したものの得点を挙げることはできずチームのJ2降格を食い止める事はできなかった。翌2016年はキープ力と前線からのプレスを買われボランチに転向し^[4]、リーグ戦37試合に出場。

2017年、大分トリニータに完全移籍^[5]。シーズン途中からボランチとしてレギュラーに定着し^[6] 前年と同じく37試合に出場した。

大分2年目の2018年は、チーム内競争の激化の影響を受け^[7] 先発機会は4試合と前年と比べ出場機会を減らしていたが、同様にメンバーに入っていない選手達と「チャンスが来たときにちゃんとやれるよう腐らずにやろう」と言い合いながら共に練習を過ごした他^[8]、チームメイトの修行智仁からは「こういうときこの状況のためにお前が入ってるんやぞ」と声を掛けられていた^[7]^[8]。チームがJ1昇格争いを演じていた第41節・金沢戦にて、スコア1-1の後半21分に9試合振りの出場を果たす。同41分に松本怜からのパスを受けると「ゴールまでのイメージができていた」と相手ペナルティエリアの左隅付近からドリブルで切り込み^[7]、決勝点となるゴールを奪う活躍を見せた。

2019年より、FC岐阜に期限付き移籍で加入^[9]。リーグ戦22試合の出場でチーム得点ランキングトップの8得点を記録したが、チームはJ2最下位に終わりJ3リーグ降格の憂き目に遭うこととなった。翌年も期限付き移籍期間を延長し岐阜に残留^[10]。自身初のJ3でのプレーとなったがリーグ戦全試合に出場し、プロ入り後初の2ケタ得点を達成した。

2021年、岐阜に完全移籍^[11]。チームは2年連続でJ2昇格を果たせなかったが、前年を更に上回る13得点を記録。28歳時に受賞した藤本憲明（2017年）を5歳上回り、史上最年長となる33歳でのJ3得点王受賞となった^[12]。

2022年、カターレ富山に完全移籍^[13]。

2023年7月3日、カマタマーレ讃岐に期限付き移籍^[14]。

プレースタイル・評価[編集]

キープ力のあるドリブルと裏へ抜けるスピード、シュート力が武器のフォワード^[1]。大学時代にはトップ下やサイドハーフのポジションもこなした^[15]。

人物・エピソード[編集]

中学時代に所属した奈良FCの先輩に元ガンバ大阪のGKである松代直樹がいる。
関西2部リーグ所属だった大体大から川西を含む3人の選手が2011年度、Jリーグ入りを果たした。藤春廣輝は同じくガンバ大阪に、村田和哉はセレッソ大阪に入団した^[16]。
FC大阪に所属していた川西誠は実弟である（2021年で現役引退）^[17]。

所属クラブ[編集]

奈良FCジュニア
2001年 - 2003年奈良FC
2004年 - 2006年青森山田高校
2007年 - 2010年大阪体育大学
2011年 - 2014年ガンバ大阪
- 2014年モンテディオ山形（期限付き移籍）
2015年 - 2016年モンテディオ山形
2017年 - 2020年大分トリニータ
- 2019年 - 2020年 FC岐阜（期限付き移籍）
2021年 FC岐阜
2022年 - カターレ富山
- 2023年7月 - カマタマーレ讃岐（期限付き移籍）

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度	クラブ	背番号	リーグ	リーグ戦		リーグ杯		オープン杯		期間通算
年度	クラブ	背番号	リーグ	出場	得点	出場	得点	出場	得点	出場	得点
日本				リーグ戦		リーグ杯		天皇杯		期間通算
2008	大体大	20	-	-		-		3	3	3	3
2010	大体大	10	-	-		-		2	5	2	5
2011	G大阪	18	J1	8	4	1	0	2	1	11	5
2012			J1	2	0	0	0	0	0	2	0
2013			J2	15	2	-		1	0	16	2
2014	山形	29	J2	26	6	-		5	1	31	7
2015		29	J1	23	0	5	0	4	4	32	4
2016		18	J2	37	1	-		2	1	39	2
2017	大分	48		37	2	-		0	0	37	2
2018	大分	48		23	2	-		1	0	24	2
2019	岐阜	5		22	8	-		1	0	23	8
2020		10	J3	34	10	-		-		34	10
2021		10		26	13	-		0	0	26	13
2022	富山	18		29	7	-		1	0	30	7
2023	富山	18		2	0	-		0	0	2	0
2023	讃岐	48		17	2	-		-		17	2
通算	日本		J1	33	4	6	0	6	5	45	9
	日本		J2	160	21	-		10	2	170	23
	日本		J3	108	32	-		1	0	109	32
	日本		他	-		-		5	8	5	8
総通算				307	57	6	0	22	15	329	72

その他の公式戦

2014年
- J1昇格プレーオフ 2試合0得点
2023年
- 富山県サッカー選手権大会 1試合0得点

国際大会個人成績
年度	クラブ	背番号	出場	得点
AFC			ACL
2011	G大阪	18	0	0
2012	G大阪	18	0	0
通算	AFC		0	0

Jリーグ初出場・初得点 - 2011年4月24日 J1第7節 vsサンフレッチェ広島（広島ビッグアーチ）

タイトル[編集]

クラブ[編集]

青森山田高校

全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会：1回（2005年）

大阪体育大学

大阪サッカー選手権大会：2回（2007年、2010年）
総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント：1回（2008年）

ガンバ大阪

Jリーグディビジョン2：1回（2013年）

FC岐阜

岐阜県サッカー選手権大会：1回（2021年）

カターレ富山

富山県サッカー選手権大会：2回（2022年、2023年）

個人[編集]

J3リーグ得点王：1回（2021年）
J3リーグ月間MVP：1回（2021年3月）

選抜歴[編集]

2009年関西大学選抜A
2010年関西大学選抜A

脚注[編集]

^ ^a ^b 大阪体育大学 FW川西翔太(かわにししょうた) 選手 2011年ガンバ大阪新加入選手として仮契約ガンバ大阪オフィシャルサイト、2010年10月23日
^ 川西翔太選手ガンバ大阪より期限付き移籍加入のお知らせモンテディオ山形公式サイト、2013年12月25日
^ 川西翔太選手ガンバ大阪より完全移籍のお知らせモンテディオ山形公式サイト、2015年1月7日
^ 山形　新境地開くボランチ川西で今度こそ開幕初勝利日刊スポーツ,2016年4月22日,2018年5月9日閲覧
^ 川西翔太選手　モンテディオ山形より完全移籍加入のお知らせ大分トリニータ,2016年12月28日,2018年5月9日閲覧
^ “元FW”川西が今季初ゴール!3試合ぶり白星の大分が7位浮上ゲキサカ、2017年10月1日、2018年2月19日閲覧
^ ^a ^b ^c “土壇場　川西ズドン　９試合ぶり出場、勝ち越し弾” (2018年11月11日). 2018年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月20日閲覧。
^ ^a ^b “MF 48 川西翔太「パスの移動中にゴールまでのイメージができていた”. 大分トリニータ (2018年11月11日). 2018年11月20日閲覧。
^ 『川西翔太選手、大分トリニータ（Ｊ１）より期限付き移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）FC岐阜、2018年12月25日。2018年12月25日閲覧。
^ 『川西翔太選手、期限付き移籍期間延長のお知らせ』（プレスリリース）FC岐阜、2020年1月17日。2021年1月4日閲覧。
^ 『川西翔太選手、大分トリニータ（Ｊ１）より完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）FC岐阜、2021年1月9日。2021年1月10日閲覧。
^ “J3で“歴代最年長得点王”となったFC岐阜のエース　自身の武器を磨き続けた32歳”. マガジンゲート株式会社 (2021年12月6日). 2021年12月6日閲覧。
^ 『川西翔太選手　FC岐阜より完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）カターレ富山、2021年12月23日。2021年12月24日閲覧。
^ 『【トップチーム】川西翔太選手カターレ富山より期限付き移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）カマタマーレ讃岐、2023年7月3日。2023年7月3日閲覧。
^ 拝啓ガンバ大阪サポーター様　川西翔太（大体大）関西学生サッカーPRESS、2011年1月14日
^ 今季2部の大体大からJ1入り3人！…関西学生リーグスポーツ報知、2010年12月13日
^ FC大阪、新加入選手をお披露目（ウェイバックマシン、2013年3月9日） - http://soccernow.jp/futsal-non-professional-others/chiiki-league/2013/0301/172316/

外部リンク[編集]

川西翔太 - Soccerway.com (英語)
川西翔太 - FootballDatabase.eu (英語)
川西翔太 - WorldFootball.net (英語)
川西翔太 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
川西翔太 - J.League Data Siteによる選手データ
川西翔太 (@sho___tta) - X（旧Twitter）
川西翔太オフィシャルブログ by LaBOLA

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[contract-1] 大阪体育大学 FW川西翔太(かわにししょうた) 選手 2011年ガンバ大阪新加入選手として仮契約ガンバ大阪オフィシャルサイト、2010年10月23日

[2] 川西翔太選手ガンバ大阪より期限付き移籍加入のお知らせモンテディオ山形公式サイト、2013年12月25日

[3] 川西翔太選手ガンバ大阪より完全移籍のお知らせモンテディオ山形公式サイト、2015年1月7日

[4] 山形　新境地開くボランチ川西で今度こそ開幕初勝利日刊スポーツ,2016年4月22日,2018年5月9日閲覧

[5] 川西翔太選手　モンテディオ山形より完全移籍加入のお知らせ大分トリニータ,2016年12月28日,2018年5月9日閲覧

[6] “元FW”川西が今季初ゴール!3試合ぶり白星の大分が7位浮上ゲキサカ、2017年10月1日、2018年2月19日閲覧

[oitagodo-7] “土壇場　川西ズドン　９試合ぶり出場、勝ち越し弾” (2018年11月11日). 2018年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月20日閲覧。

[trinita181111-8] “MF 48 川西翔太「パスの移動中にゴールまでのイメージができていた”. 大分トリニータ (2018年11月11日). 2018年11月20日閲覧。

[9] 『川西翔太選手、大分トリニータ（Ｊ１）より期限付き移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）FC岐阜、2018年12月25日。2018年12月25日閲覧。

[10] 『川西翔太選手、期限付き移籍期間延長のお知らせ』（プレスリリース）FC岐阜、2020年1月17日。2021年1月4日閲覧。

[11] 『川西翔太選手、大分トリニータ（Ｊ１）より完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）FC岐阜、2021年1月9日。2021年1月10日閲覧。

[12] “J3で“歴代最年長得点王”となったFC岐阜のエース　自身の武器を磨き続けた32歳”. マガジンゲート株式会社 (2021年12月6日). 2021年12月6日閲覧。

[13] 『川西翔太選手　FC岐阜より完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）カターレ富山、2021年12月23日。2021年12月24日閲覧。

[14] 『【トップチーム】川西翔太選手カターレ富山より期限付き移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）カマタマーレ讃岐、2023年7月3日。2023年7月3日閲覧。

[15] 拝啓ガンバ大阪サポーター様　川西翔太（大体大）関西学生サッカーPRESS、2011年1月14日

[16] 今季2部の大体大からJ1入り3人！…関西学生リーグスポーツ報知、2010年12月13日

[17] FC大阪、新加入選手をお披露目（ウェイバックマシン、2013年3月9日） - http://soccernow.jp/futsal-non-professional-others/chiiki-league/2013/0301/172316/

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表話編歴 J3得点王
2010年代	14: 鈴木孝司 15: 岸田和人 16: 藤本憲明 17: 藤本憲明 18: レオナルド 19: 原大智
2020年代	20: 谷口海斗 21: 川西翔太 22: 有田稜 23: 小松蓮
得点王(J1 - J2 - J3) - 記念ゴール(J1 - J2 - J3)