作並駅

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作並駅
新駅舎正面(2009年8月)
新駅舎正面(2009年8月)
さくなみ
Sakunami
熊ケ根 (5.0km)
(5.1km) 奥新川
所在地 仙台市青葉区作並字相ノ沢27-2
所属事業者 JR logo (east).svg東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 仙山線
キロ程 28.7km(仙台起点)
電報略号 サミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
192人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1931年昭和6年)8月30日[1]
備考 簡易委託駅
仙 仙台市内
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作並駅(さくなみえき)は、宮城県仙台市青葉区作並字相ノ沢にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙山線である。

仙台方面からの普通列車の一部が当駅で折り返す。

歴史[編集]

仙山東線の延長により、1931年に開業したが、当時は駅の周辺に人家が3軒しかなかった[2]。駅の設置をきっかけに鉄道職員の住居が作られるなどして、集落が形成された。

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅。互いのホームは構内踏切を横断して渡る。仙台方には、旧作並機関区の名残の機関庫があり、転車台も残されており[5]、現在は保線基地として活用されている。線路の南側に木造駅舎があり、出入口はこの一箇所である。ホームから駅舎への降り口に作並こけしの大きな模型と、交流電化発祥の碑がある。

愛子駅管理の簡易委託駅(作並観光案内所受託)で、日中のみ案内所の係員が配置される。乗車駅証明書発行機、窓口(POS端末設置)、簡易Suica改札機設置。かつては急行「べにばな」の間合いで使われていた列車の夜間滞泊が設定されていた。

JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅である。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 仙山線 下り 山形方面
2・3 仙山線 上り 仙台方面
  • 3番線は本来副本線であるが、構内踏切による線路干渉を避けるため、上り列車は3番線を優先して使用し、3番線に折り返し列車が停車している場合のみ2番線に入線する。

利用状況[編集]

1960年代前半が400人台でもっとも多かったが、1960年代後半から急激に減少し、1993年度には88人にまで落ち込んだ。翌年に233人になり、以後200人台 - 100人台で推移している。

乗車人員等推移[6]
年度 一日平均乗車人員 貨物発 貨物着
1957 377 4.7t 9.1t
1960 433 3.2t 4.5t
1970 216 5t 32t
1980 140 1t 11t
1990 289
1999 251
2000 252
2001 249
2002 235
2003 237
2004 240
2005 233
2006 225
2007 229
2008 206
2009 189
2010 179
2011 142
2012 167
2013 165
2014 194
2015 206
2016 192
一日平均乗車人員(単位:人/日)

駅周辺[編集]

駅の北は山で、駅前から南に、ごく短い宮城県道133号作並停車場線を経て、国道48号に通じる。周辺は作並地区の中心で、住宅が集まるが、商店街はない。

江戸時代に作並村の中心だった宿場は広瀬川沿いの上流方向にあった。作並温泉は、さらに上流、駅から北西へ約2キロメートル離れたところにある。

下流方向、東にめだつ山は、鎌倉山である。ゴリラ山の愛称は、この方面から見上げた稜線がゴリラの横顔に似ているためについた。山の麓を通り過ぎたところ、駅から東に約1.5キロメートルのところに、ニッカウヰスキー仙台工場(宮城峡蒸留所)がある。

転車台[編集]

作並駅の転車台は、仙台から列車を牽引してきた蒸気機関車が向きを変えるための下路式転車台である[7]。下路式なのは、雨水の自然排水には限度があり深くできないことと、北側斜面の地山が近いため地盤が固く掘りにくいことが原因と考えられている[8]。 長さは約18m、幅は3m、高さは4mである。鉄骨が錆びており、運転台が壊れている。それでも取り囲む円形軌条を含めばだいたい当時の形をとどめている[5]。 1960年台後半、全線電化とSL廃止で、転車台は使われなくなり、作並駅では土砂に埋められていた。しかしその後2014年に、市民団体「関山街道フォーラム協議会」が委員会を設立し、同年3月掘り起こした[5]。 JR仙山線には作並駅の他に山寺駅にも、山形からきた機関車の向きを変える転車台がある[7]

バス路線[編集]

作並温泉へは、国道48号沿いに「作並駅前」停留所があり、仙台市営バス作並温泉行が1時間に1本運行。駅前の「作並駅」停留所からは、八ツ森、白沢車庫行のみ発車する。かつては作並駅バス停を経由しての作並温泉行も設定されていたが、旅館の送迎バスが列車発着時に運行しているために廃止になった。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
仙山線
快速
愛子駅 - 作並駅 - 山寺駅
普通
熊ケ根駅 - *西仙台ハイランド駅 - 作並駅 - *(臨)八ツ森駅 - 奥新川駅
*打消線は廃駅

脚注[編集]

  1. ^ a b “JR作並駅 85周年イベント”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年9月1日) 
  2. ^ 朝日新聞仙台支局・編『宮城風土記』第1巻、宝文堂、1984年、123頁。
  3. ^ “<東仙台駅>築74年の木造駅舎お別れ”. 河北新報 ONLINE NEWS (河北新報社). (2015年9月9日). オリジナル2016年3月23日時点によるアーカイブ。. http://megalodon.jp/2016-0323-0100-30/www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150909_13020.html 2016年3月23日閲覧。 
  4. ^ Suica の一部サービスをご利用いただける駅が増えます - 2013年11月29日東日本旅客鉄道株式会社
  5. ^ a b c JR仙山線作並駅 転車台威容現す 市民グループが発掘 - 2014年5月4日河北新報
  6. ^ 1957年から1964年までは『宮城町誌』本編701頁。
  7. ^ a b [仙山線パネル展 –新幹線は仙山線から始まった]. p.2
  8. ^ [仙山線の魅力再発見]. p.69-70

参考文献[編集]

  • 宮城町誌編纂委員会『宮城町誌』本編、宮城町役場、1969年。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 作並駅(各駅情報) - 東日本旅客鉄道