伊藤之雄

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伊藤 之雄
人物情報
生誕 1952年????
日本の旗 日本福井県
出身校 京都大学
学問
研究機関 京都大学
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伊藤 之雄(いとう ゆきお、1952年[1] - )は、日本歴史学者京都大学名誉教授博士(文学)。専門は、近・現代日本政治外交史[1]

略歴[編集]

福井県[1]生まれ。岐阜県立大垣南高等学校[2]を経て、1976年京都大学文学部卒業[3]。同大学院文学研究科修士課程修了[2]1981年、同博士課程満期退学[3]

1988年京都薬科大学専任講師[3]。1990年名古屋大学文学部助教授[3]1993年3月23日博士(文学)(京都大学、博士論文『大正デモクラシーと政党政治』[4])。

1994年京都大学大学院法学研究科教授[1][3]1995年ハーバード・イェンチン研究所ライシャワー日本研究所で研究(-1997年[5]京都大学公共政策大学院兼担教授を経て、2018年3月定年退職[6]

学外では、1999年から京都市政史編さん委員会にかかわり、代表[1]を務めた(-2014年)。

2012年2月、『昭和天皇伝』で第15回司馬遼太郎賞を受賞[7][8]

先輩に当たる今谷明は2007年に「気鋭の近代政治史家」と評している[9]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『大正デモクラシーと政党政治』山川出版社、1987年11月。ISBN 4-634-61590-8
  • 『大正デモクラシー――民衆の登場』岩波書店岩波ブックレット シリーズ日本近代史 no.12〉、1992年4月。ISBN 4-00-003422-7
  • 『立憲国家の確立と伊藤博文――内政と外交 1889~1898』吉川弘文館、1999年7月。ISBN 4-642-03687-3
  • 『立憲国家と日露戦争――外交と内政 1898~1905』木鐸社、2000年7月。ISBN 4-8332-2293-0
  • 『政党政治と天皇-日本の歴史(22)』講談社、2002年9月。ISBN 4-06-268922-7
  • 『昭和天皇と立憲君主制の崩壊』名古屋大学出版会、2005年5月。ISBN 4-8158-0514-8
  • 『明治天皇――むら雲を吹く秋風にはれそめて』ミネルヴァ書房日本評伝選〉、2006年9月。ISBN 4-623-04719-9
  • 『元老西園寺公望――古希からの挑戦』文藝春秋文春新書〉、2007年12月。ISBN 978-4-16-660609-2
  • 『山県有朋――愚直な権力者の生涯』文藝春秋〈文春新書〉、2009年2月。ISBN 978-4-16-660684-9
  • 『伊藤博文――近代日本を創った男』講談社、2009年11月。ISBN 978-4-06-215909-8
    • 『伊藤博文――近代日本を創った男』講談社学術文庫、2015年3月。ISBN 978-4-06-292286-9
  • 『京都の近代と天皇――御所をめぐる伝統と革新の都市空間 1868~1952』千倉書房、2010年9月。ISBN 978-4-8051-0951-9
  • 『昭和天皇伝』文藝春秋、2011年7月。ISBN 978-4-16-374180-2
  • 『伊藤博文をめぐる日韓関係――韓国統治の夢と挫折1905-1921』ミネルヴァ書房、2011年9月。ISBN 978-4-623-06120-4
  • 『原敬――外交と政治の理想 』講談社〈講談社選書メチエ(上・下)〉、2014年12月。ISBN 4-06-258592-8ISBN 4-06-258593-6
  • 『元老――近代日本の真の指導者たち』中央公論新社中公新書〉、2016年6月。ISBN 978-4-12-102379-7
  • 『「大京都」の誕生-都市改造と公共性の時代 1895-1931年』ミネルヴァ書房、2018年2月
  • 『大隈重信――「巨人」が築いたもの』中央公論新社〈中公新書(上・下)〉、2019年7月

編著[編集]

  • 『近代京都の改造――都市経営の起源 1850~1918年』ミネルヴァ書房〈Minerva日本史ライブラリー 17〉、2006年4月。ISBN 4-623-04517-X
  • 『原敬と政党政治の確立』千倉書房、2014年7月。ISBN 4-8051-1039-2

共編著[編集]

  • 『環太平洋の国際秩序の模索と日本――第一次世界大戦後から五五年体制成立』川田稔編、山川出版社、1999年11月。ISBN 4-634-52080-X
  • 『理解しやすい日本史B』井上満郎藤田覚共編著、文英堂〈シグマベスト〉、2001年/新課程版、2003年、2008年/改訂版、2009年、2014年。ISBN 4-578-01022-8 - 学習テクスト。
  • 『二〇世紀日米関係と東アジア』川田稔編、風培社、2002年4月。ISBN 4-8331-4032-2
  • 『二〇世紀日本の天皇と君主制――国際比較の視点から一八六七~一九四七』川田稔編、吉川弘文館、2004年3月。ISBN 4-642-03762-4
  • 『20世紀日本と東アジアの形成――1867~2006』川田稔、ミネルヴァ書房〈Minerva人文・社会科学叢書 120〉、2007年5月。ISBN 978-4-623-04842-7
  • 『伊藤博文と韓国統治――初代韓国統監をめぐる百年目の検証』李盛煥編、ミネルヴァ書房〈シリーズ・人と文化の探究 6〉、2009年6月。ISBN 978-4-623-05439-8
  • 『日本の歴史 近世・近現代編』藤井讓治編、ミネルヴァ書房、2010年5月。ISBN 978-4-623-05591-3
  • 『実録 昭和天皇(別冊宝島 2320)』伊藤之雄監修、宝島社、2015年3月。ISBN 978-4800236876
  • 『日本政治史の中のリーダーたち 明治維新から敗戦後の秩序変容まで』中西寛共編、京都大学学術出版会、2018年3月。ISBN 978-4-8140-0140-8

門下生[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 京都新聞 政治家論 (3) 真剣な姿勢 歴史学者 伊藤之雄さん
  2. ^ a b 伊藤 之雄 - 京都大学 教育研究活動データベース
  3. ^ a b c d e 教員プロフィール/伊藤之雄 - 京都大学法科大学院
  4. ^ 伊藤之雄 (1993年3月23日). “大正デモクラシーと政党政治”. 京都大学. 2011年10月22日閲覧。
  5. ^ 伊藤之雄『昭和天皇伝』文藝春秋、2011年7月。ISBN 978-4-16-374180-2561頁
  6. ^ 京都新聞. “京都の国公立大教授、78人定年退職 京大・若島正教授ら : 京都新聞”. www.kyoto-np.co.jp. 2018年8月7日閲覧。
  7. ^ 横山由紀子 (2012年2月16日). “司馬遼太郎賞・伊藤之雄さん『昭和天皇伝』 公私両面から実像に迫る+(1/2ページ)”. MSN産経ニュース (産経新聞社). オリジナルの2012年2月16日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120216205852/http://sankei.jp.msn.com/life/news/120216/art12021608000003-n1.htm 2012年7月10日閲覧。 
  8. ^ 第15回司馬遼太郎賞”. 司馬遼太郎記念館. 2012年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月10日閲覧。
  9. ^ 「天皇の歴史」『中央公論』2007-01「特集日本史を学び直すための130冊-当代の専門家、評論家が厳選した珠玉の本の数々を手に、いざ歴史の大海原へ」
  10. ^ 『加藤高明と政党政治-二大政党制への道-』山川出版社、2006年、422頁

外部リンク[編集]