京都薬科大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
京都薬科大学
京都薬科大学正門。門の奥に見えるのは愛学館。
京都薬科大学正門。
門の奥に見えるのは愛学館。
大学設置 1949年
創立 1884年
学校種別 私立
設置者 学校法人京都薬科大学
本部所在地 京都市山科区御陵中内町5
キャンパス 山科(京都市山科区)
学部 薬学部
研究科 薬学研究科
ウェブサイト 京都薬科大学公式サイト
テンプレートを表示

京都薬科大学(きょうとやっかだいがく、英語: Kyoto Pharmaceutical University)は、京都市山科区御陵中内町5に本部を置く日本私立大学である。1949年に設置された。大学の略称は京薬、KPU。

概要[編集]

1884年(明治17年)ドイツ人教師ルドルフ・レーマンによって創立された京都私立独逸学校に始まる、薬系私立大学では日本で2番目の歴史と伝統を持つ。1892(明治25)年に私立京都薬学校、1919(大正8)年に京都薬学専門学校を経て、1949(昭和24)年に京都薬科大学へと昇格した。

教育理念[編集]

その建学の精神である「愛学躬行」(あいがくきゅうこう)は今に受け継がれている。

「愛学躬行」という言葉は、ラテン語の“Philosophia et Praktikos"を翻訳したもので、Philosophiaは「愛知」や「哲学」を意味する。Praktikosは「実践」や「躬行」を意味する。躬行という言葉は「言ったことを自ら実際に行うこと」で有言実行に近い。「愛学躬行」の基となったラテン語の"Philosophia et Praktikos"という言葉をエントランスホールの正面に掲げ、本学の建学の精神として末永く伝えることとしている。

沿革[編集]

ルドルフ・レーマン
  • 1884 ドイツ人博士ルドルフ・レーマンに学んだ人々が協力し、上京区(現在は中京区)富小路夷川下ルに京都私立独逸学校を創立 後に別科として薬学科を開設
  • 1892 薬学科を廃し、私立京都薬学校を設立
  • 1898 上京区(現在は左京区)夷川通川端東入ル秋築町に移転
  • 1902 医学予備校を廃止
  • 1919 専門学校令により京都薬学専門学校を設立 私立京都薬学校を廃止
  • 1932 東山区(現在は山科区)山科御陵中内町に校舎(本館・1号館-2000年5月解体、2号館-2008年3月解体)を新築し移転
  • 1949 学校教育法により「京都薬科大学」が認可
  • 1952 京都薬学専門学校を廃止
  • 1956 東山区(現在は山科区)山科御陵中筋町に運動場を建設
  • 1959 図書館建設(2010年6月解体)
  • 1962 薬学部製薬化学科増設
  • 1964 創立80周年記念事業の一環として2ヶ年計画で校舎の増改築を実施
  • 1965 5号館建設(2006年2月解体)
  • 1966 4号館建設(2006年1月解体)、6号館建設(2010年6月解体)
  • 1965 大学院薬学研究科修士課程設置
  • 1968 伏見区日野林に薬用植物園移転拡充
  • 1970 動物研究センター(旧中央動物研究施設)建設(2013年9月解体)
  • 1971 山科区御陵四丁野町(本校地より南約50m)に新校地を購入
  • 1972 中央講堂兼体育館建設(2014年5月解体・2016年2月新築完成予定)
  • 1973 南校舎(教養課程)建設(2012年2月解体) 薬学部生物薬学科増設 3学科制となる 育心館(旧8号館)建設
  • 1974 図書館書庫増築(2010年6月解体)
  • 1976 製薬化学科、生物薬学科の入学定員増員。
  • 1977 大学院薬学研究科博士後期課程設置
  • 1979 放射性同位元素研究センター建設(2007年12月解体)
  • 1981 大学ホール建設(2008年3月解体) 動物研究センター改修(2013年9月解体)
  • 1983 教育研究総合センター(旧3号館)建設
  • 1984 創立100周年
  • 1985 滋賀県滋賀郡志賀町に蓬莱セミナーハウス建設(2008年3月売却)
  • 1986 山科区御陵四丁野町(南校舎隣接地)に新校地を購入 テニスコート建設
  • 1988 S棟(旧生命薬学研究所)建設
  • 1993 大学院薬学研究科修士課程入学定員増員
  • 1994 創立110周年
  • 1995 大学入試センター試験導入
  • 1997 臨床薬学研修センター、情報処理センターの設置
  • 1999 大学院修士課程に臨床薬学専攻設置 創薬科学フロンティア研究センター建設
  • 2001 学生会館Pavot(パボ)建設
  • 2003 愛学館(前期)建設 愛学館3階に愛学ホール完成
  • 2004 創立120周年
  • 2005 愛学館(後期)建設 薬学6年制課程学生募集開始、薬学4年制課程学生募集停止
  • 2006 薬学6年制課程設置
  • 2007 S棟改修およびRIセンター移転 臨床薬学教育研究センター建設
  • 2009  大学基準協会による機関別認証評価の認定をうける[1]
  • 2010 躬行館建設 育心館改修 大学院薬学研究科薬科学専攻博士前期課程設置
  • 2011 中央庭園建設、奏楽館建設 薬用植物園補助園完成 生涯教育センター設置
  • 2012 大学院薬学研究科薬学専攻博士課程および薬科学専攻博士後期課程設置
  • 2013 バイオサイエンス研究センター建設
  • 2014 創立130周年 南風館建設 南校地整備(部室棟、危険物・廃溶剤倉庫棟、警備員室、外構)

教育および研究[編集]

学部・学科[編集]

2006年度入学生から薬学6年制を採用している[2]

4年制時代には以下の3学科があった。

  • 薬学部(4年制)
    • 薬学科
    • 製薬化学科
    • 生物薬学科

大学院[編集]

21世紀COEプログラム[編集]

東京大学薬学部に次ぎ、薬学部としては2番目に文部科学省21世紀COEプログラムの拠点に選定された。

  • 2004年
    • 革新的な学術分野
      • 伝承からプロテオームまでの統合創薬の開拓-生物分子基盤の革新的難病治療薬創製

キャンパス・付属施設[編集]

京都薬科大学愛学館内部

以下の施設がある[3]

本校地[編集]

  • 教育研究総合センター
    • 薬学教育研究センター
    • 情報処理教育研究センター
  • 臨床薬学教育研究センター
  • 愛学館
  • 躬行館
    • 図書館
  • 動物研究センター
  • 中央講堂兼体育館

南校地[編集]

  • 創薬科学フロンティア研究センター

グラウンド[編集]

  • 薬用植物園補助園

キャンパス外施設[編集]

  • 薬用植物園

学生生活[編集]

部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]

京都薬科大学には現在、運動系、文化・学術系合わせて約30のクラブが活動している[4]。多くの運動部は関西薬学生連盟に加盟している。

運動部[編集]

  • アメリカンフットボール
  • ソフトテニス
  • 空手
  • 剣道
  • バドミントン
  • 硬式野球
  • バスケットボール
  • 準硬式野球
  • 陸上競技
  • ラグビー
  • 卓球
  • サッカー
  • サイクリング
  • バレーボール
  • 公式庭球
  • ヨット

文化部[編集]

  • 写真
  • 管弦楽
  • 華道
  • 美術
  • 茶道
  • ESS
  • マンドリン
  • 映画研究
  • 能楽
  • 植物研究
  • ユーベルコール
  • 漢方医学研究
  • 軽音楽

昔の部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]

部の中には歴史の古いものも多く、昭和6年、京都薬学専門学校であった当時には少なくとも以下の部活動が存在していた。

  • 植物研究会
  • 処方研究会
  • 薬局研究会
  • 新薬研究会
  • 実用薬事研究会
  • 語学研究会
  • 国防研究会
  • 絵画研究会
  • 洋画研究会
  • 演劇研究会
  • 映画同好会
  • 詩吟同好会
  • 基督教青年会
  • カメラ同好会
  • 星の会
  • 愛吟会
  • 文芸部
  • 男声合唱団
  • 相撲部
  • 柔道部
  • 剣道部
  • 馬術部
  • 射撃部
  • 野球部
  • 庭球部
  • ラグビー部
  • サッカー部
  • 籃球部
  • 競技部
  • 山岳部
  • 応援部
  • 水泳部
  • 講演部
  • 音楽部
  • 尺八部
  • マンドリン部

学園祭[編集]

毎年11月に、京薬祭という名前で開催されている。

大学関係者と組織[編集]

大学関係者一覧[編集]

関連項目[編集]

欧学舎に起源する他学校[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

  • 京都薬科大学八十年史 京都薬科大学八十年史編纂委員会 1964年昭和39年)10月

座標: 北緯34度59分26.09秒 東経135度48分34.4秒