今谷明

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今谷 明(いまたに あきら、 1942年[1]9月29日[要出典] - )は、日本歴史学者帝京大学文学部特任教授、国際日本文化研究センター名誉教授。専門は日本中世史[1]

京都市出身[1]官僚を経験した後に歴史学者に転じた。戦国時代における天皇の権威が、従来の説で論じられていたよりも強かったと主張する一連の著作で知られる。近年は、ヨーロッパ・オリエントの封建制と日本中世の封建制との比較研究もおこなっている。

略歴[編集]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『戦国期の室町幕府』(角川書店、1975年/講談社学術文庫、2006年)
  • 言継卿記―公家社会と町衆文化の接点』(そしえて、1980年/『戦国時代の貴族―「言継卿記」が描く京都』講談社、2002年)
  • 『室町幕府解体過程の研究』(岩波書店、1985年)
  • 『戦国三好一族』(新人物往来社、1985年/洋泉社MC新書、2007年)
  • 『守護領国支配機構の研究』(法政大学出版局、1986年)
  • 『土民嗷々―一四四一年の社会史』(新人物往来社、1988年/『足利将軍暗殺―嘉吉土一揆の背景』新人物往来社、1994年/『土民嗷々―一四四一年の社会史』(東京創元社、2001年)
  • 『京都・一五四七年―描かれた中世都市』(平凡社、1988年/『京都・一五四七年―上杉本洛中洛外図の謎を解く』平凡社、2003年)
  • 天文法華の乱―武装する町衆』(平凡社、1989年/『天文法華一揆―武装する町衆』洋泉社MC新書、2009年)
  • 『室町の王権―足利義満の王権簒奪計画』(中公新書、1990年)
  • 『天皇家はなぜ続いたか 対談集』(新人物往来社 1991.12)
  • 『日本国王と土民』(集英社版日本の歴史、1992年)
  • 『戦国大名と天皇 室町幕府の解体と王権の逆襲』(福武書店、1992年/講談社学術文庫、2001年)
  • 『信長と天皇―中世的権威に挑む覇王』(講談社現代新書、1992年/学術文庫、2002年)
  • 『武家と天皇―王権をめぐる相剋』(岩波新書、1993年)
  • 『天皇と天下人』(新人物往来社、1993年)
  • 『元朝・中国渡航記―留学僧・雪村友梅の数奇な運命』(宝島社、1994年)
  • 『歴史の道を歩く』(岩波新書、1996年)
  • 『謎解き中世史』(洋泉社、1997年)
  • 『象徴天皇の発見』(文春新書、1999年)
  • 『戦国の世(日本の歴史)』(岩波ジュニア新書、2000年)
  • 『室町時代政治史論』(塙書房、2000年)
  • 『中国の火薬庫―新疆ウイグル自治区の近代史』(集英社、2000年)
  • 『日本中世の謎に挑む』(NTT出版、2001年)
  • 『中世奇人列伝』(草思社、2001年)
  • 『籤引き将軍足利義教』(講談社選書メチエ、2003年)
  • 京極為兼―忘られぬべき雲の上かは』(ミネルヴァ書房<ミネルヴァ日本評伝選>、2003年)
  • 『「王権と都市」を歩く―京都からコンスタンティノープルへ』(NTT出版、2004年)
  • 『書評で読む歴史学』(塙書房、2004年)
  • 『ビザンツ歴史紀行』(書籍工房早山・図書新聞、2006年)
  • 『近江から日本史を読み直す』(講談社現代新書、2007年)
  • 『封建制の文明史観 近代化をもたらした歴史の遺産』(PHP新書、2008年)
  • 『象徴天皇の源流 権威と権力を分離した日本的王制』(新人物往来社、2011年)
  • 『天皇と戦争と歴史家』(洋泉社、2012年)

編著[編集]

  • 『王権と神祇』(思文閣出版、2002年)
  • 『王権と都市』(思文閣出版、2008年)

共編著[編集]

  • 『20世紀の歴史家たち(1) 日本編(上)』(1997)
  • 『20世紀の歴史家たち(2) 日本編(下)』(1999.11)
  • 『20世紀の歴史家たち(3) 世界編(上)』(1999.1)
  • 『20世紀の歴史家たち(4) 世界編(下)』(2001.2)
  • 『20世紀の歴史家たち(5) 日本編(続)』(2006.12)
  • 『三好長慶―室町幕府に代わる中央政権を目指した織田信長の先駆者―』天野忠幸共編(宮帯出版社 2013)
現代語訳

論文[編集]

  • 「平泉澄の皇国史観とアジール論」『創造の世界』95(小学館、1995年)
  • 「平泉澄と権門体制論」上横手雅敬編『中世の寺社と信仰』(吉川弘文館、2001年)
これらの論文で歴史学者・黒田俊雄の「権門体制論」を、戦前の皇国史観の学者・平泉澄による研究の剽窃ではないかと指摘した。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j 今谷 明(いまたに・あきら)”. PHP研究所 (2008年). 2017年1月6日閲覧。
  2. ^ 博士論文書誌データベース

外部リンク[編集]