レボフロキサシン

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レボフロキサシン
レボフロキサシン
臨床データ
胎児危険度分類
法的規制
識別
ATCコード J01MA12 S01AX19
KEGG D08120
化学的データ
化学式 C18H20FN3O4
分子量 361.37 g·mol−1

レボフロキサシン (Levofloxacin, LVFX) は、ニューキノロン系合成抗菌薬。

解説[編集]

日本では第一三共が先発薬として製造・販売しており、商品名はクラビット®。名前の由来は「CRAVE(熱望する、切望する)IT」からCRAVITとし、待ち望まれた薬剤であることを表現した[1]オフロキサシン (Ofloxacin, OFLX) は光学異性体である (S) - (−) 体、(R) - (+) 体を含むが、レボフロキサシンは薬効のある (S) - (−) 体(=L体)のみを含有している。

  • 2009年7月PK/PD理論耐性菌発生を防ぐ観点から250mg,500mg錠が発売された。
  • 2010年10月27日、海外ですでに先行して発売されていた注射剤型も日本で製造承認が下りた。
ジェネリック
  • 2008年5月から後発医薬品メーカーから、一斉にジェネリック商品の発売が開始された。
  • 2014年12月,ほかの各社より,クラビット錠250mg,500mgのジェネリック品の販売が開始された。

適応菌種[編集]

本薬剤に感受性のある、ブドウ球菌連鎖球菌腸炎球菌淋菌結核菌大腸菌などによる感染症。

主な適応疾患[編集]

  • 他の薬剤と併用しヘリコバクター・ピロリ (Helicobacter pylori) の除菌に用いられる事がある[3]

主な副作用[編集]

主な相互作用[編集]

他の薬剤との併用により、自身の効力減弱や増強または併用している薬剤の効力に変化を及ぼす相互作用が報告されている[4]

  • フェニル酢酸系又はプロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛薬 - 痙攣を起こすおそれ
  • アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸薬等、鉄剤 - 効果の減弱
  • クマリン系抗凝固薬 - ワルファリンの作用を増強

参考画像[編集]

出典[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 第一三共株式会社 医薬品インタビューフォーム「クラビット錠・同細粒」p.2。
  2. ^ a b 日本薬局方 レボフロキサシン錠 (PDF)
  3. ^ 高橋信一、田中昭文、徳永健吾、H. pylori 除菌治療の最近の話題 日本消化器病学会雑誌 Vol.107 (2010) No.8 P1273-1282, doi:10.11405/nisshoshi.107.1273
  4. ^ クラビット錠250mg・錠500mg・細粒10%の相互作用 (PDF) 第一三共

参考文献[編集]

  • 岡崎治、『ニューキノロン系合成抗菌剤レボフロキサシンの体内動態』 化学療法の領域 10, 68-73, 1994, NAID 80007837180

関連項目[編集]

外部リンク[編集]