モスバーグM500

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モスバーグ M500
Mossberg 500AL.jpg
モスバーグ M500
概要
種類 ショットガン
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
設計・製造 モスバーグ英語版
性能
銃身長 14-40インチ
使用弾薬 12、16、20ゲージ
.410ボア
装弾数 5-8発
作動方式 ポンプアクション
重量 3.3kg-
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モスバーグ M500(Mossberg M500)は、アメリカ合衆国モスバーグ英語版社が開発、生産する散弾銃である。

概要[編集]

M7 バヨネットを装備したM590

アメリカ国内では警察・民間と広く使われているショットガンである。唯一USミル・スペシフィケイション(ミル・スペック)MIL-S-3443をパスしたショットガンで、約3000発もの連射に耐える耐久性から、アメリカの一般部隊で広く採用された。機関部がアルミ合金製であるため軽量で、更にバレルの交換が比較的容易であり、これは巡視船で運用されるショットガンとしては長所である。左右どちらの手でも片手で操作出来る様にセーフティはレシーバートップに、スライドロックはトリガーの後方に備えられたアンビ仕様である。ローディングポートカバーは装填の際には開き続ける機構であるため、レミントンM870と比較して複数発の装填、前述の操作性の良さで優れている。

公用のブラックモデルやクロームステンレスモデル、ピストルグリップを備えたショーティーモデル等、それぞれの分野に合わせたバリエーションも豊富で、日本でも銃砲店で購入可能なものもある。

バリエーション[編集]

M500
基本型。
M500 マグプル ブリーチャー
マグプル社とコラボレートによって発売されたモデル。ドアや窓、コンクリートの鉄筋等の障害物をブリーチング(破壊)する事を前提としており、銃口部にはブリーチング弾使用の際、破片の飛散を防ぐ一体成型で強度の高いスタンドオフディバイスを備え、先端は滑り止め防止用にスパイク状となっている。レシーバーは近距離での戦闘を前提としたトップがリアサイトの無いすっきりとしたデザインである。他にも前後に手が外れる事を防ぐハンドストップ、拡張性の高いクーリング&アクセサリーホールを設けた大型のフォアグリップ、スリリングベイルを設けており、尚且つスペーサーを重ねる事で射手に合わせ長さに調整可能なショルダーストック等(双方マグプル社製)を備える。
M505
M510 ミニ
M535
M590A1
1970年代に開発されたマガジン・キャップがバレル・テイクダウン・リンクを保持しているタイプ。トリガーガードが金属製になり、連射時の過熱から射手を守るためのシールドを装備。ショルダーストックは木製から樹脂製に変更され、表面処理はマットフィニッシュとなっている。銃身下部にはマウントベースが設けられ、ショットガンでは珍しく銃剣が付けられる。レシーバートップにピカティニーレール、バージョンによってはリアサイトにゴーストリングサイトを採用している。マガジンチューブを延長し、装弾数を9発に増やした9-ショットというモデルも存在。
M590A1 マグプル 9-ショット
上記のM500 マグプル ブリーチャーと同様にマグプル社とのコラボレートで発売されたモデルで、装弾数は9発。同様のマグプル社製フォアグリップ、ショルダーストックに加え、ピカティニーレール、XSサイト社製のフロントサイト、ゴーストリングサイトを備える。
M590M Mag-Fed
M590の装填方式をチューブマガジンからダブルスタックボックスマガジンに変更したモデル。これによりリロードが容易になり、装弾数も増加した。(5/10/15/20発)
M590M ショックウェーブ
M590Mのショルダーストックをオミットし、ピストルグリップ、短銃身を備えた

重量約3kgの軽量モデル。

その他の派生型
マーベリック M88 ライオットガン
M500のライセンスを買い受けたマーベリック社が自社ブランドとして販売した廉価版。素材にポリマーを多用し、フォアグリップ、キャリングハンドルを備えたブルパップモデルも存在。

口径における分類[編集]

  • 500A = 12ゲージ
  • 500B = 16ゲージ
  • 500C = 20ゲージ
  • 500E = .410ボア

採用している国[編集]

2004年イラクの都市、ラマーディーにてM500を装備したアメリカ陸軍の兵士

登場作品[編集]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]