フクジュソウ

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フクジュソウ
W hukujusou3021.jpg
フクジュソウ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キンポウゲ目 Ranunculales
: キンポウゲ科 Ranunculaceae
: フクジュソウ属 Adonis
: フクジュソウ A. ramosa
学名
Adonis ramosa Franch.
シノニム

Adonis amurensis

和名
フクジュソウ(福寿草)
英名
Far East Amur adonis

フクジュソウ(福寿草、学名Adonis ramosa)は、キンポウゲ科多年草。別名、ガンジツソウ(元日草)。毒草である。1月1日誕生花

特徴[ソースを編集]

日本では北海道から九州にかけて分布し山林に生育する。シノニム(同一種を指す同意語)の種小名である amurensis は「アムール川流域の」という意味。花期は初春であり、3-4cmの黄色い花を咲かせる。当初は茎が伸びず、包に包まれた短い茎の上に花だけがつくが、次第に茎や葉が伸び、いくつかの花を咲かせる。この花は花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引している。その為、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)する。葉は細かく分かれる。夏になると地上部が枯れる。つまり初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす、典型的なスプリング・エフェメラルである。

ゴボウのようなまっすぐで太いものを多数持っている。

春を告げる花の代表である。そのため元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持つ。福寿草という和名もまた新春を祝う意味がある。江戸時代より多数の園芸品種も作られている古典園芸植物で、緋色や緑色の花をつける品種もある。正月にはヤブコウジなどと寄せ植えにした植木鉢が販売される。ただし、フクジュソウは根がよく発達しているため、正月用の小さな化粧鉢にフクジュソウを植えようとすると根を大幅に切りつめる必要があり、開花後に衰弱してしまう。翌年も花を咲かせるためには不格好でもなるべく大きく深い鉢に植えられたフクジュソウを購入するとよい。露地植えでもよく育つ。

また、根には強心作用、利尿作用があり民間薬として使われることがある。しかし、毒性(副作用)も強く素人の利用は死に至る危険な行為である。薬理作用、毒性共にアドニンという成分によるものと考えられている。

花言葉は永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福。

切手の意匠になった。

  • 1982年(昭和57年)7月5日発売 10円普通切手
  • 2003年(平成15年)4月1日発売 50円 日本郵政公社設立記念 四季花鳥図巻の部分図
  • 2012年(平成24年)12月3日発売 80円 季節の花シリーズ 第4集

誤食[ソースを編集]

地面から芽を出したばかりの頃は、フキノトウと間違えて誤食しやすい。また、若葉がヨモギの葉に似ている。症状は嘔吐、呼吸困難、心臓麻痺など。重症の場合死亡する[1]

参考画像[ソースを編集]

脚注[ソースを編集]

  1. ^ 羽根田治『新装版・野外毒本:被害実例から知る日本の危険生物』山と渓谷社 2014年、ISBN 9784635500357 p.173.

関連項目[ソースを編集]

外部リンク[ソースを編集]