フォグホーン・レグホーン
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フォグホーン・レグホーン(Foghorn Leghorn)は、ルーニー・テューンズのキャラクター。
概要
[編集]フォグホーンは鶏のオンドリがモデルであり、ロバート・マッキムソンとウォーレン・フォスターによって作られたキャラクターである[1]。
アメリカン・アニメーションの黄金時代には1946年から1964年まで29本の短編アニメに出演[2]、その29本はマッキムソンが監督した作品である。
フォグホーン・レグホーンが初めて登場したのは、『かわいい子には旅を(Walky Talky Hawky)』である[3]。性格はかなり大柄で、とてもお喋り[4]でジョークも言うしギャグも言う。フォグホーンがいつも口ずさんでいる歌は、スティーブン・フォスター作曲の「草競馬」である。バーンヤードにはいつも、ちょっかいを出している[5]。彼の口癖は『そりゃお前』である。
フォグホーンの家族には孫がおり、父は死亡している。
その後
[編集]- ロジャー・ラビットでカメオ出演
- タイニートゥーンズでは、野球のコーチなどを担当。
- スペース・ジャム及び続編のスペース・プレイヤーズでは、Tune Squadのメンバーとして参加している。
- ベビー・ルーニー・テューンズでは、幼児化したフォグホーンがミュージック・ビデオで登場。
- ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクションに出演。
- ルーニー・テューンズ・ショーに出演。
- 新 ルーニー・テューンズに出演。
声優
[編集]- 英語版
- メル・ブランク(1946年 - 1989年)
- ジェフ・バーグマン(タイニー・トゥーンズ、ルーニー・テューンズ・ショー、新 ルーニー・テューンズ、 Looney Tunes Cartoonsなど)
- グレッグ・バーソン(タイニー・トゥーンズ、キャロットブランカ、スペース・ジャム(一部のシーン)など)
- ジョー・アラスキー(The Toonite Show Starring Bugs Bunny、Bah, Humduck!A Looney Tunes Christmas)
- ビル・ファーマー(スペース・ジャム(一部のシーン)など)
- フランク・ゴ-シン(スーパー・ダックなど)
- ビリー・ウェスト(シルベスター&トゥイーティー ミステリー)
- ジェフ・ベネット(トゥイーティーのフライングアドベンチャー 80日間世界一周大冒険、ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクションなど)
- スコット・マクニール(ベビー・ルーニー・テューンズ)
- モーリス・ラマルシュ(Looney Tunes: Acme Arsenal)
- デイモン・ジョーンズ(ルーニー・テューンズ・ショー(歌声のみ))
- スコット・イネス(アメリカ版ブーメランのバンパー)
- エリック・バウザ(Looney Tunes: World of Mayhem)
- 日本語版
- 滝口順平(「バックス・バニーのゆかいな仲間たち)
- 村越伊知郎(「バックス・バニーのゆかいな仲間たち」スペシャル)
- 石丸博也(バッグス・バニー・スーパースター)
- 玄田哲章(「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」以降「ぶっちぎりステージ」から現在まで担当している数少ない人物)
脚注
[編集]- ^ Lenburg, Jeff (1999). The Encyclopedia of Animated Cartoons. Checkmark Books. pp. 81-82. ISBN 0-8160-3831-7 6 June 2020閲覧。
- ^ Maltin, Leonard (1987). Of Mice and Magic: A History of American Animated Cartoons (Revised ed.). Plume. pp. 258-259. ISBN 0-452-25993-2
- ^ Beck, Jerry; Friedwald, Will (1989). Looney Tunes and Merrie Melodies: A Complete Illustrated Guide to the Warner Bros. Cartoons. Henry Holt and Co. p. 170. ISBN 0-8050-0894-2
- ^ 本人は、『おしゃべりじゃねえよ』と言っている。
- ^ バッグスバニー・ショーでも、バナナでバーンヤードを置いて滑らせたことがある。