新町 (西東京市)
新町 | |
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座標: 引数の形式が認識できません | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
市町村 | 西東京市 |
地域 | 保谷地域 |
人口 | |
• 合計 | 8,785人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
202-0023 |
新町(しんまち)は、東京都西東京市の町。現行行政地名は新町一丁目から新町六丁目。住居表示実施済み地区。
地理
西東京市の南端に位置し、町域は東西に細長い。西東京市発足前の旧保谷市時代には、武蔵野市と旧田無市の隙間に入り込んだような区画になっていた。東から一丁目、東京都道12号調布田無線(境新道、武蔵境通り)を挟んで二丁目、市道を挟んで三丁目、東京都道253号保谷狭山自然公園自転車道線(多摩湖自転車道)を挟んで四丁目、市道を挟んで五丁目、市道を挟んで六丁目と並んでいる。一丁目に武蔵野大学、武蔵野女子学院中学校・高等学校があり、東京都道7号杉並あきる野線(五日市街道)沿いには商業施設が多く、残りは僅かに農地が残る他は住宅地となっている。
東は深大寺街道を挟んで柳沢、南は五日市街道を挟んで武蔵野市関前・境・桜堤、西も武蔵野市桜堤、北は鈴木街道・旧鈴木街道を挟んで向台町に隣接する。
河川
地価
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、新町6-2-22の地点で27万3000円/m2となっている[2]。
歴史
享保7年(1722年)に江戸幕府が武蔵野新田82ヵ村の開発を命じ[3]、上保谷村の岩城平井伊左衛門によって開発された持添新田が当地の起源である[4][5]。元文元年(1736年)12月に検地が行われて成立した[5]。天保6年(1835年)に上保谷村から分村され上保谷新田村となり、新座郡野方領に属した[4]。
以下の沿革では、当町の設置以前は上保谷新田について述べる。
- 1868年8月27日(慶応4年7月10日) - 武蔵県に所属する。
- 1869年2月23日(明治2年1月13日) - 品川県に所属する。
- 1871年12月25日(明治4年11月14日) - 品川県のうち上保谷新田を含む新座郡と入間郡が川越県に編入され、入間県が発足。
- 1873年(明治6年)6月15日 - 入間県と群馬県(第1期)が合併して熊谷県が発足。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 群馬県が分割され、旧入間県は埼玉県に編入される。
- 1886年(明治19年) - 上保谷・下保谷・上保谷新田・小榑・橋戸の5村で保谷連合村となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、上保谷・下保谷・上保谷新田の3村が合併し、埼玉県新座郡保谷村を設置。旧3村はそれぞれ大字となる。
- 1896年(明治29年)3月29日 - 新座郡の北足立郡への編入に伴い、埼玉県北足立郡保谷村上保谷新田となる。
- 1907年(明治40年)4月1日 - 保谷村が東京府北多摩郡へ移管され、東京府北多摩郡保谷村上保谷新田となる。
- 1940年(昭和15年)11月10日 - 保谷村が町制を施行し、東京府北多摩郡保谷町上保谷新田となる。
- 1943年(昭和18年)7月1日 - 東京都制施行により東京都北多摩郡保谷町上保谷新田となる。
- 1967年(昭和42年)1月1日 - 保谷町が市制を施行し保谷市となると同時に、町名整理を実施。
- 2001年(平成13年)1月21日 - 保谷市と田無市が合併し西東京市が発足。西東京市新町となる。
交通
鉄道
町内に駅・鉄道路線は無い。最寄り駅は田無町四丁目の西武新宿線田無駅または柳沢六丁目の西武柳沢駅、若しくは武蔵野市境一丁目・境南町二丁目のJR中央本線・西武多摩川線武蔵境駅。
バス
五日市街道は吉祥寺駅・三鷹駅・武蔵境駅と武蔵野市内・西東京市内あるいは武蔵小金井駅・花小金井駅を結ぶバスの経路となっており、また武蔵境通りは武蔵境駅方面から田無駅・ひばりヶ丘駅方面を結ぶバスの経路となっており、関東バス・西武バスの多数の便が行き交う。また、西東京市コミュニティバス「はなバス」の第3ルートが五日市街道を経由して田無駅と東伏見駅を結んでいる。はなバスの前身である「保谷市キャンバス」はこの新町地区が保谷市役所などから遠いことを理由として不便解消のために小金井公園東と保谷市役所間で運行していた。
- 関東バス
- 荻35系統 荻窪駅北口 - 武蔵野大学
- 吉72系統 吉祥寺駅北口 - 桜堤団地
- 吉73系統 吉祥寺駅北口 - 向台町五丁目
- 吉74系統 吉祥寺駅北口 - 関前西公園
- 吉75系統 吉祥寺駅北口 - ヴィーガーデン西東京
- 鷹30系統 三鷹駅北口 - 武蔵境駅北口
- 鷹33系統 三鷹駅北口 - 武蔵小金井駅北口
- 鷹34系統 三鷹駅北口 - 武蔵野大学(急行)
- 鷹35系統 三鷹駅北口 - ヴィーガーデン西東京
- 境12系統 武蔵境駅北口 - 向台町五丁目
- 境16系統 武蔵境駅北口 - 花小金井駅南口
- 境17系統 武蔵境駅北口 - ヴィーガーデン西東京
- 西武バス
- 境03系統 武蔵境駅北口 - ひばりヶ丘駅 谷戸経由
- 境04系統 武蔵境駅北口 - ひばりヶ丘駅 団地経由
- 境05系統 武蔵境駅北口 - ひばりヶ丘駅 中原小学校経由
- 境07系統 武蔵境駅北口 - ひばりヶ丘駅 南沢五丁目経由
- はなバス(西武バス運行)
- 第3ルート 田無駅 - 東伏見駅
- 第3ルート(サブルート) 向台循環
道路
- 東京都道7号杉並あきる野線(五日市街道)
- 深大寺街道
- 東京都道12号調布田無線(境新道、武蔵境通り)
- 東京都道253号保谷狭山自然公園自転車道線(多摩湖自転車道)
- 鈴木街道
施設
一丁目
- 西東京市役所柳橋出張所
- 武蔵野大学、武蔵野女子学院中学校・高等学校(向台町一丁目に跨る)
- 至誠学舎東京
- 柳橋保育園
- 東京電力武蔵野支社武蔵野制御所境変電所
- UR都市機構グリーンハイツ武蔵境通り
- 武蔵野ファミリークリニック
二丁目
三丁目
- おおぞら公園
四丁目
五丁目
- ドン.キホーテ小金井公園店
六丁目
- 損害保険ジャパン日本興亜事務本部
参考文献
- 「角川日本地名大辞典 13 東京都」角川書店、1978年