新町 (西東京市)

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新町
新町の位置(多摩地域内)
新町
新町
新町の位置
座標: 引数の形式が認識できません
日本
都道府県 東京都
市町村 西東京市
地域 保谷地域
人口
2015年(平成27年)12月1日現在[1]
 • 合計 8,785人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
202-0023

新町(しんまち)は、東京都西東京市。現行行政地名は新町一丁目から新町六丁目。住居表示実施済み地区。

地理

西東京市の南端に位置し、町域は東西に細長い。西東京市発足前の旧保谷市時代には、武蔵野市と旧田無市の隙間に入り込んだような区画になっていた。東から一丁目、東京都道12号調布田無線(境新道、武蔵境通り)を挟んで二丁目、市道を挟んで三丁目、東京都道253号保谷狭山自然公園自転車道線(多摩湖自転車道)を挟んで四丁目、市道を挟んで五丁目、市道を挟んで六丁目と並んでいる。一丁目に武蔵野大学武蔵野女子学院中学校・高等学校があり、東京都道7号杉並あきる野線五日市街道)沿いには商業施設が多く、残りは僅かに農地が残る他は住宅地となっている。

東は深大寺街道を挟んで柳沢、南は五日市街道を挟んで武蔵野市関前桜堤、西も武蔵野市桜堤、北は鈴木街道・旧鈴木街道を挟んで向台町に隣接する。

河川

地価

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、新町6-2-22の地点で27万3000円/m2となっている[2]

歴史

享保7年(1722年)に江戸幕府が武蔵野新田82ヵ村の開発を命じ[3]、上保谷村の岩城平井伊左衛門によって開発された持添新田が当地の起源である[4][5]元文元年(1736年)12月に検地が行われて成立した[5]天保6年(1835年)に上保谷村から分村され上保谷新田村となり、新座郡野方領に属した[4]

以下の沿革では、当町の設置以前は上保谷新田について述べる。

交通

鉄道

町内に駅・鉄道路線は無い。最寄り駅は田無町四丁目の西武新宿線田無駅または柳沢六丁目の西武柳沢駅、若しくは武蔵野市一丁目・境南町二丁目のJR中央本線西武多摩川線武蔵境駅

バス

五日市街道は吉祥寺駅三鷹駅・武蔵境駅と武蔵野市内・西東京市内あるいは武蔵小金井駅花小金井駅を結ぶバスの経路となっており、また武蔵境通りは武蔵境駅方面から田無駅・ひばりヶ丘駅方面を結ぶバスの経路となっており、関東バス西武バスの多数の便が行き交う。また、西東京市コミュニティバス「はなバス」の第3ルートが五日市街道を経由して田無駅と東伏見駅を結んでいる。はなバスの前身である「保谷市キャンバス」はこの新町地区が保谷市役所などから遠いことを理由として不便解消のために小金井公園東と保谷市役所間で運行していた。

  • 関東バス
    • 荻35系統 荻窪駅北口 - 武蔵野大学
    • 吉72系統 吉祥寺駅北口 - 桜堤団地
    • 吉73系統 吉祥寺駅北口 - 向台町五丁目
    • 吉74系統 吉祥寺駅北口 - 関前西公園
    • 吉75系統 吉祥寺駅北口 - ヴィーガーデン西東京
    • 鷹30系統 三鷹駅北口 - 武蔵境駅北口
    • 鷹33系統 三鷹駅北口 - 武蔵小金井駅北口
    • 鷹34系統 三鷹駅北口 - 武蔵野大学(急行)
    • 鷹35系統 三鷹駅北口 - ヴィーガーデン西東京
    • 境12系統 武蔵境駅北口 - 向台町五丁目
    • 境16系統 武蔵境駅北口 - 花小金井駅南口
    • 境17系統 武蔵境駅北口 - ヴィーガーデン西東京
  • 西武バス
    • 境03系統 武蔵境駅北口 - ひばりヶ丘駅 谷戸経由
    • 境04系統 武蔵境駅北口 - ひばりヶ丘駅 団地経由
    • 境05系統 武蔵境駅北口 - ひばりヶ丘駅 中原小学校経由
    • 境07系統 武蔵境駅北口 - ひばりヶ丘駅 南沢五丁目経由
  • はなバス(西武バス運行)
    • 第3ルート 田無駅 - 東伏見駅
    • 第3ルート(サブルート) 向台循環

道路

施設

一丁目

二丁目

三丁目

  • おおぞら公園

四丁目

五丁目

六丁目

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典 13 東京都」角川書店、1978年

脚注

  1. ^ 指定区別人口調
  2. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  3. ^ 西東京市Web 年表(保谷版)
  4. ^ a b 「角川日本地名大辞典 13 東京都」221頁。
  5. ^ a b 「角川日本地名大辞典 13 東京都」1131頁。
  6. ^ a b 「角川日本地名大辞典 13 東京都」1133頁。
  7. ^ 「角川日本地名大辞典 13 東京都」1134頁。

外部リンク