新富山口駅
新富山口駅 | |
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東口駅舎(2022年7月) | |
しんとやまぐち Shin-Toyamaguchi | |
所在地 | 富山県富山市下冨居二丁目字稲荷割1-3[2] |
所属事業者 | あいの風とやま鉄道 |
所属路線 | ■あいの風とやま鉄道線 |
キロ程 |
45.6 km(倶利伽羅起点) 金沢から63.4 km 米原から240.0 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
開業年月日 | 2022年(令和4年)3月12日[3][4][5] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有)[1] |
新富山口駅(しんとやまぐちえき)は、富山県富山市下冨居(しもふご)二丁目にある、あいの風とやま鉄道線の駅である[2]。
歴史
- 2014年(平成26年)6月17日:駅の設置位置が決定[6]。
- 2019年(令和元年)7月10日:北陸信越運輸局が駅設置を認可[7]。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)2月17日:駅名が「新富山口駅」に決定する[1][10][11]。
- 2022年(令和4年)3月12日:開業[3][4][5][注釈 1]。
駅名の由来
富山駅からほど近く、新駅東側では富山操車場跡地の開発などの新しいまちづくりが展開されることから、富山市中心市街地への新しい玄関口(ゲートウェイ)として、新駅とその周辺がこれから益々発展することを期待し名付けられた[1]。2020年10月20日から同年11月18日まで行われた富山県内在住者及びファンクラブ会員を対象にした駅名の公募[9]に787件の応募があり、この中から選定委員会の審査・投票などを経て駅の名称が決まった[10]。なお「新富山口」の得票数は、「下冨居」、「新富山」に次いで3番目であった。なお候補にあがった「新富山」は、元富山地方鉄道射水線及び市内軌道線の駅(停留場)名であった[10][11]。
駅構造
4両編成に対応するホーム長85 mの相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。無人駅であり、駅舎及び改札は東西2か所に設け、共に跨線橋により結ばれる[9]。各ホームには待合室が設置されている[13]。新駅整備にあたっては幹線鉄道等活性化事業費補助(形成計画事業)を活用し、第三セクターであるあいの風とやま鉄道を主体として、国(鉄道・運輸機構経由)および地方公共団体の補助金を財源として事業が進められている[14]。設計費は約8,580万円で、国と富山県、富山市が3分の1ずつ受け持つ[15]。新駅設置に伴うホームやエレベーター3基、跨線橋、券売機、改札機などの整備による事業費は約13億円[7]。総事業費は15億4千万円[4]。東口はロータリーとパークアンドライド用の駐車場[4]および、約100台の駐輪場があるが[16]、西口は自動車の出入りはできず、約70台の駐輪場のみである[16]。トイレは設置されていない[13]。
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西口駅舎
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ホーム
利用状況
開業時の1日あたりの利用者数を2,548人と見込んでいる[8]。この内、朝の通勤時間帯は約600人から1,000人が利用すると見込んでいる[17]。
駅周辺
- 富山貨物駅(JR貨物)
- フェアモール富山 アピタ 富山東店
- 富山協立病院
- 富山市立広田小学校
- イオンタウン上飯野
- フェアモール富山
- 文苑堂書店 富山豊田店
- ケーズデンキ 富山豊田店
- 国道8号
- 富山県道121号新富山口停車場線
- 富山県道65号富山大沢野線
- 富山県道172号八幡田稲荷線
- 富山県道177号蓮町新庄線
- 北陸電気工業 富山工場
- 北陸電話工事 富山支店
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g "富山駅-東富山駅間新駅の概要" (PDF) (Press release). あいの風とやま鉄道. 17 February 2021. 2021年2月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021年2月17日閲覧。
- ^ a b “新富山口駅の開業について”. あいの風とやま鉄道 (2022年3月11日). 2022年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月11日閲覧。
- ^ a b "2022年春ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). あいの風とやま鉄道. 17 December 2021. 2021年12月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021年12月17日閲覧。
- ^ a b c d “新富山口駅が開業 あいの風鉄道 周辺宅地開発、活性化に期待 新型車両も出発”. 富山新聞 (富山新聞社). (2022年3月13日). オリジナルの2022年3月13日時点におけるアーカイブ。 2022年3月13日閲覧。
- ^ a b “あいの風「新富山口駅」開業 地域発展の中心に”. 読売新聞 (読売新聞社). (2022年3月13日). オリジナルの2022年3月13日時点におけるアーカイブ。 2022年3月13日閲覧。
- ^ “並行在来線富山-東富山間の新駅設置場所決まる”. 北日本新聞. (2014年6月18日). オリジナルの2018年4月22日時点におけるアーカイブ。 2021年2月17日閲覧。
- ^ a b “あいの風とやま鉄道 富山-東富山間 21年に新駅開業/富山”. 毎日新聞. (2019年7月20日). オリジナルの2021年2月17日時点におけるアーカイブ。 2021年2月17日閲覧。
- ^ a b “新駅 工事安全願う あいの風 富山-東富山間”. 中日新聞. (2020年1月14日). オリジナルの2020年1月14日時点におけるアーカイブ。 2020年1月16日閲覧。
- ^ a b c d "富山駅-東富山駅間新駅の駅名案を募集します!" (PDF) (Press release). あいの風とやま鉄道. 20 October 2020. 2020年10月22日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年10月22日閲覧。
- ^ a b c “名称は新富山口 富山―東富山間の新駅 あいの風鉄道 来年3月開業 中心街の新たな玄関”. 富山新聞. (2021年2月18日). オリジナルの2021年2月18日時点におけるアーカイブ。 2021年2月18日閲覧。
- ^ a b “駅名は「新富山口」 あいの風新駅 公募で得票上位”. 北日本新聞: p. 26. (2021年2月18日)
- ^ "富山駅-東富山駅間新駅の開業時期について" (PDF) (Press release). あいの風とやま鉄道. 16 December 2020. 2020年12月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021年2月17日閲覧。
- ^ a b “新富山口 | 各駅情報”. あいの風とやま鉄道. 2022年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月13日閲覧。
- ^ “鉄道助成ガイドブック”. 鉄道建設・運輸施設整備支援機構. p. 33 (2021年). 2021年12月5日閲覧。
- ^ “あいの風鉄道 富山-東富山間 新駅 21年春完成”. 北日本新聞: p. 30. (2018年2月20日)
- ^ a b “中心市街地への新しい玄関口 明日3月12日(土)あいの風とやま鉄道「新富山口駅」開業 明日ダイヤ改正”. 北日本新聞: p. 18. (2022年3月11日)
- ^ “あいの風「新富山口駅」3月12日に開業”. 富山 NEWS WEB. NHK (2021年12月17日). 2021年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月19日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 新富山口駅 - あいの風とやま鉄道