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愛国歌 (朝鮮民主主義人民共和国)

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애국가
Aegukkaマッキューン=ライシャワー式
和訳例:愛国歌

国歌の対象
朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮

別名 아침은 빛나라
(朝は輝け)
作詞 朴世永
作曲 金元均
採用時期 1947年
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愛国歌
各種表記
ハングル 애국가
漢字 愛國歌
発音 エグッカ
日本語読み: あいこくか
英語 Aegukka
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愛国歌(あいこくか、朝鮮語: 애국가 )は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国歌。作詞者は朴世永、作曲者は金元均

概説

歌詞の冒頭を引用して「朝は輝け (아침은 빛나라)」と称されることもある(日本の国歌における「君が代」に同様)。同国の国内向け朝鮮中央放送などでは放送開始と終了時、国外向けの平壌放送(朝鮮語による国際放送[1]朝鮮の声放送(英語:Voice of Korea)(朝鮮語以外の言語による国際放送)では放送開始時に愛国歌のオーケストラ演奏が放送される[2]

また、歌詞に共産主義社会主義革命朝鮮労働党朝鮮人民軍金日成金正日両名などを賛美、崇拝する文言は含まれていない[3]。そのためか、金親子を称える歌である「金日成将軍の歌」や「金正日将軍の歌」などが第二国歌同然に歌われている。なお、通常は演奏のみで歌わないため、国歌を歌える人民も少ないといわれている[4]

注釈・出典

  1. ^ 音源の一部がアジア放送研究会のサイトから聴くことが可能
  2. ^ 音源が朝鮮の声 音声倉庫のサイトから聴くことが可能
  3. ^ 北朝鮮建国時の親元であるソビエト連邦国歌では、共産主義や国父レーニンスターリン批判まではスターリンを称える歌詞がある。
  4. ^ 弓狩匡純『国のうた』文藝春秋、2004年。ISBN 9784163659909 96-97頁。

関連項目

外部リンク