朝鮮中央放送

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조선중앙방송
朝鮮中央放送
Korean Central Broadcasting Station
種類 国営
略称 KRT
本社所在地 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮
平壌市牡丹峰区域戦勝洞
設立 1948年11月
業種 放送業
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朝鮮中央放送
運営 朝鮮中央放送委員会
設立 1948年11月
解散 存続中
在籍国 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮
所在地 平壌市牡丹峰区域戦勝洞
演奏所 平壌市

特記事項:
1936年11月15日社団法人朝鮮放送協会平壌放送局開局。
1948年11月、現在の名称に改称。

朝鮮中央放送
各種表記
チョソングル 조선중앙방송
漢字 朝鮮中央放送
平仮名
(日本語読み仮名)
ちょうせんちゅうおうほうそう
片仮名
(現地語読み仮名)
チョソンジュンアンバンソン
ローマ字転写
英語
Chosŏn Chungang Pangsong
Korean Central Broadcasting Station (KCBS)
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朝鮮中央放送(ちょうせんちゅうおうほうそう、英語:Korean Central Broadcasting Station (略称:KRT) ) は、朝鮮民主主義人民共和国(以下:北朝鮮)の国営放送局であり、テレビラジオ放送を行っている。運営機関は朝鮮中央放送委員会である。ロサンゼルスのテレビ・ラジオ局とサンフランシスコのラジオ局のコールサインであるKCBSとは全く関係無い。

目次

[編集] 概説

国内向け放送として、複数のラジオテレビ局がある。また、大韓民国統治圏(南朝鮮)及び国外向けの朝鮮語放送(国際放送)として「平壌放送」、朝鮮語以外の外国語による放送として「朝鮮の声放送」(英語:Voice of Korea)がある。

国内向け放送及び平壌放送では、放送開始時の国歌愛国歌)演奏後に「栄えあるわが祖国、朝鮮民主主義人民共和国、万歳!」「朝鮮人民の全ての勝利の立役者であり、導き手である朝鮮労働党、万歳!」と言うスローガンが読み上げられている。2003年4月までは「偉大な領袖金日成同志の革命思想万歳!」「栄えある朝鮮労働党万歳!」というスローガンが使われていた[1])。

[編集] 歴史

朝鮮中央放送は日本統治時代放送局社団法人朝鮮放送協会)が起源となっている。

[編集] 日本統治下

  • 1936年4月10日 - 朝鮮放送協会平壌放送局が第1放送の仮放送を開始(呼出符号:JBBK)。
  • 1936年4月11日 - 平壌放送局、第2放送の仮放送を開始(第1放送が日本語、第2放送が朝鮮語という構成)。
  • 1936年11月15日 - 平壌放送局、二重放送(第1放送、第2放送)による本放送を開始[2]
  • 1937年6月5日 - 清津放送局、放送開始(単一放送、呼出符号:JBCK)。
  • 1938年10月30日 - 咸興放送局、放送開始(単一放送、呼出符号:JBDK)。
  • 1941年8月 - 清津放送局、二重放送を開始。
  • 1942年10月 - 開城補助放送所、運用開始(単一放送)。
  • 1943年7月15日 - 元山放送局、放送開始(呼出符号:JBJK)。
  • 1943年8月1日 - 海州放送局(呼出符号:JBKK)・新義州放送局(呼出符号:JBLK)、放送開始。
  • 1943年11月1日 - 城津放送局、放送開始(呼出符号:JBPK)。
  • 1943年11月10日 - 元山放送局・海州放送局、二重放送を開始。
  • 1944年3月 - 長箭補助放送所、運用開始。

[編集] 敗戦後

  • 1945年8月26日 - 北朝鮮、北緯38度線以北の放送専用線を切断、京城中央放送局(現在の韓国放送公社(KBS)本社)からの中継放送を廃止(南北の放送の分断)。
  • 1945年10月1日 - 平壌放送局、「金日成将軍帰国」のニュースを放送開始(朝鮮人民解放祝賀大会に向け、ソ連による群衆動員作戦開始)。
  • 1945年10月14日 - 平壌放送局、戦前からの施設を使用し放送を再開。「ソ連解放軍歓迎・朝鮮人民解放祝賀大会(金日成将軍祖国凱旋歓迎平壌市民大会とも呼ばれる)」の中継放送を実施(現在の朝鮮中央放送の始まり)。
  • 1946年5月 - 平壌放送局、平壌中央放送局に改称。
  • 1947年3月16日 - ラジオ平壌中国語放送を開始(現在の「朝鮮の声放送」の始まり)。
  • 1948年2月 - 平壌中央放送局、北朝鮮中央放送局に改称。

[編集] 独立後

この他、放送設備の増強や一部番組でのHD制作化などの近代化が行われている。[3]なお、ニュースを読み上げる際の背景は、ほとんど水色一色であったが、近年は平壌の街並みであることが多い(ただし街並はライブカメラ映像ではなくパネルでできた写真アナウンサーの後方に設置されているだけである)。

[編集] テレビ放送

  • テレビ(有線放送。ただし、朝鮮中央テレビは外国向けに衛星配信されている)
    • 朝鮮中央テレビ

1963年3月3日に朝鮮中央テレビ、放送開始。1974年4月15日に朝鮮中央テレビ、カラー放送開始。

カラー方式PAL方式。北朝鮮では有線放送が整えられており、国内向け放送のうちテレビについては有線放送となっている。このため、北朝鮮以外では視聴することができない。ただし、朝鮮中央テレビについては、Thaicom 5と呼ばれるタイ王国人工衛星を用いて衛星放送も行っている。周波数/偏波はそれぞれ3424MHz/水平。

毎日20:00から放送の30分ニュースについては朝鮮総連傘下の総連映画制作所の公式サイト「エルファ・ネット」で原則翌日もしくは数日後にアップされ、ダウンロードが可能。

2011年6月16日ごろより韓国統一放送のWebサイトにてリアルタイム配信が行われている。

[編集] アナウンサー

  • リ・チュニ(李春姫)、朝鮮中央テレビの女性アナウンサー。彼女の「絶叫調」のアナウンスは日本のテレビの報道番組などでも、しばしば紹介される。

[編集] ラジオ放送

  • 中波ラジオ放送
    • 621,657,1053[4]海州局),1080kHzなど。うち621,657kHzが平壌放送(このうち621kHzは朝鮮標準時UTC+9)6:00-9:00、17:00-22:00は「朝鮮の声放送」の日本語放送となる。)、1053,1080kHzが朝鮮中央放送である。ただし1053kHzは午後11時に放送を終了する。1053kHzは1500kWの大電力局のため、同じ周波数を使用する名古屋CBCラジオに混信することが多く、岐阜に中継局が設置される理由となった。
    • 朝鮮中央放送
  • 2010年11月現在
放送時間(KST) 周波数
05:00-00:00 702kHz、720kHz、810kHz、864kHz、1080kHz
05:00-03:00 765kHz、819kHz、882kHz、927kHz、999kHz
07:00-13:00 1053kHz
17:00-23:00 1053kHz

※KST=UTC+9

702kHz 720kHz 810kHz 864kHzの周波数は時間外で平壌放送との共用になっている。

1053kHzの周波数は嘗ての地下放送である救国の声放送(2003年8月1日停波)の設備による中継波(2003年8月15日中継開始)となる。 送信所は黄海南道海州市南山洞。出力1500kW。

その他に元山清津咸興沙里院新義州江界平城恵山に系列局があり、ローカル放送も行っている。

放送時間(KST) 周波数
05:00-17:30 6100kHz
05:00-03:00 2350kHz、2850kHz、3220kHz、3350kHz、3920kHz、3940kHz、3960kHz、3970kHz、9665kHz、11680kHz
07:00-13:00 3480kHz、4450kHz、4557kHz
17:00-23:00 3480kHz、4450kHz、4557kHz
00:00-03:00 6100kHz

※KST=UTC+9

3220kHz 3940kHz 3970kHzの周波数は時間外で平壌放送との共用になっている。

3480kHz 4450kHz 4557kHzの周波数は嘗ての地下放送である救国の声放送(2003年8月1日停波)の設備による中継波(2003年8月15日中継開始)となる。 送信所は3480kHzが江原道元山市。出力15kW。 4450kHzが平壌市。出力15kW。 4557kHzが黄海南道海州市南山洞。出力50kW。

[編集] 放送内容

  • 放送時間
    • テレビ
      • 朝鮮中央テレビ・朝鮮教育文化テレビ:平日は夜間(17:00-23:00)のみ、日曜・祝日は午前中から放送している。
      • 万寿台テレビ:週末の夜間(19:00-22:00)のみ放送している。
    • ラジオ
      • 朝鮮中央放送は5:00-翌朝3:00。
      • 平壌FM放送は21:00-翌朝5:00(但し特別行事がある時には日中にも放送することもある)。
      • 平壌放送および朝鮮の声放送(Voice of Korea)についてはその項を参照。
    放送開始前にはインターバル・シグナル(IS)として「金日成将軍の歌」を電子オルガンでアレンジした音楽、続いて国歌「愛国歌」の演奏を放送する。(これは平壌放送、朝鮮の声放送も同じ)また、その後には「金日成将軍の歌」、「金正日将軍の歌」の合唱が行われる。

主に、北朝鮮において、現政治体制思想を称えるプロパガンダの役割と娯楽の役割を果たしている。

北朝鮮当局からの公式発表の多くは、朝鮮中央放送や朝鮮中央通信労働新聞などから発表される。独立系メディアが公式に存在しない同国であり、駐平壌外国系メディアにも取材に制限があるため、これらは貴重な情報源となっている。

また、北朝鮮におけるドラマ映画なども、朝鮮中央放送委員会が製作し、放送している。殆どが現政治体制および思想を称える構成になっており、中には日本統治時代やアメリカ軍を描写した内容を構成に組み入れているものもある。「漢拏の木霊」(한라의 메아리「ハルラのこだま」)などがあった。

放送されたテレビ番組
  • 二年生たち(ドラマ)
  • 物知りおじさん(子ども向け)
  • 漢拏の木霊(ハルラのこだま)(ドラマ)
放送されたラジオ番組
  • 漫評(マンピョン、まんぴょう) ※評論(風刺)番組 - 笑い声である「ウェー・ハッハッハ」を朝日新聞が原文のまま報じたことで話題となった。
  • 金日成主席の回顧録~世紀とともに~

[編集] 脚注

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  1. ^ 音源がアジア放送研究会サイトから聴くことが出来る
  2. ^ 今日の歴史(11月15日) 聯合ニュース2008/11/15
  3. ^ 例.記念式典、サッカー試合など。HDで制作されたのをレターボックスに変換したものを放送。
  4. ^ 過去1053kHzは地下放送救国の声放送」に使われたことがあった

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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