コンテンツにスキップ

夙川アトム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Midoring (会話 | 投稿記録) による 2012年5月22日 (火) 06:11個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎映画)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

夙川アトム
本名 田中 博之(たなか ひろゆき)
生年月日 (1979-12-22) 1979年12月22日(44歳)
出身地 兵庫県西宮市
言語 日本語
トリオ名 昭和サーカス(2003年解散)
事務所 ASH&Dコーポレーション
活動時期 1999年 -
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2009年 R-1ぐらんぷり10位
テンプレートを表示

夙川アトム(しゅくがわアトム、1979年12月22日 - )は、日本のお笑い芸人

兵庫県西宮市出身。ASH&Dコーポレーション所属。報徳学園高等学校卒業。

略歴

概要

  • 芸名の夙川は彼の出身地・西宮を流れる川及び、阪急神戸線夙川駅に由来している。
  • 本人のブログには、ブレイクした現在も自己の写真等のアップは一切ないが、ゴー☆ジャスのブログやモバゲー日記には、頻繁に写真付きで登場している。
  • 「理由あって登別にて」(作曲:三浦康嗣(□□□) 作詞:ふじきみつ彦)単独ライブ「HIGHLIGHT」でコント用に作られた曲。2011年4月、上野公園水上音楽堂で行われた「道との遭遇 ヒガシトーキョーミュージックフェスティバル」において夙川アトム×三浦康嗣で出演し生演奏で曲を披露している。

芸風

主に一人コント。昭和バブル期のテレビ業界人をイメージさせるいでたちで紙芝居を進めるめくり芸スタイル。中央にセットされた紙芝居に向かって、業界人とおぼしき相手と携帯で通話しながら登場し、電話を切って「ハイめいしょうさん!じーすてのめいしょう、ちょいもうしーほーで」(照明さん。ステージの照明、もうちょい欲しいです)の後に少し間を置き「はぁいOK!!」と言ってからネタがはじまる[2]。紙をめくる際に「ハイ来た、タイトルドン!」「ハイ来た、ドン!」「ズドン!」など、ディレクターのカメラ割り(ブロッキング)さながらの形態模写ブリッジ(橋渡し用の印象的な短いフレーズ)として取り入れている。

さらに、何でも無理やり逆さ言葉に置き換え、元の言葉や意味が理解不能となるほどにペースを上げ、畳み込む。度々同業者からとおぼしき電話が入ると都度紙芝居を放置、「ザギン」(銀座)、「チャンネー」(おねーちゃん)、「ベナチャンコ」(ちゃんこ鍋)、「ぶしゃぶしゃ」(しゃぶしゃぶ)というジャズ業界以来の逆さ読み系の語に加え、「F3」(女性・50歳以上層)、「テッペン」(夜の12時、時計のてっぺん)、「フィックス」(決定)、「バミる」(演者の立ち位置をテープでマーク → 予約)、「バラシ」(中止)などの放送業界用語(元は逆さ読みも含め全てズージャ語)を可能な限り詰め込んだ会話の後、再び『赤ずきんちゃん(ずき赤のチャンネー)』などの紙芝居を進める、二重構造のコントとなっている。

また、上記以外にも蓋実況などシュールなネタが多い(『爆笑トライアウト』ではこちらで出演[3])。イロモネア内のゴールドラッシュではシュールコントで挑戦している。

第1回単独ライブ「FANTASIA」でも、業界人ネタは行っておらず、現在では、業界人ネタを「封印」したらしく、シュールコントを主としている。

主な出演

テレビ番組

2009年2月15日(サバイバルステージ):10人中2位で決勝進出
2009年2月17日(決勝):10人中10位
ピン芸人として番組初のオンエアを飾った。

テレビドラマ

映画

CM

  • 金鳥「ゴキブリがいなくなるスプレー」(2009年)
  • ロト6(2011年)

単独ライブ

  • 第1回「FANTASIA」(2009年12月7日-8日 SPACE107)
  • 第2回「HIGHLIGHT」(2011年1月15日-16日 武蔵野芸能劇場)

舞台

  • ふじきのしおり公演第1回「熱が出てきた」(2008年)
  • 男子はだまってなさいよ!⑧アダルト(2011年)
  • 昨日の祝賀会『ロッカーの濡れている床、イスがない』(2012年)

ラジオ

動画番組

芸人「夙川アトム」脚本の短編アニメ。毎週木曜日に更新・ビデオポッドキャスト配信。
  • ぴあ「ちゃいちーのろーたーくん」(2010年4月 - )
2010年7月21日DVD発売記念、月イチ更新で復活。

その他の活動

ユニット

  • TARO THE DARK(ふじきみつ彦とのカバーコントユニット)
  • ブルドーザーズ(アルコ&ピースラブ守永の3組によるコントユニット)

脚注

  1. ^ めちゃイケの人気者・夙川アトムが最近出ぬ理由”. サイバーエージェント (2008年4月9日). 2008年4月20日閲覧。
  2. ^ ただし、『爆笑レッドカーペット』や『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』などネタ時間が制限されている番組では省略することもある。また時間が大幅にある場合は「キャメラさん!キャメ1、キャメ3、キャメ2ズドン」(カメラさん、1カメ、3カメ、2カメドン)と言うこともある
  3. ^ 爆笑オンエアバトル』で業界用語ネタをしないのは、「オンバトでは理解してもらえなさそうであったから」と語っている。
  4. ^ 『あらびき団』の1月23日放送分を見ていた小池栄子がアトムの芸に感銘し、テレビ出演わずか1回で『めちゃイケ』への出演につながった。

外部リンク