夙川アトム
夙川アトム | |
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本名 | 田中 博之(たなか ひろゆき) |
生年月日 | 1979年12月22日(44歳) |
出身地 | 兵庫県西宮市 |
言語 | 日本語 |
トリオ名 | 昭和サーカス(2003年解散) |
事務所 | ASH&Dコーポレーション |
活動時期 | 1999年 - |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
2009年 R-1ぐらんぷり10位 |
夙川アトム(しゅくがわアトム、1979年12月22日 - )は、日本のお笑い芸人。
兵庫県西宮市出身。ASH&Dコーポレーション所属。報徳学園高等学校卒業。
略歴
- 1999年 - 2003年 トリオのコントユニット「昭和サーカス」として活動。当時はケーエープロダクション所属。
- 2008年
- ソニー・ミュージックエンタテインメント系のSMA NEET ProjectからSMA HEET Projectへ移籍。
- 3月 SMA HEET Projectを退社。退社の際、2008年の芸能活動の停止を命じられた[1]と報じられた。
- 10月 ASH&Dコーポレーションに所属
- 2009年
- 2月 R-1ぐらんぷり決勝進出を契機にTVへの出演が多くなる。
- 12月 第1回単独ライブ「FANTASIA」を公演。
- 2010年
- 5月 第1回単独ライブ「FANTASIA」DVD発売。
- 7月 短編アニメ「ちゃいちーのろーたーくん」DVD発売。
- 10月 ブルドーザーズ 第1回コントライブ「デリカシー」(座・高円寺2)
- 2011年
- 1月 第2回単独ライブ「HIGHLIGHT」を公演。
概要
- 芸名の夙川は彼の出身地・西宮を流れる川及び、阪急神戸線夙川駅に由来している。
- 本人のブログには、ブレイクした現在も自己の写真等のアップは一切ないが、ゴー☆ジャスのブログやモバゲー日記には、頻繁に写真付きで登場している。
- 「理由あって登別にて」(作曲:三浦康嗣(□□□) 作詞:ふじきみつ彦)単独ライブ「HIGHLIGHT」でコント用に作られた曲。2011年4月、上野公園水上音楽堂で行われた「道との遭遇 ヒガシトーキョーミュージックフェスティバル」において夙川アトム×三浦康嗣で出演し生演奏で曲を披露している。
芸風
主に一人コント。昭和バブル期のテレビ業界人をイメージさせるいでたちで紙芝居を進めるめくり芸スタイル。中央にセットされた紙芝居に向かって、業界人とおぼしき相手と携帯で通話しながら登場し、電話を切って「ハイめいしょうさん!じーすてのめいしょう、ちょいもうしーほーで」(照明さん。ステージの照明、もうちょい欲しいです)の後に少し間を置き「はぁいOK!!」と言ってからネタがはじまる[2]。紙をめくる際に「ハイ来た、タイトルドン!」「ハイ来た、ドン!」「ズドン!」など、ディレクターのカメラ割り(ブロッキング)さながらの形態模写もブリッジ(橋渡し用の印象的な短いフレーズ)として取り入れている。
さらに、何でも無理やり逆さ言葉に置き換え、元の言葉や意味が理解不能となるほどにペースを上げ、畳み込む。度々同業者からとおぼしき電話が入ると都度紙芝居を放置、「ザギン」(銀座)、「チャンネー」(おねーちゃん)、「ベナチャンコ」(ちゃんこ鍋)、「ぶしゃぶしゃ」(しゃぶしゃぶ)というジャズ業界以来の逆さ読み系の語に加え、「F3」(女性・50歳以上層)、「テッペン」(夜の12時、時計のてっぺん)、「フィックス」(決定)、「バミる」(演者の立ち位置をテープでマーク → 予約)、「バラシ」(中止)などの放送業界用語(元は逆さ読みも含め全てズージャ語)を可能な限り詰め込んだ会話の後、再び『赤ずきんちゃん(ずき赤のチャンネー)』などの紙芝居を進める、二重構造のコントとなっている。
また、上記以外にも蓋実況などシュールなネタが多い(『爆笑トライアウト』ではこちらで出演[3])。イロモネア内のゴールドラッシュではシュールコントで挑戦している。
第1回単独ライブ「FANTASIA」でも、業界人ネタは行っておらず、現在では、業界人ネタを「封印」したらしく、シュールコントを主としている。
主な出演
テレビ番組
- あらびき団(TBSテレビ、2008年1月23日 - ) テレビ初出演番組
- めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ、2008年3月1日 - ) 笑わず嫌い王決定戦[4]、やべっち寿司に出演
- 新春ホワイトカーペット(フジテレビ、2009年1月1日) キャッチコピーは「俺のことシクヨロ」
- 爆笑レッドカーペット(フジテレビ、2009年1月14日) キャッチコピーは「この業界人 シクヨロ」
- うたばん(TBSテレビ、2009年2月5日 - )
- R-1ぐらんぷり2009(関西テレビ・フジテレビ)
- エンタの神様(日本テレビ、2009年2月28日) キャッチコピーは「OVER(バーオー)な業界用語」
- 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。(日本テレビ、2009年3月6日)
- ザ・イロモネア(TBSテレビ、2009年3月7日 - ) 「ゴールドラッシュ」に出演、3回勝ち抜き本戦出場権獲得
- 爆笑トライアウト(NHK総合)
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)戦績0勝2敗 最高301KB
- オンバト+(NHK総合)戦績1勝3敗 最高373KB(これはオフエアのKBであり、オンエアは345KB)
- ピン芸人として番組初のオンエアを飾った。
- 笑っていいとも!(フジテレビ、2009年5月18日) 「だんだん減らしまショー」コーナーのゲストパネリスト
- お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル(フジテレビ、2009年5月19日、8月18日、2010年2月9日)
- オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル(フジテレビ、2009年10月30日)
- 99プラス(日本テレビ、2009年12月15日)
- お笑いDynamite!(TBS、2009年12月29日)
- アメトーーク!(テレビ朝日、2010年4月1日)
テレビドラマ
- 13歳のハローワーク 第6話(テレビ朝日、2012年2月17日) - 近藤 役
- ドキュメンタリードラマ ヨメとダンナの493日~おもろい夫婦の「がんフーフー日記」(2012年3月4日、NHK BSプレミアム) - 粒来博司 役
- 鍵のかかった部屋(フジテレビ、2012年4月 - 6月) - 立川 役
映画
CM
単独ライブ
- 第1回「FANTASIA」(2009年12月7日-8日 SPACE107)
- 第2回「HIGHLIGHT」(2011年1月15日-16日 武蔵野芸能劇場)
舞台
- ふじきのしおり公演第1回「熱が出てきた」(2008年)
- 男子はだまってなさいよ!⑧アダルト(2011年)
- 昨日の祝賀会『ロッカーの濡れている床、イスがない』(2012年)
ラジオ
- 爆笑問題カーボーイ(TBS RADIO、2009年4月21日) ゲスト出演
- オードリーのシャンプーおじさん(文化放送、2009年11月3日、11月10日) ゲスト出演
- 大竹まこと ゴールデンラジオ!(文化放送)
動画番組
- 芸人「夙川アトム」脚本の短編アニメ。毎週木曜日に更新・ビデオポッドキャスト配信。
- ぴあ「ちゃいちーのろーたーくん」(2010年4月 - )
- 2010年7月21日DVD発売記念、月イチ更新で復活。
その他の活動
ユニット
脚注
- ^ “めちゃイケの人気者・夙川アトムが最近出ぬ理由”. サイバーエージェント (2008年4月9日). 2008年4月20日閲覧。
- ^ ただし、『爆笑レッドカーペット』や『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』などネタ時間が制限されている番組では省略することもある。また時間が大幅にある場合は「キャメラさん!キャメ1、キャメ3、キャメ2ズドン」(カメラさん、1カメ、3カメ、2カメドン)と言うこともある
- ^ 『爆笑オンエアバトル』で業界用語ネタをしないのは、「オンバトでは理解してもらえなさそうであったから」と語っている。
- ^ 『あらびき団』の1月23日放送分を見ていた小池栄子がアトムの芸に感銘し、テレビ出演わずか1回で『めちゃイケ』への出演につながった。