全国高等学校野球選手権大阪大会

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全国高等学校野球選手権大阪大会
競技 野球
大会形式 トーナメント
開始年 1916年-現在
主催 大阪府高等学校野球連盟
朝日新聞社
会場 舞洲ベースボールスタジアム
大阪市南港中央野球場
万博記念公園野球場
堺市原池公園野球場
住之江公園野球場
花園中央公園野球場
豊中ローズ球場
久宝寺緑地野球場
京セラドーム大阪
開催期間 7月
参加チーム 159(2023年
前回優勝 履正社(2023年)
公式サイト
大阪府高等学校野球連盟
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全国高等学校野球選手権大阪大会(ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんおおさかたいかい)は、大阪府で行われる全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)の地方大会。

概要[編集]

1998年の第80回記念大会から大会回数下1桁が0となる記念大会の年に限り、全国高等学校野球選手権北大阪大会と全国高等学校野球選手権南大阪大会がそれぞれ行われて2代表制となる[1]

1999年の第81回大会以来、例年の大会でも3回戦までは北地区と南地区に分かれて行われ、南北16校ずつの32強による4回戦以降は境をなくして行われる[2]。組み合わせ抽選は3回戦まで、4・5回戦、準々決勝以降の計3回行われる。

シード制を採用しない地方大会として最後まで残っていたが、2020年の第102回大会よりシード制を採用することとなった。しかし、新型コロナウイルスの影響により、2021年の第103回大会からの採用となった。春季近畿地区高等学校野球大会大阪府予選の16強がシード校となり、1回戦の勝者と2回戦から当たるシード権が付与される。シード校も学校所在地によって北地区と南地区に分かれるため、どちらかの地区に偏在する可能性がある。第103回大会では北地区に7校、南地区に9校となった[3]。また原則として3回戦まではシード校の直接対決が行われないように組み分けを配慮する[4]

大阪大会特有の事情として、楽器を使った応援を禁止している。これは豊中ローズ球場大阪市南港中央野球場花園中央公園野球場の3球場は周囲に住宅地が有り、楽器を使った応援が近隣への騒音の原因となることから周囲へ配慮するという事情がある。また「全選手が同じ環境で試合ができなければ不公平」と全ての球場を同条件とするため、残り5球場でも禁止にしている。大会規定でも「多数が音のでるものを打ちたたいての応援やメガホンまがいのものを用いて一斉に大声を出しての応援を禁止する」と明記されている。これは大阪府高野連が主催する春や秋の大会でも同様となっている[5][6]。かつてはユニフォームについても規制が厳しく、白地を基本としていたために、それ以外の色やピンストライプなどを入れたりすることができず、強豪大学の付属校であっても、他県の系列校と異なるシンプルなものを着用していた(甲子園出場など、大阪府高等学校野球連盟が管轄しない試合の際には白地以外を着用することは認められた)。現在は他府県と同様な範囲に緩和されている。

点数の差によるコールドゲームの宣告は「5・6回の攻撃完了時に10点差以上、または7・8回の攻撃完了時に7点差以上が付いた場合」(決勝戦は適用せず)としており、延長戦は10回からタイブレーク方式で、それぞれのイニング、ノーアウト1・2塁(前イニングの最終打者とその前の打者)の状態から再開する[4]

使用球場[編集]

現在[編集]

過去[編集]

大会結果[編集]

年度(大会) 校数 優勝校 決勝スコア 準優勝校 備考 全国大会成績
1916年(第2回大会 10 市岡中 2x - 1 桃山中 準優勝
1917年(第3回大会 9 明星商 11 - 10 北野中 ベスト8
1918年(第4回大会 12 市岡中 5 - 3 北野中 (中止)
1919年(第5回大会 12 市岡中 2x - 1 明星商 初戦敗退
1920年(第6回大会 14 明星商 5 - 1 北野中 ベスト8[7]
1921年(第7回大会 11 市岡中 17 - 4 桃山中 初戦敗退
1922年(第8回大会 17 市岡中 3 - 0 堺中 初戦敗退
1923年(第9回大会 19 明星商 10 - 0 岸和田中 初戦敗退
1924年(第10回大会 21 市岡中 [8] ベスト8
1925年(第11回大会 24 市岡中 12 - 3 八尾中 初戦敗退
1926年(第12回大会 25 浪華商 4x - 3 高津中 初戦敗退
1927年(第13回大会 26 北野中 9 - 4 八尾中 2回戦
1928年(第14回大会 28 豊中中 7 - 1 北野中 初戦敗退
1929年(第15回大会 31 市岡中 7 - 1 八尾中 ベスト8
1930年(第16回大会 32 浪華商 7 - 0 八尾中 初戦敗退
1931年(第17回大会 32 八尾中 8 - 7 浪華商 初戦敗退
1932年(第18回大会 35 八尾中 4 - 3 浪華商 ベスト8
1933年(第19回大会 35 浪華商 6x - 5 日新商 延長12回 2回戦
1934年(第20回大会 35 市岡中 4 - 1 浪華商 ベスト4
1935年(第21回大会 35 日新商 3 - 0 浪華商 2回戦
1936年(第22回大会 34 京阪商 3 - 1 日新商 ベスト8
1937年(第23回大会 37 浪華商 4 - 0 京阪商 初戦敗退
1938年(第24回大会 35 京阪商 8 - 1 日新商 ベスト8
1939年(第25回大会 34 京阪商 3 - 2 浪華商 初戦敗退
1940年(第26回大会 34 市岡中 5 - 0 扇町商 ベスト4
1941年(第27回大会 32 日新商 1x - 0 浪華商 延長14回 (中止)
1946年(第28回大会 54 浪華商 3 - 2 日新商 優勝
1947年(第29回大会 53 浪華商 4 - 0 茨木中 初戦敗退
1948年(第30回大会 80 天王寺 2 - 1 北野 初戦敗退
1949年(第31回大会 93 高津 3 - 2 八尾 初戦敗退
1950年(第32回大会 91 泉大津 2 - 0 西野田工 初戦敗退
1951年(第33回大会 93 都島工 6 - 1 浪華商 ベスト8
1952年(第34回大会 96 八尾 2 - 0 明星 準優勝
1953年(第35回大会 94 浪華商 6 - 1 岸和田 ベスト8
1954年(第36回大会 94 泉陽 3 - 0 興国商 ベスト8
1955年(第37回大会 93 浪華商 4x - 3 興国商 延長16回 初戦敗退
1956年(第38回大会 96 浪華商 2 - 0 清水谷 ベスト8
1957年(第39回大会 98 寝屋川 4 - 2 泉尾工 2回戦
1958年(第40回大会 101 浪華商 5 - 4 寝屋川 初戦敗退
1959年(第41回大会 102 八尾 1 - 0 阿倍野 ベスト4
1960年(第42回大会 102 浪商 3x - 2 桃山学院 2回戦
1961年(第43回大会 102 浪商 9 - 0 明星 優勝
1962年(第44回大会 102 PL学園 5 - 2 興国商 2回戦
1963年(第45回大会 102 明星 4 - 1 PL学園 優勝
1964年(第46回大会 110 明星 9 - 0 PL学園 初戦敗退
1965年(第47回大会 112 大鉄 6 - 2 興国 延長10回 初戦敗退
1966年(第48回大会 114 北陽 4 - 0 桜塚 2回戦
1967年(第49回大会 113 明星 11 - 1 PL学園 初戦敗退
1968年(第50回大会 114 興国 10 - 2 岸和田 優勝
1969年(第51回大会 115 明星 1 - 0 浪商 2回戦
1970年(第52回大会 117 PL学園 8 - 1 北陽 準優勝
1971年(第53回大会 118 PL学園 4 - 3 浪商 初戦敗退
1972年(第54回大会 121 明星 10 - 0 河南 ベスト8
1973年(第55回大会 123 北陽 3 - 2 PL学園 ベスト8
1974年(第56回大会 124 PL学園 2 - 0 興国 初戦敗退
1975年(第57回大会 133 興国 2 - 0 北陽 2回戦
1976年(第58回大会 135 PL学園 6 - 4 大鉄 準優勝
1977年(第59回大会 135 大鉄 6 - 2 北陽 ベスト4
1978年(第60回大会 138 PL学園 9 - 3 近大付 優勝
1979年(第61回大会 139 浪商 9 - 3 PL学園 ベスト4
1980年(第62回大会 144 北陽 5 - 2 近大付 初戦敗退
1981年(第63回大会 147 北陽 2 - 0 近大付 3回戦
1982年(第64回大会 152 春日丘 9 - 1 近大付 2回戦
1983年(第65回大会 155 PL学園 5 - 3 桜宮 優勝
1984年(第66回大会 163 PL学園 4 - 0 大阪産大高 準優勝
1985年(第67回大会 167 PL学園 17 - 0 東海大仰星 優勝
1986年(第68回大会 173 泉州 6 - 2 大商大堺 初戦敗退
1987年(第69回大会 173 PL学園 1x - 0 近大付 優勝
1988年(第70回大会 175 近大付 2 - 0 桜宮 初戦敗退
1989年(第71回大会 178 上宮 6 - 3 近大付 ベスト8
1990年(第72回大会 181 渋谷 6 - 4 上宮 初戦敗退
1991年(第73回大会 183 大阪桐蔭 8 - 4 近大付 優勝
1992年(第74回大会 186 近大付 6 - 4 春日丘 2回戦
1993年(第75回大会 186 近大付 6 - 3 PL学園 2回戦
1994年(第76回大会 184 北陽 5 - 3 近大付 3回戦
1995年(第77回大会 187 PL学園 8 - 4 市岡 ベスト8
1996年(第78回大会 187 PL学園 9 - 5 上宮 3回戦
1997年(第79回大会 185 履正社 2 - 1 関大一 初戦敗退
1998年(第80回大会 北90 関大一 4 - 0 桜塚 ベスト8
南95 PL学園 2 - 1 上宮 ベスト8
1999年(第81回大会 184 北陽 7 - 2 上宮太子 初戦敗退
2000年(第82回大会 186 PL学園 4 - 2 履正社 3回戦
2001年(第83回大会 187 上宮太子 6 - 5 大阪桐蔭 延長11回 初戦敗退
2002年(第84回大会 189 大阪桐蔭 5 - 1 初芝 初戦敗退
2003年(第85回大会 193 PL学園 8 - 7 大商大堺 2回戦
2004年(第86回大会 190 PL学園 4 - 4 大阪桐蔭 延長15回 初戦敗退
13 - 7 再試合
2005年(第87回大会 191 大阪桐蔭 15 - 3 大商大堺 ベスト4
2006年(第88回大会 188 大阪桐蔭 4 - 3 金光大阪 延長12回 2回戦
2007年(第89回大会 187 金光大阪 4 - 3 大阪桐蔭 初戦敗退
2008年(第90回大会 北91 大阪桐蔭 2 - 0 履正社 優勝
南94 近大付 8x - 7 PL学園 延長12回 初戦敗退
2009年(第91回大会 185 PL学園 10 - 0 関大北陽 3回戦
2010年(第92回大会 186 履正社 3 - 0 大体大浪商 3回戦
2011年(第93回大会 187 東大阪大柏原 7x - 6 大阪桐蔭 2回戦
2012年(第94回大会 181 大阪桐蔭 10 - 8 履正社 優勝
2013年(第95回大会 179 大阪桐蔭 5 - 1 履正社 3回戦
2014年(第96回大会 180 大阪桐蔭 9 - 1 PL学園 優勝
2015年(第97回大会 180 大阪偕星 4 - 3 大体大浪商 2回戦
2016年(第98回大会 177 履正社 12 - 0 金光大阪 3回戦
2017年(第99回大会 176 大阪桐蔭 10 - 8 大冠 3回戦
2018年(第100回大会 北88 大阪桐蔭 23 - 2 大阪学院大高 優勝
南87 近大付 2 - 0 大商大堺 初戦敗退
2019年(第101回大会 174 履正社 7 - 2 金光大阪 優勝
2020年(第102回大会 N/A 中止 独自大会 中止
2021年(第103回大会 167 大阪桐蔭 4x - 3 興国 2回戦
2022年(第104回大会 165 大阪桐蔭 7 - 0 履正社 ベスト8
2023年(第105回大会 159 履正社 3 - 0 大阪桐蔭 3回戦

選手権大会成績[編集]

令和2年大阪府高等学校野球大会[編集]

2020年に開催予定の第102回全国高等学校野球選手権大会新型コロナウイルス感染症の流行により、本大会と全ての地方大会が中止となった事に伴う大阪府独自の代替大会として「令和2年大阪府高等学校野球大会」が7月18日から8月10日まで参加169チームで開催された。大会はトーナメント方式で4回戦以降は再抽選となる。ベンチ入りメンバーは20人まで、試合観戦は控え部員および部員の保護者に限られた。大会は雨天中止が相次いだこともあり準決勝終了をもって打ち切りとなった。

準々決勝 準決勝
           
8月9日:延長10回    
 大阪学院大 9
 近大付 6  
  8月10日:5回コールド
 大阪学院大 2
   関大北陽 17
8月9日  
 関大北陽 1
 興国 0  
準々決勝 準決勝
           
8月9日:5回コールド    
 大阪桐蔭 15
 香里丘 1  
  8月10日
 大阪桐蔭 3
   履正社 9
8月9日:8回コールド  
 履正社 11
 信太 2  

大阪代表による選手権大会優勝校[編集]

大阪代表校は、夏の選手権大会は合計14度の優勝(中等学校大会優勝1回)を誇る。1980年代までの優勝校はほとんどが私学7強に入っている高校である。

  1. 第28回大会(1946年) - 浪華商業学校(初)
  2. 第43回大会(1961年) - 浪商高等学校(旧 浪華商業学校・15年ぶり2度目)
  3. 第45回大会(1963年) - 明星高等学校(初)
  4. 第50回大会(1968年) - 興國高等学校(初)
  5. 第60回大会(1978年) - PL学園高等学校(初)
  6. 第65回大会(1983年) - PL学園高等学校(5年ぶり2度目)
  7. 第67回大会(1985年) - PL学園高等学校(2年ぶり3度目)
  8. 第69回大会(1987年) - PL学園高等学校(2年ぶり4度目、夏連覇)
  9. 第73回大会(1991年) - 大阪桐蔭高等学校(初)
  10. 第90回大会(2008年) - 大阪桐蔭高等学校(北大阪代表・17年ぶり2度目)
  11. 第94回大会(2012年) - 大阪桐蔭高等学校(4年ぶり3度目、夏連覇)
  12. 第96回大会(2014年) - 大阪桐蔭高等学校(2年ぶり4度目)
  13. 第100回大会(2018年) - 大阪桐蔭高等学校(北大阪代表・4年ぶり5度目、夏連覇)
  14. 第101回大会(2019年) - 履正社高等学校(初)

学校別選手権大会出場回数[編集]

全国優勝、準優勝。

出場 校名 出場年度
17回 PL学園高等学校  1962   1970   1971   1974   1976   1978   1983   1984   1985   1987   1995   1996   1998   2000   2003   2004   2009 
13回 大阪体育大学浪商高等学校  1926   1930   1933   1940   1946   1947   1953   1955   1956   1958   1960   1961   1979 
12回 大阪桐蔭高等学校  1991   2002   2005   2006   2008   2012   2013   2014   2017   2018   2021   2022 
10回 大阪府立市岡高等学校  1916   1918   1919   1921   1922   1924   1925   1929   1934   1940 
08回 明星高等学校  1917   1920   1923   1963   1964   1967   1969   1972 
06回 関西大学北陽高等学校  1966   1973   1980   1981   1994   1999 
05回 履正社高等学校  1997   2010   2016   2019   2023 
05回 近畿大学附属高等学校  1988   1992   1993   2008   2018 
04回 大阪府立八尾高等学校  1931   1932   1952   1959 
03回 大阪府立芦間高等学校  1936   1938   1939 
02回 阪南大学高等学校  1965   1977 
02回 興國高等学校  1968   1975 
01回 大阪偕星学園高等学校  2015 
01回 東大阪大学柏原高等学校  2011 
01回 金光大阪高等学校  2007 
01回 上宮太子高等学校  2001 
01回 関西大学第一高等学校  1998 
01回 大阪府立渋谷高等学校  1990 
01回 上宮高等学校  1989 
01回 近畿大学泉州高等学校  1986 
01回 大阪府立春日丘高等学校  1982 
01回 大阪府立寝屋川高等学校  1957 
01回 大阪府立泉陽高等学校  1954 
01回 大阪府立都島工業高等学校  1951 
01回 大阪府立泉大津高等学校  1950 
01回 大阪府立高津高等学校  1949 
01回 大阪府立天王寺高等学校  1948 
01回 東大阪市立日新高等学校  1935 
01回 大阪府立豊中高等学校  1928 
01回 大阪府立北野高等学校  1927 
前身校時代を含む。

放送体制[編集]

NHK大阪放送局[編集]

NHK大阪放送局では、準決勝及び決勝戦を生中継で放映している。総合テレビは決勝戦(一部Eテレの場合あり)を、ラジオ第1(一部FM放送の場合あり)は準決勝・決勝戦を放送する(但し2008年は南北の決勝戦のみ放映)。また2009年より、デジタル総合テレビでも準決勝を中継した(アナログ総合テレビは通常の定時番組)。なお、NHKネットラジオ らじる★らじる(大阪)及び民放ラジオポータルサイトradiko(2018年の実験配信)では同時配信は行われない。かつては開会式も生中継又は録画で放映していたが、2008年を最後に2009年以降は放映されていない。

2020年の独自大会も準決勝を中継した。8月9日の準決勝の放送時には、NHK広島放送局で先行放送の後、同日に全国放送された同局制作番組『れいわのへいわソング』(全国放送時はNHK本部経由で送出)を差し替えたが、大阪局では同番組の振替枠が確保できなかったため、全国で唯一放送されなかった(近畿地方周辺県各局では放送された他、NHKプラスで配信された)[9]

2021年は東京オリンピックの中継と日程が重なったためテレビのみ決勝をサブチャンネルで中継する。ラジオでは中継されない。

ABCテレビ[編集]

ABCテレビ[10]では決勝戦関西ローカルで、生中継で放送している(決勝戦は2012年まで、ABCラジオでも、中継していた。他に大阪府内のケーブルテレビ局にも配信され、コミュニティチャンネルで生中継されている。そのため、特に中継日が日曜日となった場合、本来ならばレギュラー編成に入っているはずの『新婚さんいらっしゃい!』→『あなたの代わりに見てきます!リア突WEST』を通常編成の系列局へ裏送りすることがある(2007年2008年2013年実施分は12:00からの『日曜笑劇場』→『プレミアムサンデー』を休止する代わりに通常より55分前倒し、1987年 - 1991年・1993年 - 1995年・2000年実施分はそれぞれ、中継終了後の遅れ放送となった2000年を除き日曜日での通常放送をいったん休止した代わりに決勝戦終了後1週間以内に改めて時差放送された。2016年・2017年実施分は11:55→12:00からの『ビートたけしのTVタックル』〈テレビ朝日制作〉を休止する代わりに前述した2番組を通常より55分前倒し)。かつては開会式と準々決勝、及び準決勝も放映していたが、2007年を最後に2008年以降は放送されていない。また開会式は、2007年まで大阪府内のケーブルテレビ局にも配信され、コミュニティチャンネルで生中継されていたが、2008年に後日録画で放映されたのを最後に、2009年以降は放送されなくなった。

ケーブルテレビ(J:COM)[編集]

J:COMでは2015年に大阪府内のJ:COMチャンネルで開会式を当日の夜に配信する。また、豊中ローズ球場、久宝寺緑地野球場で行われる試合(両球場とも2・3回戦)を生中継する[11]。2016年からは開会式と舞洲で行われる3回戦から準々決勝までの試合を生中継[12]。2018年からは準決勝も生中継を行う[13]。バーチャル高校野球でも配信される。

脚注[編集]

  1. ^ 他に千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、兵庫県、福岡県(100回大会から)が2代表制となる
  2. ^ 大阪桐蔭も例外にあらず シードなき大阪大会,朝日新聞デジタル,2018年6月22日
  3. ^ 夏の高校野球大阪大会、7月16日に開幕 初のシード制,朝日新聞デジタル,2021年6月2日
  4. ^ a b 7月9日、165チームの熱戦が開幕 高校野球大阪大会の日程決まる 岡純太郎2022年6月1日 10時00分(朝日新聞)
  5. ^ 高校野球のブラバン、大阪では30年禁止 一体なぜ?高野連に聞いた,withnews,2017年7月3日
  6. ^ 球場でブラバン禁止、大阪独特の応援文化 口ラッパ中心,朝日新聞デジタル,2017年7月19日
  7. ^ 敗者復活
  8. ^ リーグ戦で代表校を決定
  9. ^ 2021年は8月10日(火)に中国ブロックで放送の後、8月30日(月曜)未明(29日深夜)に全国放送のため、高校野球の影響を受けなかった。
  10. ^ 2017年度までは、2018年4月1日の認定放送持株会社移行に伴う商号変更ならびに分社化前のため、朝日放送
  11. ^ 【特別番組】第97回全国高等学校野球選手権大阪大会を生中継! J:COM 2015年6月22日
  12. ^ 第98回 全国高等学校野球選手権大阪大会 J:COMチャンネルで熱戦の模様を生中継!
  13. ^ 高校野球南・北大阪大会、兵庫大会をJ:COMチャンネルで生中継 SPOLOGY|スポーツテック(スポーツ×テクノロジー) 2018年7月6日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]