乾物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。H.grade (会話 | 投稿記録) による 2015年12月13日 (日) 04:55個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎魚介類)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

中国の乾貨専門店。

乾物(かんぶつ)は、保存性や食味の向上を目的として水分を抜き乾燥させた食品の総称[1]

概要

保存期間が延びることに加え、切り干し大根干しいものように、乾物にすることにより生のものより栄養価が増す食品もある[2]

乾物を専門に売る店を「乾物屋」というが、現在では数が少なく、代わりにスーパーマーケット百貨店や、インターネットショッピングなどで広く販売されている。中国との貿易で日本から乾物が中国へと持ち込まれ、中華料理の材料となったものも多い(俵物三品 ふかひれ、干しアワビ、干しなまこ)。中国では「乾貨」と呼ばれる。

調理の際に、水分を含ませて「もどす」ことが必要となるものもある。


主な乾物

野菜・山菜・キノコ

キノコの乾物

果物(ドライフルーツ)

ドライフルーツの盛り合わせ

魚介類

天日干し中のスルメ

その他

出典

  1. ^ 広辞苑第5版
  2. ^ 食品保存と生活研究会編著 『おもしろサイエンス:食品保存の科学』 日刊工業新聞社、2012年、pp72-74

関連項目