カシューナッツ

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カシューナットノキ
Gui1 cashewfruit2.jpg
果実(正確には果柄、大きく鮮やかな黄色)と真の果実(その下の緑灰色)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ムクロジ目 Sapindales
: ウルシ科 Anacardiaceae
: カシューナットノキ属 Anacardium
: カシューナットノキ A. occidentale
学名
Anacardium occidentale L.
和名
カシューナットノキ
カシュー
カシューノキ
英名
Cashew

カシューナッツ英語: cashew nuts)は、ウルシ科の常緑高木、カシューナットノキ種子(仁)。ブラジル北西部が原産で、ポルトガル語Caju(カジュー)が語源。中国語では、ナッツの形がブタ腎臓(中国語で「(猪)腰」)に似ていることから「腰果 ヤオクオ yāoguǒ」と呼ばれる。

目次

[編集] 概要

カシューナットノキの果柄が肥大し、5–8 cm の果実のようになったものをカシューアップル (cashew apple) またはマラニョン (marañón) と呼び、その先に灰褐色のに覆われたカシューナッツがある。ナッツの殻を割り、その内部の勾玉型の仁の部分を一般にカシューナッツと呼び、食用とする。

[編集] 生産

原産地のブラジルから、世界各地のある程度の雨量のある熱帯亜熱帯地域に広がっており、著名な生産国は30を超え、栽培面積は351万ヘクタール程度とされる。

世界では年間200万トン以上が生産され、2005年の生産量順では、ベトナム(83万トン)、インド(46万トン)、ブラジル(25万トン)、ナイジェリア(21万トン)となっている。中国では海南省が主産地となっている。

[編集] 利用

[編集] 果肉

カシューアップルと呼ばれる果肉には、リンゴに似た芳香があり、生食用、もしくはジャムチャツネジュース(インドのフェニーなど)などの原料として利用されている。しかし、タンニンの渋みもあるため、利用せずに廃棄する地域もある。

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炒って塩をまぶしたカシューナッツ

仁であるカシューナッツは、約70%を占める油脂分のほか、亜鉛などのミネラルを豊富に含む。

果肉同様、生の状態では渋みがあり、また青酸を含むため、通常は油で揚げるか、よく炒ってから食用にする。で味付けして、ナッツとして食べる他、さらに野菜などと炒めて料理にすることも多い。他のナッツと比べて軟らかく、甘味がある。広東料理において、カシューナッツと鶏肉の炒め物「腰果鷄丁」はポピュラーとなっている。

また、すりつぶして、ピーナッツバターに似た、カシューバターを製造する。

アマゾンで馬バエ(卵が皮下で孵りウジになる害虫)に刺された場合には、生のカシューナッツの仁を半分に割り、刺された場所をこすると皮下のウジが死に治療が出来ると言われている。

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緑色をしたカシューナッツの殻からは、カシューナットシェルオイルという油脂が取れ、これを使って「カシュー塗料」が製造される。これは現「カシュー株式会社」が開発したもので、質感がに似ており現在でも多く使用される。実際にウルシ科の植物のため、殻を加工する際にかぶれを起こす人も少なくない。

[編集] 価格相場

小売店では、100グラムあたり200円ほどの値で売られていることが多いが、100グラム/300円と少し高い価格で売っていることもある。アーモンドと同程度でピーナッツより少し高値。一部の量販店では1キログラム/1700円など少し安く売っている。

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