ムシキング・テリー

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ムシキング・テリー
プロフィール
リングネーム ムシキング・テリー
ニックネーム 甲虫王者
技の伝道師
子供たちのヒーロー
身長 173cm
体重 83kg
誕生日 8月3日(生年不明)
出身地 ムシキング研究所 
所属 プロレスリング・ノア
デビュー 2005年7月18日
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ムシキング・テリーは、ムシキング研究所所属でプロレスリング・ノアを主戦場とする[1]覆面レスラー。身長173cm、体重83kg。「甲虫王者」「技の伝道師」の異名を持つ。

出身地、身長、体重などのデータは全て不明とされていたが、2005年9月の興行から身長と体重が公表された。セガ(後のセガホールディングス[2]とノアの提携により生まれたレスラーで、アーケードトレーディングカードゲーム「甲虫王者ムシキング」がギミック設定のベースとなっている。

ムシキング研究所に古くから伝わる伝説のマスクを被ったある若手プロレスラーが、マスクに宿る不思議な力の効力で変身した姿である。

誕生

ムシキング研究所のネブ博士と仲の良い三沢光晴が、ムシキングカードバトルに出場し、ネブ博士と敵対関係にあるブラック博士と対戦。ブラック博士の反則殺法により敗退した三沢が、ムシキング研究所特訓を開始。その時、ある一人の選手がたまたま入った部屋においてあったマスクを被ると不思議な力が宿り、ムシキング・テリーが誕生した。

その後のカードバトルでテリーに負けたブラック博士が2005年7月18日、プロレスリング・ノア東京ドーム大会に刺客として送ったブラック・マスクことムシキング・ジョーカーとデビュー戦を行った。

正体はノア所属の鈴木鼓太郎とも言われるが、正式公表されていないため、真偽の程は不明である。

2009年12月23日の試合では、鈴木鼓太郎とのシングルマッチが行われた。その正体は以前とは別人で、2代目である可能性が指摘されている。

戦歴

2005年7月18日、東京ドームにはちびっ子達が一挙に集合、テリーに向けて大声援が起こった。試合は動きがトリッキーなジョーカーに押され気味ながらも、最後は必殺のミストクラッシュでフォール勝ち。

2005年10月28日、GHCジュニアヘビー級王座への挑戦権を得たテリーは王者であるKENTAと対戦。試合に敗れるものの、近い将来もう一度ベルトに挑戦することを誓った。

2007年4月28日、ZERO1-MAXへ流出していたGHCジュニアヘビー級王座を高岩竜一から奪取、第13代王者となった。しかし10月27日の初防衛戦で金丸義信に敗れ王座陥落。

得意技

ミスト・クラッシュ
相手の片腕をそれぞれハーフネルソンとタイガー・スープレックスの形でロックして投げる技。尾崎魔弓の「テキーラ・サンライズ」と酷似。基本的には投げっぱなしで使用せず、そのままホールドしてピンフォールを奪う。ネブ博士が命名。
ストライク・バック
飛びつき回転十字固めの応用技。相手の背後に飛びついて、通常の回転十字固めよりも勢いを付けて高速でマットへ叩き付けてフォールする。野橋真実の「逆打ち」とほぼ同じ技。名称の由来は「甲虫王者ムシキング」に登場する技の名前。
サイド・ロック・ボム
変型のデスバレーボムで、同技と若干相手の持ち方が違う。名称の由来は「甲虫王者ムシキング」に登場する技の名前。
アクシズ・スピン
619と同型。
ジェネシス
相手の両脇を掴んで持ち上げる変型のタイガードライバー。4月26日のGHCジュニアヘビー級選手権の調印式&記者会見で発表、「新しい世代を生み出す起源」という意味を込めて命名。なおセガが販売していたゲーム機メガドライブの海外での名称でもある。
テラ・ドライブ
雪崩式腰投げ。3月4日の日本武道館大会での対ロッキー・ロメロ戦ではこの技で勝利した。ジェネシスと共に4月26日のGHCジュニアヘビー級選手権の調印式&記者会見で発表、「大地を揺り動かす」という意味から命名した。なお「テラドライブ」はメガドライブの亜種の一つでもある。
グリーン・アロー
鈴木鼓太郎の必殺技である「ブルー・ディスティニー」と同じ技。10月13日のGHCジュニアヘビー級王座戦の前哨戦タッグマッチで初めて出し、この技で金丸から勝利した。

名称の由来は「甲虫王者ムシキング」に登場する技の名前。

フェニックス・スプラッシュ
捻りを加えたファイヤーバード・スプラッシュ。高岩とのGHCジュニア戦では目測を誤りニー・ドロップになってしまった。

入場テーマ曲

  • ムシキング・テリーのテーマ

タイトル歴

その他

  • 大一番ではネブ博士がセコンドとして登場し、入場時に前説をしてからテリーを呼び込む。
  • たとえ相手が格下でも先に入場する。タッグにおいては敵味方関係なく最優先で入場する。
  • ムシキングではキプルツヤクワガタを愛用の虫としている。

関連項目

脚注

  1. ^ ノアおよびセガの公式プロフィール表記による。事実上はノア所属選手扱いである。
  2. ^ セガのコーポレート部門並びにIP管理部門は2015年4月にセガホールディングスが承継。