ヴィクトル・ブリズギン
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| 選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ラテン文字 | Viktor Bryzgin | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 国籍 |
 ソビエト連邦→  ウクライナ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 競技 | 陸上競技 (短距離走) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 種目 | 60m, 100m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 生年月日 | 1962年8月22日（62歳） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 出身地 |
.svg){kind=small} ルハーンシク州, ルハーンシク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 身長 | 181cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 体重 | 79kg | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 成績 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| オリンピック | 4x100mR 優勝 (1988年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 世界選手権 |
100m 5位 (1987年) 4x100mR 2位 (1987年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 地域大会決勝 |
ヨーロッパ選手権 100m 9位 (1986年) 4x100mR 優勝 (1986年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 自己ベスト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 50m | 5秒78 (1986年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 60m | 6秒60 (1987年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 100m | 10秒11 (1986年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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編集  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヴィクトル・ブリズギン（Viktor Arkadyevich Bryzhin、ウクライナ語: Віктор Аркадійович Бризгін、1962年8月22日 ‐ ）は、ソビエト連邦（ウクライナ）・ルハーンシク出身で短距離走を専門にしていた元陸上競技選手。1988年ソウルオリンピック男子4×100mリレーの金メダリストである。室内60mの手動計時世界最高記録保持者でもある。
家族
[編集]妻のオルガは4×400mリレーの世界記録保持者で、オリンピックと世界選手権を通じて5つの金メダルを獲得した名スプリンター。娘のエリザベタとアナスタシアも国際レベルのスプリンターで、エリザベタは2012年ロンドンオリンピック4×100mリレーで銅メダルを獲得、アナスタシアは2017年ロンドン世界選手権に19歳で出場した実績を持つ（400mと4×400mリレー）。
経歴
[編集]1983年2月4日にキエフで行われた室内大会の60mにおいて6秒3の手動計時世界最高タイ記録をマーク。その後も1985年に2回、1988年に3回、1991年に1回、1992年に2回、6秒3の手動計時世界最高タイ記録をマークした[1]。
1983年8月のヘルシンキ世界選手権男子4×100mリレー決勝でソビエト連邦チームのアンカーを務め（1走アンドレイ・プロコフィエフ、2走ニコライ・シドロフ、3走ウラジミール・ムラヴィヨフ）、38秒41の3位で銅メダル獲得に貢献した[2]。
1987年8-9月のローマ世界選手権に出場すると、男子100mは1次予選、2次予選、準決勝の3ラウンド全てを10秒2台で通過し、この種目においてソビエト連邦勢初のファイナリストになった。決勝は10秒25（+1.0）の5位でメダルは逃したが（当初は6位。ベン・ジョンソンのドーピング処分で順位繰り上がり）、これはこの種目におけるソビエト連邦勢の最高成績である。男子4×100mリレー決勝ではソビエト連邦チームの2走を務め（1走アレクサンドル・イェフゲニエフ、3走ウラジミール・ムラヴィヨフ、4走ウラジミール・クリロフ）、38秒02のヨーロッパ新記録（当時）を樹立しての2位に貢献。優勝したアメリカには0秒12及ばなかったものの、2大会連続となるメダルを獲得した[3]。
1988年10月のソウルオリンピック男子4×100mリレー決勝ではソビエト連邦チームの1走を務め（2走ウラジミール・クリロフ、3走ウラジミール・ムラヴィヨフ、4走ヴィタリー・サビン）、38秒19で優勝に貢献。この種目では1980年モスクワ大会以来2つ目となる金メダルをソビエト連邦にもたらした[4]。
自己ベスト
[編集]記録欄の（ ）内の数字は風速（m/s）で、+は追い風を意味する。
| 種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 屋外 | ||||
| 100m | 10秒11 (+1.9) | 1986年6月21日 |  タリン |
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| 室内 | ||||
| 50m | 5秒78 | 1986年1月25日 |  ベルリン |
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| 60m | 6秒60 | 1987年2月6日 | ペンザ |
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| 200m | 21秒31 | 1983年3月6日 |  ブダペスト |
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主要大会成績
[編集]備考欄の記録は当時のもの
| 年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1983 | ヨーロッパ室内選手権 (en) | ブダペスト
|
60m | 5位 | 6秒69 | |
| 200m | 準決勝 | DQ | ||||
| 世界選手権 |  ヘルシンキ
|
100m | 2次予選 | 10秒55 (-1.1) | ||
| 4x100mR | 3位 | 38秒41 (4走) | ||||
| 1986 | グッドウィルゲームズ (en) | モスクワ
|
100m | 決勝 | 10秒31 | 総合10位 |
| 4x100mR | 2位 | 38秒19 (4走) | ||||
| ヨーロッパ選手権 (en) |  シュトゥットガルト
|
100m | 9位 | 10秒38 (-0.1) | ||
| 4x100mR | 優勝 | 38秒29 (4走) | 大会記録 | |||
| 1987 | ヨーロッパ室内選手権 (en) | .svg){kind=small} リエヴァン
|
60m | 予選 | 6秒73 | |
| 世界選手権 |  ローマ
|
100m | 5位 | 10秒25 (+1.0) | ||
| 4x100mR | 2位 | 38秒02 (2走) | ヨーロッパ記録 | |||
| 1988 | オリンピック |  ソウル
|
4x100mR | 優勝 | 38秒19 (1走) | |
| 1990 | グッドウィルゲームズ (en) |  シアトル
|
4x100mR | 3位 | 38秒96 (1走) | |
| 1991 | 世界選手権 |  東京
|
4x100mR | 7位 | 38秒68 (1走) |
脚注
[編集]- ^ World Indoor Championships Portland 2016 Athletics Statistics Handbook / EVOLUTION OF WORLD INDOOR RECORDS（P.307-308参照） 国際陸上競技連盟 (PDF, 24.76 MB) 2017年09月05日閲覧
- ^ “第1回世界選手権男子4×100mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2017年9月5日). 2017年9月5日閲覧。
- ^ “第2回世界選手権男子4×100mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2017年9月5日). 2017年9月5日閲覧。
- ^ Rio 2016 Olympic Games Athletics Statistics Handbook / 決勝の記録はOLYMPIC ATHLETICS FINALS（P.214）、この種目におけるソビエトの過去最高成績はBEST NATIONAL PLACINGS（P.340）を参照 国際陸上競技連盟 (PDF, 36.73 MB) 2017年09月05日閲覧
外部リンク
[編集]- ヴィクトル・ブリズギン - 国際オリンピック委員会
- ヴィクトル・ブリズギン - オリンピックチャンネル
- ヴィクトル・ブリズギン - Olympedia
- ヴィクトル・ブリズギン - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ
- ヴィクトル・ブリズギン - 国際陸上競技連盟
- ヴィクトル・ブリズギン - TrackField.brinkster.net
- ヴィクトル・ブリズギン - Munzinger Sports Archives
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