もみじ銀行
本店 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 広島県広島市中区胡町1番24号 |
設立 | 1923年(大正12年)11月 |
業種 | 銀行業 |
法人番号 | 3240001012810 |
金融機関コード | 0569 |
SWIFTコード | HRSBJPJT |
事業内容 | 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など |
代表者 | 代表取締役頭取 野坂文雄 |
資本金 |
874億円 (2014年3月31日現在) |
発行済株式総数 |
5億9,417万5千株 (2014年3月31日現在) |
純利益 |
連結 : 129億99百万円 単体 : 129億31百万円 (2014年3月31日現在) |
純資産 |
連結 : 1,982億20百万円 単体 : 1,987億円 (2014年3月31日現在) |
総資産 |
連結 : 3兆1,071億68百万円 単体 : 3兆1,062億円 (2014年3月31日現在) |
従業員数 |
単体 : 1,439人 (2014年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 山口フィナンシャルグループ 100% |
主要子会社 |
もみじ地所株式会社 もみじカード株式会社 |
もみじ銀行のデータ | |
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法人番号 | 3240001012810 |
店舗数 | 117店 |
貸出金残高 | 1兆9,283億円 |
預金残高 | 2兆6,445億円 |
特記事項: (2014年3月31日現在) |
株式会社もみじ銀行(もみじぎんこう)は、広島県を主たる営業エリアとし、広島市中区に本店を置く第二地方銀行である。
概要
かつて存在した金融持株会社「もみじホールディングス」傘下の第二地方銀行である広島総合銀行(旧・広島相互銀行)とせとうち銀行(旧・呉相互銀行)の合併により設立された銀行である。
第二地方銀行としては屈指の規模を誇っていたが、バブル崩壊時に旧広島総合銀行が受けた公的資金が経営上の重荷となり、近隣の金融機関との経営統合を模索。2005年(平成17年)に山口県を営業基盤とする地方銀行である山口銀行ともみじホールディングスの間で経営統合を前提にした資本提携を行い、共同持株会社「山口フィナンシャルグループ」 (YMFG) を2006年(平成18年)10月1日に設立した。持株会社の本店は山口県下関市竹崎町の山口銀行内におかれ、持株会社の名称から「もみじ」の名称はなくなり、実質的には山口銀行傘下で経営の建て直しを行う。広島総合銀が導入していた公的資金は、2005年12月に山口銀ともみじホールディングスが取得・消却することにより完済した。
2002年(平成14年)より発売した「宝くじ付き定期預金」(大口の定期預金を新規開設した際、金利とは別に最大3年間にわたりジャンボ宝くじを贈呈するもの)では、毎年のように高額当選者を生み出しており、他行から類似商品を発売させるほどの話題となっている。
勘定系システムは、広島総合銀から引き継いだ独自システムをNTTデータへアウトソースして運用していたが、2012年(平成24年)1月から山口銀などが採用する三菱東京UFJ銀行が地銀向けに提供し日本IBMに開発・保守・運用が委託される「地銀共同化システム・Chance」に移行した[1][2]。
山口県にも支店を設けているが、YMFG設立後の2007年(平成19年)に5支店3出張所を廃止した(他の広島県外の店舗は岡山県2、福岡県と東京都各1のみ)。廃止店舗ではATMコーナーも閉鎖されたが、一部では同建物を取得または近接地に進出する形で山口銀行が新たに店舗を設け(承継店舗ではない)、山口銀行内にもみじ銀行のATMコーナー(もみじ銀行の通帳記入が可能)を設けている。
沿革
旧広島総合銀行
- 1923年(大正12年)
- 1941年(昭和16年)
- 4月22日 - 廣島無盡株式會社、藝(芸)備無盡株式會社、双益無盡株式會社及び山陽無盡株式會社が戦時統合し、廣島無盡株式會社として新発足。
- 1951年(昭和26年)
- 10月 - 廣島無盡株式會社が株式会社広島相互銀行と商号変更。
- 1970年(昭和45年)
- 10月 - 株式会社広島相互銀行が広島県環衛信用組合を合併。
- 1989年(平成元年)
- 2月 - 株式会社広島相互銀行が普通銀行に転換し、株式会社広島総合銀行と商号変更。
旧せとうち銀行
- 1941年(昭和16年)
- 11月 - 呉無尽株式会社及び呉洋無尽株式会社が合併し、呉無尽株式会社を新たに設立。
- 1951年(昭和26年)
- 10月 - 呉無尽株式会社が株式会社呉相互銀行と商号変更。
- 1989年(平成元年)
- 2月 - 株式会社呉相互銀行が普通銀行に転換し、株式会社せとうち銀行と商号変更。
経営統合後
- 2001年(平成13年)
- 9月28日 - 株式会社広島総合銀行及び株式会社せとうち銀行が株式移転により株式会社もみじホールディングスを設立し、二行はその完全子会社となる。
- 2004年(平成16年)
- 5月1日 - 株式会社広島総合銀行を存続銀行として株式会社せとうち銀行と合併し、株式会社もみじ銀行と商号変更。第二地方銀行同士での共同持株会社設立後の傘下銀行合併はこれが初めてである。
- 2006年(平成18年)
- 10月1日 - 山口フィナンシャルグループ (YMFG) 設立。もみじ銀行が実質的にYMFG傘下となる。
- 2007年(平成19年)
- 2012年(平成24年)
支店・出張所
2015年(平成27年)4月20日現在、96の本支店と18の出張所を有する。旧広島総合銀行と旧せとうち銀行の合併時に旧せとうち銀行の店舗は800番台の店番号が付与されてそのまま残存していたが、旧両行のエリアが重複する地域を中心に店舗網のスクラップアンドビルドを継続的に行っている。以下は2013年(平成25年)以降の店舗統廃合状況。
ギャラリー
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呉営業部(旧せとうち銀行本店)
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広島トランヴェールビルディング
脚注
出典
- ^ もみじ銀行における『地銀共同化システム』の稼働について (PDF) - 株式会社山口フィナンシャルグループ 平成24年1月4日
- ^ 年末年始利用し地銀2行が勘定系を移行、順調に稼働 日経コンピュータ 2012年1月5日
- ^ “もみじ銀、広島市中心部に店舗 新ビルの1~3階”. 日本経済新聞. (2012年3月13日) 2015年10月11日閲覧。
- ^ “計画から7年、広島・紙屋町に複合ビルが完成-キーテナントに「モンベル」”. 広島経済新聞. (2012年2月17日) 2015年10月11日閲覧。
- ^ "店舗の廃止と支店昇格のお知らせ" (PDF) (Press release). もみじ銀行. 12 October 2012. 2015年4月26日閲覧。
- ^ "店舗統合のお知らせ" (PDF) (Press release). もみじ銀行. 18 January 2013. 2015年4月26日閲覧。
- ^ "新規出店のお知らせ" (PDF) (Press release). もみじ銀行. 1 July 2013. 2015年4月26日閲覧。
- ^ “もみじ銀行、4年半ぶり新拠点 広島市に出張所”. 日本経済新聞. (2013年8月19日) 2015年10月11日閲覧。
- ^ "因島支店因島田熊出張所の新築移転と支店昇格のお知らせ" (PDF) (Press release). もみじ銀行. 25 September 2013. 2015年4月26日閲覧。
- ^ "店舗の統合ならびに新築移転と支店昇格のお知らせ" (PDF) (Press release). もみじ銀行. 13 December 2013. 2015年4月26日閲覧。
- ^ "三原支店三原中央出張所の新築移転ならびに支店昇格と店舗名変更のお知らせ" (PDF) (Press release). もみじ銀行. 14 February 2014. 2015年4月26日閲覧。
- ^ "店舗統廃合のお知らせ" (PDF) (Press release). もみじ銀行. 29 September 2014. 2015年4月26日閲覧。
- ^ “もみじ銀が川口支店を開設”. 中国新聞 (中国新聞社). (2015年4月21日) 2015年4月25日閲覧。
関連項目
- ひろしまネットサービス(広島県内金融機関間のATM・CD利用手数料無料提携サービス)
- 4BANKSネットサービス(中国地方4第二地銀間のATM・CD利用手数料無料提携サービス)