POISON GIRL BAND

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。匿名100 (会話 | 投稿記録) による 2021年1月26日 (火) 22:14個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (126.117.80.67 (会話) による ID:81227680 の版を取り消し 虚偽記載)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

POISON GIRL BAND
メンバー 阿部智則
吉田大吾
別名 ポイズン
事務所 吉本興業
出身 NSC東京校4期
出会い NSC
旧コンビ名 POIZON GIRL BAND
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 漫才
ネタ作成者 吉田大吾
過去の代表番組 メンB
少女B
同期 インパルス
ロバート
森三中など
公式サイト 公式ブログ
受賞歴
2004年 M-1グランプリ 決勝6位
2006年 M-1グランプリ 決勝9位
2007年 M-1グランプリ 決勝9位
テンプレートを表示

POISON GIRL BANDポイズンガールバンド)は、吉本興業東京本社(東京吉本)に所属する日本のお笑いコンビ。略称ポイズン東京NSC4期生。

メンバー

阿部 智則(あべ とものり、 (1979-08-29) 1979年8月29日(44歳) -)

ボケ(便乗ツッコミ)担当、立ち位置は向かって左。身長167cm 体重63kg、A型。宮城県出身。宮城県石巻工業高等学校卒業。土木科に在籍し、毎日あちこちを掘っていた。『映話』のレギュラーメンバー、動物好き。秋山竜次ロバート)とプル友。

吉田 大吾(よしだ だいご、 (1979-04-04) 1979年4月4日(45歳) -)

ツッコミ(便乗ボケ)・ネタ作り担当、立ち位置は向かって右。身長182cm、体重63kg O型。趣味は散歩・株。特技は単独行動。ローリング・ストーンズの大ファン。東京都杉並区荻窪出身。東京都立豊多摩高等学校卒業。小・中学校はせんだみつお、高校は宮崎駿の後輩。阿部と同じく『映話』のレギュラーメンバー。東京大吾組の主催者。2012年4月から2014年10月までの2年半、TOKYO FMのラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』にて「よしだ教頭」としてメインパーソナリティを務めていた。

来歴

主によしもと本物流「ロンドンブーツの天下取り指南」より抜粋。コンビ名の由来は、阿部の出した100個以上の案の中から選んだ3つを合わせたもの。1998年7月、東京NSCに入学し3ヶ月経ち、周囲の勧めで吉田から阿部を誘ってコンビ結成。複雑なコンビ乗り換えをしていた阿部を吉田が救う形になる。同年8月、コンビ結成から1ヶ月で銀座7丁目劇場で初舞台を経験。NSC生の中からMVPを決める大会で、4期生の中で2位になる。

1999年1月、吉田の「ボケになりたい」という理由からコンビを解散する。その際、吉田はツッコミ候補のNSC生とすでに仲良くしており、阿部に電話でそのことを伝えた。同年3月、お互い別々のコンビでNSCを卒業。吉田は『ももいろ』、阿部は『積木』というコンビ。同年7月、吉田の『ももいろ』は上手くいかず解散。7月下旬、吉田自ら『積木』への加入を希望し、阿部は快く承諾してトリオになるが、1回だけ活動し、すぐ解散。メンバーは解散とともに3人揃って芸人を引退。吉田はフリーター、阿部は徐々に引きこもりになる。ちなみにその時のトリオ名は『美輪明宏やおっぱい』として事務所に提出しようとしたものの、間違えて『美輪明宏やおっぱん』と書いてしまったため、そのままそのトリオ名になってしまった。

2000年7月、諦めきれなかった吉田は阿部を競馬場に呼び出してコンビ再結成。そのため2000年結成とされる。その後、ルミネのゴングショーで初めて勝ちあがった。

2004年1月、『お笑いカウントダウンTV』(TBS)でテレビ初出演(しかし阿部は「山根」と間違ったテロップを入れられた)。

2005年9月、マクドナルドのCMの声に抜擢され、動物の声を担当。

2007年4月、『ヨシモト∞』(ヨシモトファンダンゴTV)水曜2部のナビゲーターを務める。同年7月、神保町花月のこけら落し公演「ハッピーな片想い」にて座長を務める。

2008年3月、神保町花月「声〜黒松病院〜(脚本:ザ・プラン9久馬歩)」で主演。

2011年、「THE MANZAI」認定漫才師に選出。

2013年7月9日放送の『芸人報道 2013年に入ってテレビ出演0本!今年初めてテレビに出る芸人大集合SP!』(日本テレビ)に出演し、M-1グランプリファイナリストでもある彼らの登場はレギュラー陣を驚かせた。阿部は2年前の2011年に『芸人報道』に出て以来テレビ出演していないかもと発言し、現在は月に数本の舞台のみの出演であること、吉田は個人でラジオの帯番組を持ちなんとか食べていけている状況を明かした[1]

2014年、「THE MANZAI」認定漫才師に選出されサーキットランキング18位でワイルドカード決定戦に選出される。

M-1グランプリ

M-1グランプリ予選の際は多くの出場芸人が、持ちネタの中の自信作をM-1用にアレンジして予選に挑む中、吉田は“新ネタしばり”というルールを自分の中で作り、その年に作ったネタだけでM-1の予選を勝ち抜き、2004年度、2006年度、2007年度と計3度の決勝進出を果たす。

  • 2002年 3回戦敗退
  • 2003年 準決勝敗退
  • 2004年 決勝6位(ネタは「今年の中日ドラゴンズ」)- 吉田は、決勝進出したことが芸人人生で一番嬉しかったと語る。
  • 2005年 準決勝敗退
  • 2006年 9位(ネタは「ファッション」)審査員を務めた渡辺正行は大会後自身のブログで同年最下位の原因の一つとしてネタ順が1番だった事を指摘し、「俺は、謝らなければいけない。低い点数(75点)つけすぎた」「君達は、最下位の点数じゃない」とコメントしている[2]
  • 2007年 9位(ネタは「鳥取と島根の見分け方」)キャッチフレーズは「屈辱からの脱出」。登場前のVTRでは、前年8位のアマチュアコンビ(変ホ長調)以下の成績だったことに非常にショックを受けたシーンが放送された。ネタ後に阿部が「漫才の神様が見えた」と発言したが、結果は2年連続最下位となった。
  • 2008年以降も出場し続けたが、大会が一旦終了する2010年まで全て準決勝敗退に終わる。なお、2010年(第10回大会)まではM-1の出場資格が「結成から満10年以内」のグループであったため、その時点でラストイヤーだったが、大会自体が5年ぶりに復活した2015年(第11回大会)からは「結成から満15年以内」に延長されたため2015年大会(ラストイヤー)にも出場。しかし、ここでも準決勝敗退に終わり2007年以来の決勝進出は果たせなかった[3]

出演作品

現在の出演

過去の出演

レギュラー番組

  • メンB(日本テレビ、2004年4月 - 2005年3月)
  • 少女B(日本テレビ、2005年4月 - 9月)
  • ヨシモト∞ 水曜日 2部のナビゲーターを務める

単発

ラジオ

CM(声の出演)

  • 日本マクドナルド
    • グラコロ(グラタンコロッケバーガー) 冬眠中のクマ」(2005年、2008年)
    • 「てりたまバーガー 春のうぐいす」(2006年 - 2009年)
    • 「月見バーガー 月の中のウサギ」(2007年 - 2008年)

神保町花月

  • 「ハッピーな片想い」(座長) 2007年7月7日-7月17日
  • 「ヒロイック・シンドローム」 2008年1月29日-2月3日
  • 「声 〜黒松病院〜」(座長) 2008年3月11日-3月16日
  • 1周年記念前夜祭イベント!! 2008年7月7日
  • 1周年記念公演 「バーバー風林〜失恋理髪店〜」 2008年7月13日-7月14日
  • 「かくれんぼ」(吉田のみ脚本で参加) 2008年9月17日-9月21日
  • 「ミックスナッツ#1〜ナッツ・ミート・ナッツ〜」(座長) 2008年9月30日-10月5日
  • 「やさしい生きもの」 2009年2月10日-2月15日
  • 「前夜じゃ!〜東京シュール5〜」(阿部出演、吉田脚本とカメオ出演) 2009年5月25日-5月31日
  • 2周年記念公演 「UNSUNG HEROES〜謳われることのない英雄たち〜」 2009年7月7日-7月11日
  • 東京大悟組公演「君の瞳がまぶしくて・・・」(吉田のみ)2009年9月28日-10月5日
  • 「吹き荒れろ俺たちの春イチバン」(座長)2009年10月28日-11月2日
  • 「Christmas concert in 神保町花月」(吉田のみ)2009年12月22日-12月24日
  • 「10年企画ボーイズ〜後編〜ポチ袋のエクスタシー」2010年1月2日-1月4日
  • 「あのロックスターはギターが弾けなかった・・・」(吉田のみ脚本で参加)2010年4月21日-4月27日
  • 「RYOMA!」2010年5月7日-5月12日
  • 「インコンプリートボーイズ#3」 (2010年7月31日のみゲスト出演)
  • 東京大悟組公演「金魚鉢」(吉田のみ)2010年8月31日-9月3日
  • 「なんとなく地獄」(座長)2010年11月2日-11月7日
  • 「その島、気になる島」(2011年1月22日のみ吉田がゲスト出演)
  • 「パーフェクト・ライフ#1天命という名の災難」2011年4月5日-4月10日
  • 「パーフェクト・ライフ#2運命という名の残酷」2011年5月17日-5月22日
  • 神保町花月200回公演「バルボラーチョの夜は続く」(2011年5月29日2回目公演のみゲスト出演)
  • 「パーフェクト・ライフ#3宿命という名の結末」2011年6月14日-6月16日,18日,19日
  • 「四季」(吉田脚本、座長)2011年7月26日-7月29日
  • 「肉糞華劇団〜帝都童貞朝焼物語〜」(2011年11月7日のみ阿部がゲスト出演)
  • 「flower」(座長)2012年4月3日-4月5日,7日,9日
  • 「肉糞華劇団〜鶴の捨て穴〜」(2012年10月27日1回目公演のみ阿部がゲスト出演)
  • 「男祭り、女シンデレラ」(座長)2013年7月9日,7月11日-14日
  • 肉糞亭特別公演「肉糞華劇団〜HOT夏子のおさがり制服シミ黄バミ。〜」2014年3月4日-3月10日 (阿部のみ)
  • 「俺たちは遊ぶ、俺たちは死ぬ」2014年9月3日-9月7日

その他

脚注

  1. ^ 芸人報道 GNN」『日本テレビ』。2018年9月9日閲覧。
  2. ^ 渡辺正行 公式ゴルフブログ at the Wayback Machine (archived 2012年2月28日)
  3. ^ POISON GIRL BAND | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2020年8月23日閲覧。

外部リンク