変ホ長調 (お笑いコンビ)
変ホ長調 | |
---|---|
メンバー |
小田ひとみ 彼方さとみ |
結成年 | 2005年7月 |
事務所 | フリー |
活動時期 | 2005年7月 - |
出会い | 元同僚 |
現在の活動状況 | 会社員をしながら芸人活動中 |
芸種 | 漫才 |
ネタ作成者 | 両者 |
現在の代表番組 | なし |
過去の代表番組 | なし |
変ホ長調(へんホちょうちょう)は、アマチュア漫才コンビである。2人の関係は元同僚で先輩後輩。現在、彼方は東京、小田は大阪で会社員をしながら芸人活動をしている。M-1グランプリ2006、THE W 2023ファイナリスト。
メンバー[編集]
- 本名同じ。京都府出身。ツッコミ担当。立ち位置は向かって右。
- 劇団そとばこまちの元所属女優。
- O・D・Aという芸名でR-1ぐらんぷりに出場し、2005年・2006年・2008年準決勝進出。
- 2008年、ダイナマイト関西7月27日baseよしもと予選に出場。順調に決勝まで駒を進めるも、漫画家の和田ラヂヲに敗れ準優勝。決勝大会進出を逃す。
- 大阪府出身。ボケ担当。立ち位置は向かって左。
- かつて山中伊知郎の放送作家セミナーに通っていた[1]。
- 関秀人が主宰していた大阪の人気劇団、立身出世劇場(2004年解散)の元所属女優。同劇団には他に、井之上チャル・山本禎顕・小柳こずえらが所属していた。
概要[編集]
- M-1グランプリに出るために2005年7月に結成した。コンビ名は、小田が合唱、彼方が電子オルガン演奏と、いずれも音楽の趣味を持っていることに由来する[2]。
- 棒読み気味のスローテンポで、一般女性の雑談のような漫才を展開する。芸能人の名前など固有名詞を出して皮肉ることが多い。
- 2006年、芸能事務所に所属していないアマチュアとして初のM-1グランプリ決勝進出。アマチュアコンビの決勝進出は大きな話題となり、翌年以降のアマチュアのエントリー増加に一役買うことになった。その後もラストイヤーの2020年まで出場し続けたが、一度も準決勝に進めずに終わっている。
- 2008年から始まったキングオブコントにも参加しており、第1回大会には3人目のメンバー石田千香子(=普段は変ホ長調のブレーン的役割を担当している)を加えた「変記号」というトリオで、2009年の第二回大会ではさらにクマシロを加えた「変音記号」というカルテットで出場している。
- 2009年7月11日に、マリア(イー☆ちゃん、ゆみみ)、ミスアルプス(おーたに、湯川☆セイントセイヤ)と3組出演のプチ単独ライブ『〜Etude〜』(東京・新宿バイタス)を行った。
- 2010年9月、阿佐ヶ谷姉妹との合同ライブ「阿佐ヶ谷姉妹と変ホ長調の大器晩成ライブ〜腹の立つことは明日言え〜」を開催。さらに2011年にも同名のライブを、東京と大阪の2公演開催[3]。
- M-1の出場資格を失った2021年からは、女芸人No.1決定戦 THE Wに出場。現時点で毎年準決勝に勝ち進んでおり[4][5]、2023年には決勝戦に初めて進出した[6]。
- 2022年10月19日放送の『アマチュアたちのM-1グランプリ』(ABCラジオ)にて結成秘話や大会出場のきっかけがドラマ化された[7]。
賞レース等の成績[編集]
M-1グランプリ[編集]
年 | 結果 | エントリーNo. | 決勝戦キャッチコピー | 備考 |
---|---|---|---|---|
2005年 | 準決勝敗退[8] | 2710[9] | ||
2006年 | 決勝8位[10] | 3912 | 史上最強のアマチュア | 史上唯一のアマチュアのファイナリスト |
2007年 | 3回戦敗退[11] | 過去に決勝戦を経験したコンビの3回戦敗退は初 | ||
2008年 | 3回戦敗退[12] | |||
2009年 | 3回戦敗退[13] | 109[14] | ||
2010年 | 3回戦敗退[15] | 2525[16] | ||
2015年 | 2回戦敗退[17] | 90[17] | 過去に決勝戦を経験したコンビの2回戦敗退は初 | |
2016年 | 2回戦敗退[17] | 722[17] | ||
2017年 | 2回戦敗退[17] | 76[17] | ||
2018年 | 3回戦敗退[17] | 97[17] | 1回戦敗退後、再エントリーで通過 | |
2019年 | 準々決勝敗退[17] | 586[17] | ||
2020年 | 2回戦敗退[17] | 370[17] | ラストイヤー、特例シード |
女芸人No.1決定戦 THE W[編集]
2021年大会から出場。
年 | 結果 | 決勝キャッチコピー | 備考 |
---|---|---|---|
2021年 | 準決勝敗退[4] | ||
2022年 | 準決勝敗退[5] | ||
2023年 | 決勝進出[6] | 蘇る 伝説の素人漫才! | 史上初の50代ファイナリスト |
R-1ぐらんぷり(小田)[編集]
小田が「O・D・A」名義で出場。
- R-1ぐらんぷり2005 準決勝敗退
- R-1ぐらんぷり2006 準決勝敗退
- R-1ぐらんぷり2008 準決勝敗退
脚注[編集]
- ^ “デニッシュ、決勝ならず”. 山中伊知郎「お笑いライヴを行く!」 (2006年12月10日). 2013年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年12月26日閲覧。
- ^ “変ホ長調、笑い飯”. 81.3FM J-WAVE:お笑いblog メガネの妄想フェスティバル (2006年12月20日). 2008年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月8日閲覧。
- ^ お笑いナタリー 2011年9月20日より。
- ^ a b 日本テレビ放送網株式会社. “【女芸人No.1決定戦THE W 2021】準決勝進出者発表!”. 日本テレビ. 2021年11月27日閲覧。
- ^ a b 日本テレビ放送網株式会社 (2022年9月26日). “【女芸人No.1決定戦THE W 2022】準決勝進出者発表!”. 日本テレビ. 2022年11月8日閲覧。
- ^ a b 「『THE W』ファイナリスト12組決定 初代王者ゆりやん、ぼる塾、やす子らズラリ」『ORICON NEWS』oricon ME、2023年11月22日。2023年11月22日閲覧。
- ^ “「M-1」初のドラマ化、アマチュア漫才師・つまようじ&変ホ長調の結成秘話を描く”. お笑いナタリー (2022年11月8日). 2022年12月2日閲覧。
- ^ “準決勝 大阪 なんばグランド花月 05.12.11”. M-1GPアーカイブ - M-1GP2005. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “2回戦 大阪3 NGKスタジオ 05.11.13”. M-1GPアーカイブ - M-1GP2005. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “決勝戦 テレビ朝日スタジオ 2006/12/24”. M-1GPアーカイブ - M-1GP2006. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “11/24(土) 3回戦・東京 ルミネtheよしもと”. M-1GPアーカイブ - M-1GP2007. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “11/30(日) 3回戦 大阪2 大阪厚生年金会館芸術ホール”. M-1GPアーカイブ - M-1GP2008. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “11/29(日) 3回戦・大阪2 京橋花月”. オートバックスM-1グランプリ2009公式サイト. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “いよいよ2回戦も最終日!”. M-1GPスタッフブログ (2009年11月15日). 2010年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月8日閲覧。
- ^ “11/21(日) 3回戦 近畿予選 ・大阪 京橋花月”. M-1GP2010. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “M-1決勝進出経験者!“変ホ長調””. 写真共有サイト「フォト蔵」. 2022年11月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “変ホ長調 | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2022年11月8日閲覧。