FNS地球特捜隊ダイバスターの登場人物

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本記事ではフジテレビ系列による、アニメ特撮を融合させた深夜番組、『FNS地球特捜隊ダイバスター』(エフエヌエスちきゅうとくそうたいダイバスター)の登場キャラクターについて解説する。

設定はいわゆる「戦隊モノ」と同様になっており、博士がリュウジ以下の各隊員に指令を出し、隊員が時にはADを使って現場での調査・報告を行う。

博士

(声:銀河万丈

  • 地球特捜隊日本支部責任者。2025年に到来するとされている「知的地球外生命体パピルス」研究の第一人者。氏名不詳。血液型はO型。誕生日は、11月5日。身長は、174cm。体重は、66kg。神奈川県出身。趣味は、サイクリング。特技は、東急ハンズめぐり。好きな芸能人は、ロバート・レッドフォード。好きなTV番組は「ガイアの夜明け」。好きな音楽は、エイベックス系。好きな食べ物は、平目のムニエル。座右の銘は、案ずるより産むが易し、好きな映画は「スティング」。宝塚のファンらしい。
  • 「ユリッペwithダイバスターバンド」ではギター担当。
  • 通常はリュウジ以下の管下隊員に対して調査指令を出し調査させる。まれに博士自身が調査や研究発表を行う時もあるが、「ブラジャーにご飯と味噌汁を盛ってみる」や「いろいろな物に網タイツをはかせてみる」等のセクハラまがいな調査、「イルミネーションをつけると何でもクリスマスっぽくなるのか調査!」や「タトゥーに吹き出しを入れて可愛いっぽくする調査」等のシュール系ばかりなので他の隊員からはおおむね不評である。(ユリッペ曰く「博士の悪のり」)。
  • 毎回番組の終わりに、リュウジを殴る。当初はあいまいな調査方針や中途半端な分析に対して異論を唱えたときに諭すように殴っていたが、回が進むにつれ(一般的には)どうでもいいような一言に殴ったり、そもそもなぜ殴るのかも分からない理不尽な殴り方をすることも増えた。更には何も言っていないのに殴ったり、1回の放送で2度殴ったことも。ただし、リュウジ以外を殴ったことは無い。
    • リュウジを殴るときは「ばかもーん」と怒鳴る。当初はきつく言っていたが、現在は当初ほどきつくなくなっている。
    • 何も言っていないのに殴ったケースに限っては、マルさんがリュウジが殴られないよう、代わりに発言してくれたことを諭すためであるが、そのために殴っているので無意味である。
    • 1回の放送で2度殴ったケースについては、最初のCM前にリュウジがセクハラ発言をして、ユリッペが「博士、お願いします」と言って殴った。このため、ユリッペは驚いていなかった。
  • パイロット版では髪型と白衣こそ同じものの、前髪の白髪が無い、眼鏡をかけている、髭の形が違う、白衣の下にスーツを着ていない等、風貌における相違点がある。
  • 妻(福井県出身)と娘がいる。妻との交際のきっかけは、ペンパルであった。娘は30を過ぎても結婚せず、悩みの種になっている。
  • 大の巨人ファンである。好きな選手と監督は、ラミレス選手(元ヤクルト)と原監督。
  • ボウリングが嫌い。ユリッペによると、スコアは40もいかないらしい。
  • 問題調査後には「やっぱりそうだったか」など軽い一言で済ませており適当さが垣間見える。
  • 絶対音感を持つ人によると、博士がリュウジを殴る時の「ばかもーん」という声は「ラドドーシシラ」である。
  • リュウジを殴った後のシーンでは同じことを3回言うのが通例だが、2007年11月1日の放送で4回という記録を達成した。記念すべき新記録達成のコトバは「人生はなあ」である。
  • ダイバスター志望動機は、2025年にやってくる、パピルスから世界を守るためらしい。

リュウジ

(声:三浦祥朗

  • 誕生日は、8月27日。身長は、178cm。体重は、64kg。千葉県出身。趣味は、ブログ。特技は、ビリヤード
  • マサチューセッツ工科大学を首席で卒業後、ダイバスターに入隊。リーダーとなる。
  • 25歳。血液型はO型。ネクタイは。髪が非常に長い。「ユリッペwithダイバスターバンド」ではドラム担当。
  • 博士の発言した台詞を繰り返すことが多い。
  • 毎回、博士の方針に対して異論を述べ怒られるなど、何らかの理由で博士に殴られる。殴られた際には、鼻血が出たり、あざができたりすることもある。また、何度も殴られたせいで奥歯が1本抜けている。
  • 好きなアーティストは「サザン」。
  • パイロット版においては、ヘルメットを使用し、また、ネクタイではなくスカーフを着用している。なお、その他の隊員もパイロット版ではヘルメットを被っていて、服装も異なる。ネクタイ及びスカーフの色は同様である。
  • 1970年代のロボットアニメの主役を思わせる容貌。
  • ユリッペに好意を抱いているが、その性格上バレている。
  • M.ノリユキが気に入らないらしく、彼が発言すると舌打ちをする。しかし、第67話でノリユキが離脱する際に一番残念がっていたのはリュウジだった(それでも本人の前では冷たい態度を貫き続けた)。
  • ダイバスター入隊の動機は、すべての謎を解き明かしたいらしい。
  • 好きな芸能人は、ブラット・ピット。好きな映画は、アルマゲドン。好きなTV番組は、TVチャンピオン
  • 座右の銘は、口は災いの元。好きな食べ物は、ジンギスカン

ユリッペ

(声:斉木美帆

  • 某有名大学付属女子高校に通う現役女子高校生。埼玉県出身。
  • 身長は、167cm。体重は、47kg。趣味は、音楽鑑賞と海外旅行。特技は、語学。
  • 17歳。誕生日は1月1日。血液型はAB型。24カ国語を話せる。
  • 彼氏いない歴17年。博士同様、宝塚ファンらしい。
  • ネクタイはピンク。「ユリッペwithダイバスターバンド」ではボーカル担当。
  • 勘が鋭く、博士のおかしな提案に唯一気づくことが出来る人物である。
  • パイロット版ではホットパンツ姿だったが、レギュラー化してからはスカートを着用している。
  • 視聴者へのサービスなのか、調査へ向かう途中の後姿ではスカートからパンティーが丸見えである。
  • 電話で相手が呼び出し中の時、音楽に合わせて鼻歌を歌っている。フジテレビの携帯サイトでは鼻歌が着ボイスとして配信されている。
  • 当初番組のどこかで流れていたシャワーシーンは、近年[いつ?]では提供クレジットのバックに用いられている。
  • 番組最後のプレゼントのお知らせ・銀河万丈についての近況報告は彼女が担当する。
  • 持ち歌は「うがい」「アンコウは恋の先生」。
  • ダイバスターの中で唯一フィギュアになっている。
  • 槇原敬之の歌(特に詩)が好きらしい。後に槇原敬之(M・ノリユキ)の作曲(作詞は槇原ではない)した新曲「蛇口を止めて」を歌う。
  • ダイバスター入隊の動機は、自分の可能性をダイバスターで試してみたかったらしい。
  • 好きな食べ物は、スィーツ。好きな芸能人は、オダギリジョー。好きな音楽は、ビートルズ
  • 座右の銘は、毒を以て毒を制す。好きなテレビ番組は、世界遺産。好きな映画は、ショコラ。

マルさん

(声:今村直樹

  • 代々木アニメーション専門学校卒業後、ダイバスターに入隊。
  • 鹿児島県出身。29歳。血液型はB型左利き。誕生日は、2月29日。身長は、165cm。体重は、103kg。趣味は、アニメ。特技は、ヤフオク
  • ネクタイは黄色。「ユリッペwithダイバスターバンド」ではキーボード担当。
  • 朝礼参加時や走る時、驚いた時以外は、大抵、両手に持った大好物の「チキン」を食べながら話す。第32話で調査に向かう際、これは鶏肉ではなく合鴨のローストであると発言(調査終了後「スペシャルチキン」と言い、リュウジにツッコまれた)。
  • 最も尊敬する人物は西郷隆盛。常に「おいどん」と自称し、語尾に「ごわす」をつけて話す。
  • パイロット版においては、髪型がアフロのような長髪になっており、ヒゲもモジャモジャであった。
  • 第21話では、スポンサーなし状態が続く事による予算不足を解消する為、種々の開発を行って得た利益を調査費用に充てるという目的を持った企画開発部への異動が決定。調査部からは外され、企画開発部(マルさんを含む全1名)のチーフに任命される。異動当初は何度か新企画の提案をしていたが、最近[いつ?]ではまったく提案をしていない。また、異動が決まった直後に発言をした際、リュウジやユリッペに部外者呼ばわりされている。
  • 朝礼の際は、他の隊員は「おはようございます」と挨拶するが、彼だけ「おはようでごわす」と挨拶する(チキンを食べながら)。
  • 同様に帰還報告の場合も他の隊員は「ただいま戻りました」と言うが、彼は「ただいま戻りましたでごわす」と言う。
  • ユリッペから体臭を気にされているが、本人は毎日お風呂に入り、風呂のお湯も毎回替えていると主張している。しかし、体臭の件に加え、場の空気が読めていない発言(大概は常識的な発言、時には下ネタ)を度々発するため、ユリッペからはっきりと「嫌い」「最低」などと言われている。当初はユリッペに嫌われて落ち込んでいたが、最近[いつ?]は全く気にしていない。また、ユリッペも彼を嫌うような発言をほとんど言わなくなっている。
  • 番組の最後にみんなで笑うシーンでは、一人だけ動物の雄叫びのような笑い声をあげている。
  • こんにゃくのように脂肪にならないような食べ物は嫌いだと、発言している。
  • 持ちギャグとして「あ〜い、とぅいまてぇ〜ん!」「それわかるぅ〜」「欧米か!」「あ〜い、とぅいまとぅいまてぇ〜ん」「それって、言えてるかも!カモォン!」「どんだけぇ〜!」等があるが大抵はパクリによるもの。
  • ダイバスター入隊の動機は、いつまでも定職につかず、ふらふらしてはいけないと思ったらしい。好きな芸能人は、カレン・カーペンター。好きな映画は、ジブリアニメ。座右の銘は、明日は、明日の風が吹く。好きな音楽は、カーペンターズ。好きな食べ物は、チキン。好きなTV番組は、あいのり

ジュンペイ(兄)

(声:高松由香 〜33話、1時間SP)

  • ちびっ子ハウスのガキ大将として君臨していたが、博士に任命されダイバスターに入隊。34話で博士に(声優の高松が結婚引退したために)どこか遠くへ行ってしまったと隊員たちに告げられ、それ以来姿を見せていない。
  • 10歳。血液型はA型
  • ネクタイは水色。「ユリッペwithダイバスターバンド」ではベース担当。
  • 頭頂部から豚の尻尾のような形のアホ毛が生えている。
  • 子供という立場を活かしたツッコミ役が多い。しかし、リュウジにはあまり好かれていない(直ぐに話を遮られたりする)。
  • 更に、ウイダーinゼリーの10秒間チャージの際、カット上、他の隊員らによるシーンからは省かれて一人でチャージしていた時がある(後には、全員によるカットになっている)。
  • 子供でありながらAD、特に「城山」への言葉遣いは厳しく、城山に対する嫌悪感をもっているらしい。また、唯一ADを呼び捨てにしている隊員でもある(他は全員「君」付け)。
  • パイロット版との違いはヘルメットとスカーフ以外特にない。

ジュンペイ(弟)

(声:川名真知子 34話〜)

  • ジュンペイ(兄)役の高松由香が結婚にともない引退したため、これに替わって34話から登場したジュンペイの双子の弟。兄とほぼ同じ経緯で入隊。なお、本編では声優の結婚と断言はされていない。リュウジがその疑問を口にしたところ、博士に殴られて誤魔化されている。
  • 発音は同じ「ジュンペイ」だが漢字表記が違うらしい。声と額のホクロで判別可能。
  • パチンコを携帯している。
  • 「数字オタク」であり、「俺の○○(計算、統計等)では〜」が口癖となっているが、これは過去のトラウマから、数字しか信じられなくなったことによる。
  • スタッフに対して厳しく接したり呼び捨てにするというスタンスは、兄と同様である。
  • 母親がいないらしい(第49話)が、その後母親がどんな人物だったかについても言及している。
  • ジュンペイの部屋は四畳半に2段ベッドが3つある。
  • 「水泳5級」を持っている。
  • カレー味が好み。
  • 博士の説明が遠まわしな時の口癖は「ヒントが無いとわかんねーよー!」。

M.ノリユキ

(声:槇原敬之 63話〜67話)

  • 新たに派遣された隊員。26歳。
  • ネクタイの色は赤で、リュウジとダブっている。5人ヒーロー物によく使われる配色5色で、使われていないのは緑。
  • 槇原敬之に似ているが、別人と名乗っている。
  • 顔も他のメンバーはいわゆるアニメ顔だが、彼だけは似顔絵風である。
  • ユリッペに気がある素振りを見せて、リュウジをいらだたせたが、その後「僕の勘ではユリッペはリュウジに気があると思う」と言い、すぐに和解する。とは言えリュウジはしょっちゅう舌打ちしている。
  • 胸ポケットには白いバラを一輪挿し、まるで詩人かと思わせるような発言をする。
  • その独特のキャラクターから、良くも悪くもワンパターンだった隊員達のコミュニケーションに、これまで無かった変化が見られるようになった。
  • マルさんのお笑い芸人のモノマネを気に入っている唯一の隊員である。
  • これまで4人が揃っていたカットにも、一部は5人で入るようになったが、アイキャッチなど4人のままのカットもまだ残っている。5人で幅がいっばいになる場合、背の低いジュンペイを前に持ってきている。
  • エンディングでは4人は歩いているのに対し、一人だけ小走りしている。
  • オープニングや公式HPでは登場せず、他の隊員よりやや不遇な扱いを受けている。
  • 実はパピルスの地球訪問計画委員会の秘密隊員で、未来から地球人は本当にいい人達かどうかを確かめに来た。第67話でそれが発覚したため、ダイバスターから去っていった。これを知ったマルさんは気持ち悪いと連呼している。
  • 第74話にユリッペとジュンペイ(弟)の乗った機体にさりげなくパピルス星人化した状態で乗っていたが、後にネタにするという場面が見受けられた。

ロナウジーニョ(犬)

  • 「謎解明SP」にのみ登場。かつてジュンペイのパートナーであったが、現在は行方不明。
  • 体は白く、垂れた耳が黒い(スヌーピーとほぼ同じ)。ビーグル犬のようである。

アシスタントディレクター

おもに調査において、長時間にわたって延々と「気の遠くなる」単純作業を繰り返す、「機器」扱いとして投入される。

  • 城山光正(第4話〜)
    • 小田が加入する以前に活躍したAD。
    • とある調査でずるをしたためジュンペイに嫌われている。
  • 小田真一郎
    • 第18話にて研修中ADとして出演。以後第28話からレギュラーに。
    • ジュンペイ兄弟に見下されている。
    • 練馬区練馬に自宅アパートがあるらしく、しばしば調査拠点にされてしまう。
    • 好きな芸能人は、池上季実子
    • 三重県出身(第60話)。
    • 誕生日は10月7日(第22話)。
    • 彼のテーマソングは松任谷由実荒井由実)の曲で、特に「やさしさに包まれたなら」が使用される。
    • 2008年7月から出演が自粛されており、最終回までそのままとなった。ただし実験で一部が映ることはある[1]
  • 池田哲也
    • 前述の小田の自粛により、直後から登場が増えたディレクター。
    • タレントの池田哲也と同姓同名であるが特に関係はない。
  • 砂田一成(第6話)
  • 田口絢子(第33話のみ)
  • 藤本大介(第43話〜)
第4話にてカップ麺のエビを取るために、5000円で雇ったアルバイトとして出演していたのは彼ではない。

微妙なグラビアアイドル

「専属」のテロップが表示されたこともあるが、その割には他のテレビ番組での出演も確認されている。
この番組に出演することだけは親には黙っていたが、第93話収録時にはバレてしまっていた。
出演回数が増えるにつれ、ADの小田よりも調査に使用されやすくなり、さらに小田の自粛でほぼ毎週起用されている。

脚注

  1. ^ 第102話(2008年6月19日放送)の「フルチンで両手にカップうどんを持っているところに憧れの人が来た場合隠すのか」という調査で視聴者からクレームがきたことがBPO視聴者の意見の2008年6月に視聴者から寄せられた意見で判断出来る。