真・三國無双4

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真・三國無双4
ジャンル タクティカルアクション
対応機種 PlayStation 2[PS2]
Xbox[Xbox]
開発元 コーエーオメガフォース
発売元 コーエー
人数 1~2人
メディア DVD-ROM1枚
発売日 [PS2]2005年2月24日
[Xbox]2005年8月25日
対象年齢 CERO:12歳以上対象
ESRB:Teen 13+
PEGI:12+
OFLC: Mature 15+
売上本数 [PS2]105万本[1]
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真・三國無双4』(しん・さんごくむそうフォー)は、コーエーより発売されたタクティカルアクションゲームである。真・三國無双シリーズ第4作。

2005年2月24日にPlayStation 2版、2005年8月25日にはXbox版が発売されている。Xboxのマシンパワーを生かした高品質サウンドとハードディスクに対応し、ロード時間が大幅に短縮された。ちなみにこれがコーエー最後のXbox用ソフトであり、シリーズ中でも本作のキャラクターデザインを利用した関連作品が最も多く発表されたタイトルでもある(2011年現在)。Xbox版と次世代機であるXbox 360版でもリリースされた。

海外でのタイトルは、"Dynasty Warriors 5"。

概要[編集]

使用可能なキャラは48人。武将ごとのストーリーの無双モード。攻撃アクションの追加。護衛武将の導入。新しい拠点システムの導入。武器成長システムの廃止。武器に重量の概念が追加、エボリューション攻撃の追加で最大9回までの攻撃が可能となる。さらにR3ボタンの「名乗り」が「無双覚醒」に変更された。

本作からゲームエンジンが改良され、グラフィック表現やキャラクターの表示人数が大幅に増加し、遠方の背景も前作よりはっきり表示されるようになった。

操作方法[編集]

デュアルショック2での例。基本的な操作は前作と変化がないが、チャージシュート、エボリューション攻撃、無双覚醒が新たに加えられ、チャージドライブ、名乗りは削除された。

ジャンプ
×ボタンを押すことでジャンプが出来る。押す時間によってジャンプの高さを調整できる。
通常攻撃
□ボタンを押すことで通常の攻撃を行うことが出来る。攻撃は単純であるが、隙はない。初期は4回しか攻撃できないが、武器のレベルの上昇に伴い最大で6回まで攻撃可能になる。
チャージ攻撃
△ボタンを押すことで通常攻撃よりも強力な攻撃を行うことが出来る。通常攻撃と組み合わせることも可能で、△のみであればチャージ1、□→△でチャージ2…となり、チャージ6まである。初期はチャージ4までであるが、武器レベルによってチャージ6まで可能になるのは通常攻撃と同じである。
チャージラッシュ
武器レベル4以上で可能となるチャージ攻撃。チャージ3にさらに△ボタンを追加入力することで攻撃回数を増加させられる。
チャージシュート
チャージ5の別名。武将ごとの派手なエフェクトと共に敵を上方に吹き飛ばす。一部の武将は決まった属性が付く。
ジャンプチャージ
ジャンプ中に△ボタンを押すことで落下したり滞空して攻撃したり飛び道具を飛ばしたりと、武将ごとのアクションで敵を攻撃出来る。
ガード
L1ボタンを押すことでガードの体勢を取る。この体勢を取ることで、正面からの敵の攻撃をガードする事が出来る。
弾き返し
ガードした状態で敵の攻撃が当たる瞬間に△ボタンを押すことで攻撃を行う事が出来る。このモーションの最中は無敵となっているため、確実に反撃出来る。
エボリューション攻撃
3段階目の武器に水色の竜巻のような印が付く事がある(ユニーク武器は必ず付く)。この武器で無双ゲージが満タンの時に6回攻撃をした後、続けて3回攻撃をする事が出来る。
無双乱舞
無双ゲージが満タンとなっている状態で○ボタンを押すことで可能となる強力な攻撃。無双ゲージがなくなるか○ボタンを離すと終了する。この攻撃の最中は無敵状態となっている。無双ゲージが満タンでない状態で○ボタンを押すと無双ゲージをためられる。敵武将も無双乱舞をした時、鍔競り合いになる。
真・無双乱舞
瀕死状態(ゲージの色が赤)の時に発動する無双乱舞。炎属性が付いている。(鍔競り合いなし)
激・無双乱舞
2人プレイで接近し、1人が無双乱舞を発動した後一定時間内にもう1人も無双乱舞を発動すると行える無双乱舞。1人プレイでも護衛武将が近くにいれば発動可能。(鍔競り合いなし)
無双覚醒
戦闘中にアイテム「覚醒印」を入手し、R3ボタンを押すことで一定時間能力と攻撃スピードが大幅に上昇し、無双乱舞が真・無双乱舞になる。

キャラクター[編集]

ゲームモード[編集]

無双モード[編集]

三国志の物語を体験するモード。

今作では『真・三國無双2』と同様、武将ごとによる無双モードに戻った。ストーリーはどの武将も五丈原、合肥新城、南蛮のいずれかで最後だった『2』と違い、今作は基本的に史実を重視したストーリーとなっている。(ホウ統典韋等史実で短期間しか活躍しなかった武将、二喬や甄姫等史実で戦場に立った事がなかった人物に関してはこの限りではない)。

一人の無双モードにおけるステージ数は曹操孫堅劉備左慈は8、他勢力は4、それ以外は5~6ステージとなっている。先に進むほど難易度は高くなり、フリーモードでは低い難易度となっているステージでも、無双モードの後半に同じステージをプレイすると難易度は高くなる。反対に、フリーモードで難易度が高くなっていても、無双モードの初期に同じステージをプレイすると、難易度は低くなる。

無双モードを開始する前に難易度を選択できるが、一度難易度を選択すると、途中での変更は出来ない。そのため、自分がクリアできない難易度に設定して行き詰まってしまった場合は、自分がクリアできる難易度に設定して最初からやり直すしかない(ただし、途中でフリーモードなどで武将を鍛えることは可能)。

演出面では、ステージの間に選択した武将が自己紹介や周囲の状況を解説したり、武将一人一人に個別のエンディングムービーが存在するなど、ドラマ性が強くなっている。

フリーモード[編集]

自由にステージと難易度を選びプレイするモード。

選択できるステージは最初は少ないが、無双モードでそのシナリオを経験すれば、フリーモードで選択できるようになる。プレイできるようになったステージは年表のように並べられていく。ステージを選択した後はどちらの勢力でプレイするかを選択するが、片方の勢力でしかプレイできないシナリオもある。無双モードと同じく、今作ではステージ開始前に難易度を選択するため、オプションで難易度を設定する必要はない。

チャレンジモード[編集]

自分の好きな武将を使って種目ごとの構成正規を目指すモード。種目が終了するとパスワードを確認することが出来、それを公式HPで登録することが可能(2006年11月16日終了)。無双モードやフリーモードとは違い、以下のような基本ルールで戦わなくてはならない。

  • 初期ステータスでプレイ。
  • 装備している武器の重量は標準で連続攻撃数は6。エボリューション攻撃を含めてすべての攻撃を行えるものを装備。
  • アイテムの装備不可。
  • 終了条件を満たすか、開始10分経過すると終了。

プレイできる種目は以下の通り。

神速(しんそく)
ステージに配置された100人の武将を、以下に素早く倒せるかを競う。兵士や武将は5~10人程度でバラバラに配置されているため、撃破速度だけでなく移動速度も求められる。登場するキャラクターはランダムだが、呂布だけは必ず出現する。
暴風(ぼうふう)
正方形の砦の中で、自分が倒されるか制限時間以内に敵を何人撃破出来るかを競う。敵兵は最初はプレイヤーを無視して移動を続けているが、所属している武将を攻撃するとプレイヤーに向かって来る。一定時間ごとに呂布が出現し、彼を倒すと敵武将とその配下の兵士が復活する。敵武将を倒せば何かのアイテムを落とし、呂布は必ず覚醒印を落とす。
生還(せいかん)
一撃でも攻撃を受けると倒されてしまう状況で敵を何人撃破出来るかを競う。敵も一撃で倒せるため、相手の守備力に関しては気にしなくてもいい。武将を倒して一定時間経過すると撃破した武将とその配下の兵士が復活する。敵を一定量撃破すると弓兵や弩兵、妖術師などの遠距離攻撃を行う敵が出現するようになる。このモードでも呂布が登場する。
流星(りゅうせい)
台の上から敵を何人落とせるかを競う。体力がなくなってしまうのはもちろん、自分が台の上から落下した場合も終了となってしまう。敵を攻撃しても、仰け反りはするがダメージは一切ないため攻撃して無双ゲージを溜めることは不可能である。ただし、自分で溜めたり敵から攻撃を受けた際に無双ゲージが溜まったり瀕死状態による無双増加は可能。このモードでも呂布が登場する(パターンにもよる)。

幕舎[編集]

各武将のごとステータス、取得武器および取得アイテム、護衛武将のステータスを確認できる。別衣装を獲得している場合は変更して見ることもできる。

シナリオ[編集]

アイテム[編集]

装備アイテム[編集]

ステージを開始する時の戦闘準備画面で装備できるアイテム。ステージで皮袋か皮袋(赤)を入手するとアイテム欄に加わり、次回のプレイ以降装備可能。鐙アイテムと玉アイテムは一つだけ装備可能で、能力系アイテムや特殊アイテムと別に装備できる。

朱雀翼(すざくよく)
体力ゲージの最大値が上昇する。
青龍胆(せいりゅうたん)
無双ゲージの最大値が上昇する。
1回の無双で行う攻撃の回数が増えるが、ゲージも溜まりにくくなるデメリットもある(後述の活丹で多少補えることもある)。
白虎牙(びゃっこが)
攻撃力が上昇する。基本的な通常攻撃はもちろん、チャージ、騎乗、弓攻撃などあらゆる攻撃に効果がある。
玄武甲(げんぶこう)
防御力が上昇する。
神速符(しんそくふ)
移動速度が上昇する。
移動速度はキャラクターごとに決まっていて成長させることが出来ないため、これや武器の効果で強化する以外に強化することは不可能。
黄忠弓(こうちゅうゆみ)
弓術が上昇する。弓によるダメージが上昇する他、弓によるダメージを軽減する。
一部のキャラクターの弓を使ったチャージ攻撃にも効果はある。
羌族角(きょうぞくかく)
馬術が上昇する。騎乗通常攻撃、チャージ攻撃のダメージが上昇する他、騎乗した敵から受けるダメージを軽減する。
七星帯(しちせいたい)
運が上昇する。運が高いと付加効果の多い武器や、グレードの高いアイテムを入手しやすい。
活丹(かったん)
無双増加量が上昇する。効果があるのは無双ゲージの溜まる効果のある攻撃を行った時だけで、
『2』のような敵からダメージを受けた時、瀕死状態の時での無双増加には効果が無い。
仙丹と共に他のアイテムより出現率が低い。
仙丹(せんたん)
チャージ攻撃の威力が上昇する。
チャージラッシュのように何度もチャージ攻撃を行っていても、効果があるのは一部だけであることが多いので分かりづらい。
また、騎乗チャージ攻撃には効果があるが弓チャージ攻撃には効果は無い(弓を使ったチャージ攻撃にはある)。
活丹と共に他のアイテムより出現率が低い。

尚、『3』まで存在していた騎甲鎧(羌族角と統合)、籐甲鎧(黄忠弓と統合)、翔靴は今作では登場していない。

鐙アイテム[編集]

ステージをに騎乗した状態で開始できるアイテム。馬に乗っている以外に、特別な能力が付加される物もある。 ステージの途中で降りた場合、降りた位置がマップ上に表示される。特定のステージで条件を満たすことによって出現する木箱に入っている皮袋(赤)を入手してステージをクリアすると入手可能。難易度はどれでも良い。

赤兎鐙(せきとあぶみ)
赤兎馬に騎乗した状態から開始する。ゲーム中に登場する馬の中では移動速度が最も速いが、それ以外に特に効果は無い。
的盧鐙(てきろあぶみ)
的盧に騎乗した状態から開始する。運が大幅に上昇する。
飛電鐙(ひでんあぶみ)
爪黄飛電に騎乗した状態から開始する。クリアしたときの武勲が1.5倍になる効果を持つ。
絶影鐙(ぜつえいあぶみ)
絶影に騎乗した状態から開始する。敵から攻撃されても落馬しない。落馬防止効果は他の馬や象に騎乗しても有効。
象鐙(ぞうあぶみ)
象に騎乗した状態から開始する。移動速度は遅いが、一般兵だけでなく武将をも吹き飛ばすほどの攻撃力を持つ。

玉アイテム[編集]

チャージ攻撃に属性を付加する事が出来るアイテム。一部のキャラクターにはあらかじめ属性が付加された攻撃があるが、その場合はあらかじめ付加している属性が優先され、装備している玉の属性が付かない。また、属性が付加していなくても属性が付かないチャージ攻撃もある。

特定のステージで条件を満たすと豪華な木箱が出現する。その中にある赤い皮袋を入手してクリアすれば入手可能。ただし、難易度が「難しい」か「修羅(前作『3猛将伝』の「達人」に相当)」の状態で条件を満たさないと入手できない。

尚、CPUとして登場するプレイアブル武将は決まった属性を装備している(例:呂布は陽属性)。

炎玉(えんぎょく)
チャージ攻撃に炎属性を付加する。
この属性が付いた敵は燃え上がる。一度炎がついた敵は燃えている間はダメージを受け続ける。浮かんでいる間はダメージを受けつづけるため、打ち上げる攻撃を何度も使って浮かせたままにするという手段もある。また、ダメージは防御力に関係なく固定なので防御力の高い敵にも有効。各キャラクターの真・無双乱舞をはじめ、一部キャラクターのチャージ攻撃など、玉を装備していなくても使える攻撃が多い。
この属性の攻撃は、炎を纏ったようなエフェクトが付く。
氷玉(ひょうぎょく)
チャージ攻撃に氷属性を付加する。
この属性が付いた攻撃を敵に当てると、特定の確率で凍りついた状態になる。凍りついた敵は一切動くことが出来ず、防御力も低下する。また、通常は敵が浮く攻撃でも決して浮かなくなるため大ダメージが期待できる(浮いている敵には地上で当てた時に比べてダメージが2分の1になるため)。なお、浮いている敵にこの属性が付加したチャージを当てても凍らせることは不可能。また、ガードできない攻撃を当てると凍った敵の凍結が解除される。
この属性の攻撃は、白い冷気を纏い氷がこぼれたようなエフェクトが付く。
陰玉(いんぎょく)
チャージ攻撃に陰属性を付加する。
この属性がついたチャージ攻撃を当てると防御力無視の固定ダメージを与えられ、一般兵は特定の確率で即死する。『3』における斬玉のような効果だが、属性の効果が発動すると、無双ゲージが空になってしまうというデメリットがあるため、使いこなすのは難しい。これは一部のキャラクターの攻撃に付加している陰属性でも同様。また、敵が使ってくることは滅多にない属性で、周泰しかこの属性を使用しない。
この属性の攻撃は赤い閃光のようなエフェクトが付く。
陽玉(ようぎょく)
チャージ攻撃に陽属性を付加する。
この属性が付いたチャージ攻撃はいかなる手段を使ってもガードできない、『3』における烈玉に似た効果である。そのため、通常は攻撃スピードが遅くガードされてしまうチャージでも普通に当てることが出来る。反対に敵が使ってきたときもチャージ攻撃がガードできなくなるため、敵に使われると厄介な属性となる。
この属性の攻撃は光が輝くようなエフェクトが付く。

特殊アイテム[編集]

能力アイテムとは違い、一時アイテムを取得した時の効果を高めたり一部の攻撃の性能を高めたりするアイテム。能力アイテムと合わせて最初は2つ、最終的には5つまで装備可能。

特定のステージで条件を満たすと豪華な木箱が出現する。その中に入っている赤い皮袋を入手してステージをクリアすると入手できる。難易度はどれでも良い。

孫子兵法(そんしへいほう)
ステージ上の一時能力強化アイテム(戦神の斧、戦神の鎧、韋駄天靴、玉璽)の効果時間が1.25倍に増える。覚醒印の覚醒時間にも効果があり、神気環と併用が可能。
発破伝書(はっぱでんしょ)
瀕死状態でダウン状態から起き上がると攻撃力が30秒間2倍になる。瀕死状態であるならば何度でも効果はある。
護衛心得(ごえいこころえ)
護衛武将が強くなる。
神気環(しんきかん)
無双覚醒の効果時間が15秒から30秒になる。孫子兵法との併用が可能。
真乱舞書(しんらんぶしょ)
瀕死状態でなくとも無双乱舞が真・無双乱舞になる。真・無双乱舞は強力だが普通の無双乱舞が使えなくなるデメリットもある。
真空書(しんくうしょ)
攻撃範囲が1.5倍に広がる。広がるのは一部の攻撃だけで衝撃波など一部の攻撃には効果が無い。また、孫策には全く効果が無く、どの攻撃についても攻撃範囲が広がらない(前作までは効果があった)。
浄炎火矢(じょうえんびや)
弓攻撃に炎属性が付くようになる。弓を使ったチャージ攻撃にも効果はある。『4猛将伝』で登場する「氷結凍矢」と一緒に装備すると氷結凍矢の効果が優先されて炎属性が付かなくなってしまう。
鉄甲手(てっこうしゅ)
チャージ攻撃中にダメージを受けても仰け反らず、攻撃を続けられるようになる。一部のチャージ攻撃には効果が無く、特にジャンプチャージには効果が無い。また、一部のキャラクターは標準でチャージ攻撃中に攻撃を受けても仰け反らない。
虎輪(こりん)
虎を連れてステージを開始可能。いくらダメージを受けても倒れない。
背水護符(はいすいごふ)
あらゆる攻撃で与えるダメージが1.5倍になるが、あらゆる攻撃で受けるダメージが2倍になる。
無双鎧(むそうよろい)
弓攻撃を受けても仰け反らなくなる。攻撃中はもちろん、移動中や静止状態でも有功。騎乗中に弓攻撃を受けても落馬しない。
百草丸(ひゃくそうがん)
敵を100人撃破すると体力が50回復する。
白虎秘石(びゃっこひせき)
敵を100人撃破すると攻撃力が2上昇する。これは成長アイテムを入手した時と同様である。

ゲームシステム[編集]

護衛武将[編集]

今作では、『真・三國無双3』までとは違い数人の護衛兵ではなく、一人の護衛武将を連れて行くことが出来る。一人とは言っても、成長させればプレイヤーに引けを取らないステータスになり、加えて後述の特殊能力を使えるためかなり優秀。ステージクリア時に仕官してくることがあり、プレイヤーの階級が高いほどいい評価の護衛武将が仕官してくる確率が高い。『3』の護衛兵のようにセレクトボタンで攻撃、防御、待機の命令を切り替えられる。体力の回復はプレイヤーが回復アイテムを入手するとそれと同等に回復するが、あまりに距離が離れすぎていると回復しない。ステージクリア後、生き残っていれば難易度に応じて経験値がもらえる。撃破されていても一応はもらえるが、それほど多くはもらえない。

基本的に名前はランダムで決定されるが、仕官してきた時に使用していた武将と同じ姓になることが多い(趙雲なら趙○など)。また、評価は「一国の神童」のように「○○の××」となっている。○○の部分には一国、二国、三国、天下のいずれかが入り、右に行くほどよく伸びる能力の種類が多い。××の部分には神童、傑物、秀才、奇才のいずれかが入り、神童と奇才は初期能力が、秀才と奇才は能力の上昇率が高く、最終的な能力は右に行くほど高くなる。特殊能力の習得数は能力によって決まるため、同様に右に行くほど多くの特殊能力を覚えやすい。なお、最高評価は「天下の奇才」となるが、その評価を受ける護衛武将が仕官してくる確率はかなり低い。

護衛武将の兵種、覚える特殊能力は以下の通り。

兵種
槍(男性):攻撃範囲の広い槍で攻撃する。攻撃力は最も高いが、防御力は低い。
剣(女性):槍ほどではないが攻撃範囲の広い攻撃を行える。特徴は槍とほぼ同じ。
弩(男性):遠くから弓で援護してくれる。能力は標準的だが、敵から距離を取る癖があるのではぐれやすい。
弓(女性):使う武器が違う以外は、ほぼ弩と同じ。
杖(男性):攻撃力は低いが防御力は高い。術による攻撃は範囲が広く、多くの敵を倒せる。
羽扇(女性):攻撃力が低く、攻撃範囲も狭い。だが、プレイヤーの体力が減っていると肉まん1個程度体力を回復してくれる。この能力は何度でも使用可能。
特殊能力
回復:体力が減ると、自身の体力の回復を行う。
猛攻:体力が減ると、自身の攻撃力を一定時間強化する。
鉄壁:体力が減ると、自身の防御力を一定時間強化する。
鼓舞:プレイヤーの味方の軍の指揮が下がりづらくなる。
心眼:少ないコンボ数でアイテムがランクアップする。
推挙:ステージクリア時に必ず護衛武将が仕官してくる。
献品:ステージクリア時に獲得アイテムが一つ増える。
探武:ステージクリア時に獲得武器が一つ増える。

武器システム[編集]

今作における武器システムは『3』のように武器が成長するシステムではなく、『2』と同様にステージにある武器の入った宝箱から入手するシステムに戻った。キャラクター一人につきユニーク武器(後述)を含めて4段階になっており、段階が高くなるほど攻撃力が高く、連続攻撃回数も多くなる(3段階目の武器とユニーク武器は連続攻撃回数は同じ)。入手した武器はキャラクターごとに4つまで保管でき、それ以上は選択して破棄することになるが、『2』と違って1段階武器を一つ、2段階武器を一つ…という仕組みではなく、武器の段階に関わらず4つまで好きに保管可能(例:3段階武器を4つ保管、1~4段階武器を一つずつ保管)。ユニーク武器を破棄する場合は警告される。

武器にはアイテムのように1~20の範囲で付加されていることがある。付加されている効果の数は1~4つとなっており、ランダムで付加される。能力アイテム同様に難易度が高いほど付加効果の数が多く、数値も高いものが出現しやすい。

今作のみのシステムとして「エボリューション攻撃」と「武器重量」がある。

能力系
体力:体力ゲージの最大値が上昇。朱雀翼と併用可能。
無双:無双ゲージの最大値が上昇。青竜胆と併用可能。
攻撃:攻撃力が上昇。白虎牙と併用可能。
防御:防御力が上昇。玄武甲と併用可能。
弓術:弓術が上昇。黄忠弓と併用可能。
馬術:馬術が上昇。羌族角と併用可能。
移動:移動速度が上昇。神速符と併用可能。
無増:無双ゲージの増加量が上昇。活丹と併用可能。
チャージ:チャージ攻撃力が上昇。仙丹と併用可能。
運:運が上昇。七星帯と併用可能。
武器重量
「軽い」「標準」「重い」の3種類がある効果。武器を入手した時にいずれかに分類される。それぞれの効果については以下の通り。
軽い:攻撃速度が速くなる。ただし代償として威力が標準の0.8倍ほど落ちてしまう。キャラクターによっては攻撃速度が速くならないのに威力は落ちてしまう攻撃もある。
標準:攻撃速度、威力共に標準的な性能。
重い:攻撃速度は遅くなってしまうが、威力が標準の1.2倍ほどになる。威力は魅力的だが、キャラクターによっては通常攻撃すら連続して行えないこともある。ただし、一部の攻撃は攻撃速度が落ちないまま威力だけが上昇させることが可能。『猛将伝』では攻撃を受けてもしばらくは仰け反らなくなる特性が付いた。

ユニーク武器[編集]

武将ごとに決められたステージで特定の条件を満たすことによって入手可能な強力な武器。条件を満たすと特定の場所に豪華な木箱が設置され、その中にある赤く輝く宝箱を入手してステージをクリアすると入手可能。この武器は4段階目とも言える武器で、攻撃回数は6、エボリューション攻撃が可能、能力系付加が5つもついている(通常は多くても4つまで)、敵を100人撃破すると覚醒印を入手可能など、高い性能を誇る。ただし、難易度が「難しい」か「修羅」で条件を満たす必要があるので入手にはある程度の実力が必要。また、重量や能力付加の種類や数値はすべて固定されている。

拠点システム[編集]

今回は、前作までの進入拠点だけでなく攻撃、防御、補給の3種類の拠点が設置された。また、進入拠点も一度制圧すると自軍のものになるが、奪い返される可能性がある争奪式に変更されている。新規追加拠点の概要は以下のとおり。

攻撃拠点:構造は木で出来た単純なものだが、当たると大ダメージを受けてしまう巨大な杭を発射する。この杭は味方の拠点から撃たれた物でも当たるとダメージになってしまうので注意が必要。また内部にいる兵士は全員双剣を装備しており、素早く強力な攻撃や無双乱舞を仕掛けてくる。拠点兵長を倒すと攻撃力の上がるアイテムを落とす。
防御拠点:石造りの頑強な構造の拠点。敵が近づくと門を閉めてしまうが、門の前にいる兵士を倒せば開門が可能。自分が味方の拠点の中にいる際に敵が来て門を閉められてしまった場合は拠点内にある梯子のようなものを使えば出られる。門の前にいる兵士を含めて全員盾を装備しており、ガードを多用する上に攻撃中に攻撃しても怯まない。拠点兵長を倒せば防御力の上昇するアイテムを落とす。
補給拠点:構造などは防御拠点とよく似ているが、兵士は通常のものとほぼ同じ。ただし、敵が拠点の中に入ると攻撃力や防御力を上昇させたり、体力の回復などで補助を行う。これは拠点の中にいる味方すべてに効果があるため、敵武将と敵の補給拠点内で戦うと厄介だが、プレイヤーが味方の補給拠点で戦えば補助をしてくれることがある。また、一定時間ごとに各部隊に物資を補給し士気を上昇させる。拠点兵長を倒すと体力ゲージと無双ゲージを全回復させる「華陀膏」を落とす(難易度が「修羅」だと何も落とさない)。

中断可能回数[編集]

今作ではステージの途中で中断できる回数が難易度によって決められており、「易しい」は何度でも、「普通」は3回まで、「難しい」は1回、「修羅」では不可能となっている。中断可能回数はポーズ画面の右下にメモリーカードのマークで表示される。制限されているのはセーブのみで、セーブした時点から再開するのは何度でも可能。

難易度[編集]

今回は「オプション」で難易度設定を決める必要はなく、ステージや無双モードを開始する際に決定する。最初は「易しい」、「普通」、「難しい」の三種類だが、特定の条件を満たすと「難しい」より更に上の「修羅」が出現する。この難易度は敵の能力の高さはもちろん、中断セーブ不可、回復アイテムがほとんど出現しないなどの過酷な状況でプレイすることとなる。

真・三國無双4 猛将伝[編集]

真・三國無双4 猛将伝
ジャンル タクティカルアクション
対応機種 PlayStation 2[PS2]
開発元 コーエー(オメガフォース)
発売元 コーエー
人数 1~2人
メディア DVD-ROM1枚
発売日 2005年9月15日
対象年齢 CERO:12歳以上対象
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真・三國無双4 猛将伝』(しん・さんごくむそうフォー もうしょうでん)は、コーエーから2005年9月15日に発売されたPlayStation 2用のタクティカルアクションゲームである。

PS2版『真・三國無双4』の拡張版であり、エディット武将を兵卒から成り上がらせる立志モードが追加された。

修羅モード[編集]

自動生成されるシナリオを次々にクリアしていくモード。常に初期ステータスで始まる。ステージ内で様々な依頼をクリアして武勲を換金し、よろず屋で回復アイテムや能力アップアイテム、特殊効果付きアイテムを購入したりできる。また、2人同時プレイや鍛冶屋に行ってステージ中で手に入れられる鉄を使って武器を強化できる。なお、依頼によっては依頼者が仲間に加わる場合もあり、最大6人まで加入できる。また、仲間は一度に戦闘に連れていけるのは3人(連れていかなかった仲間はシナリオを1回ずつクリアするごとに体力が微量回復するメリットがある)。能力アップアイテム等は装備するとなくなる。武勲換金率が高いほどステージの難易度は高い。

外伝モード[編集]

全18本の外伝シナリオで構成されるモード。ステージによっては前作『3』に登場したステージもある。

立志モード[編集]

オリジナルの武将を作り、各勢力の武将に仕官する。他の勢力に移ることも可能。戦闘をこなしていくと貯まるスキルポイントを使って様々なスキルを覚えられる。個人目標も設定可能で、個人目標をクリアするとボーナススキルポイントを入手できる。最初は二段攻撃しか出せないが、上の階級に昇進したり、武器やスキルを獲得することによって能力が成長する。上官の武将は能力を上げてくれたり、体力を回復させてくれたりする。また、ステージをクリアすることによってエディットモードにデータを引き継げたり新しいエディットパーツが手に入る事もある。

エディットモード[編集]

様々なエディットパーツでオリジナルの武将を作成できるモード。最大10人まで作成可能で、修羅モードや外伝モードで使用可能。『真・三國無双4』とミックスジョイする事により、フリーモード及び2P側限定で無双モードにて使用可能。なお、防具パーツのみ後で変更可能。

新登場アイテム[編集]

特殊アイテム[編集]

玄武秘石(げんぶひせき)
100人敵を撃破する度に防御力が上昇する。
飛龍甲(ひりゅうこう)
チャージ攻撃中にジャンプできるようになる。
乱舞極書(らんぶきわめしょ)
無双乱舞の威力と持続時間が倍増する。
氷結凍矢(ひょうけつとうや)
弓矢攻撃に氷属性が付くようになる。「浄炎火矢」と一緒に装備しても氷結凍矢の効果が優先される。
吸気甲(きゅうきこう)
攻撃を直前でガードすると体力が回復する。
饅頭袋(まんとうぶくろ)
敵兵が一定確率で回復アイテムの肉まんを出すようになる。
虎輪改(こりんかい)
虎を3匹連れてステージを開始可能。普通の虎輪と併用する事も可能で、その場合は虎が4匹になる。
神獣蹄(しんじゅうひづめ)
連れている動物が強くなる。

鐙アイテム[編集]

象鐙改(ぞうあぶみかい)
武将が乗る象に騎乗した状態から開始する。普通の象よりも攻撃力が高い。

真・三國無双4 Special[編集]

真・三國無双4 Special
ジャンル タクティカルアクション
対応機種 Xbox 360[360]
Windows XP[XP]
開発元 コーエー(オメガフォース)
発売元 コーエー
人数 1人(2人同時プレイ可能)
メディア DVD-ROM1枚
発売日 [360]2005年12月22日
[PC]2006年6月22日
対象年齢 CERO:12歳以上対象
その他 Xbox 360版はドルビーデジタル5.1ch対応、ハードディスク対応、HDTV対応。
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真・三國無双4 Special』(しん・さんごくむそうフォー スペシャル)は、コーエーから発売されたXbox 360Windows XP用のタクティカルアクションゲームである。Xbox 360版は2005年12月22日、Windows XP版は2006年6月22日に発売され、特にXbox 360版はコーエーのXbox 360参入第1弾ソフトであり、このゲームでコーエーのXboxシリーズの交代を使ったゲームでもある。

Xbox 360の性能を活かし、Xbox版からさらにグラフィックの強化&ハイビジョンテレビ向けのワイドスクリーン構成に再調整され、さらに『真・三國無双4 猛将伝』から外伝モード・修羅モードが追加された(立志・エディットモードは未収録。おそらくグラフィック強化などの影響によるものとみられる)。PS2版に比べ、アルゴリズムバランスが大幅に強化されている。


真・三國無双4 Empires[編集]

真・三國無双4 Empires
ジャンル タクティカルアクション
対応機種 PlayStation 2[PS2]
Xbox 360[360]
開発元 コーエー(オメガフォース)
発売元 コーエー
人数 1~2人
メディア DVD-ROM1枚
発売日 [PS2 / 360]2006年3月23日
対象年齢 CERO:12歳以上対象
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真・三國無双4 Empires』(しん・さんごくむそうフォー エンパイアーズ)は、 コーエーから2006年3月23日に発売されたPlayStation 2、Xbox 360用のタクティカルアクションゲームである。

真・三國無双3 Empires』と同じく、「争覇」モードをメインに主人公を君主とし中国統一を目指す。今作では新たに年代を5つから選べるようになった。また、前作ではできなかった合戦の2人協力プレイも可能になった他、自軍に指示を出せるなど、戦略的要素が強まった。Xbox 360版はマシンパワーを活かした大幅なアルゴリズムバランスの強化が施されている。シリーズ初のダブルプラットフォーム作品でもある。

争覇モード[編集]

真・三國無双4に歴史シミュレーションの要素を加えた主要モード。従来の戦闘を他国と行い、全エリアを制覇するのが目的である。また、以下の要素がある。

  • 2人同時プレイが可能。
  • 味方武将に指示を出すことが可能。
  • 領土・人員配置は「演義」「仮想」の2つのモードが選択できる。
  • 部下は「将軍」「準将軍」に分けられる。プレイアブルキャラクター及びエディット武将は「将軍」にしかなれない。
  • 「将軍」「準将軍」は定員があり、支配領土を増やすことで定員を増やせる。
  • 武器は内政の開発コマンドを行うことで強化できる。
  • ステージは新たに「平原」「柴桑」が追加。
  • 政策カードは8種類あり、戦場に持ち込めるのは決まった3種類のみ。
  • 政策では4人の主将が政策を2つずつ提案する「提案」、勢力に所属する武将(准将でも可)に政策の実行を一任する「委任」、基本政策と特殊政策の中から自由に政策を選んで実行する「政策」がある。

シナリオ[編集]

211年英雄集結(仮想シナリオ)
184年 黄巾大乱
190年 董卓入洛
195年 群雄割拠
200年 官渡決戦
208年 赤壁炎上

関連商品[編集]

トレーディングカードゲーム[編集]

パチンコ[編集]

  • CR真・三國無双

アンソロジー[編集]

  • 真・三國無双4 ワンダーエボリューション

脚注[編集]

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  1. ^ GEIMIN.NET/国内歴代ミリオン出荷タイトル一覧、GEIMIN.NET、2013年2月27日閲覧。

関連項目[編集]

公式サイト[編集]