桂川駅 (北海道)
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桂川駅 | |
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桂川駅(2009年9月) | |
かつらがわ Katsuragawa | |
◄H62 森 (2.7 km) (3.9 km) 石谷 H60► | |
所在地 | 北海道茅部郡森町鷲ノ木町 |
駅番号 | ○H61 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 52.2 km(函館起点) |
電報略号 | ツワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
0人/日(降車客含まず) -2013年- |
開業年月日 | 1944年(昭和19年)9月30日 |
廃止年月日 | 2017年(平成29年)3月4日[2] |
備考 | 無人駅[1] |
桂川駅(かつらがわえき)は、かつて北海道茅部郡森町鷲ノ木町(わしのきちょう)にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅(廃駅)。駅番号はH61であった。事務管理コードは▲140115[3]。
歴史
[編集]太平洋戦争に伴う輸送力増強の一環として設置された信号場を起源とする[4]。
年表
[編集]- 1944年(昭和19年)9月1日:国有鉄道函館本線の桂川信号場として開設[5][6]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)が継承。
- 1971年(昭和46年)9月21日:函館本線 当信号場 - 石谷駅間が複線化[8]。
- 1979年(昭和54年)9月27日:函館本線 森駅 - 当信号場間が複線化され、信号場としての役割を喪失[9]。引き続き、桂川仮乗降場(局設定)として旅客扱いを実施[10]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。同時に駅に昇格し、桂川駅となる[10]。
- 1990年(平成2年)3月10日:営業キロ設定。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[11]。
- 2016年(平成28年)6月2日:同じ森町の東山駅、姫川駅(現:姫川信号場)、長万部町の北豊津駅(現:北豊津信号場)、蕨岱駅と共に、JR北海道から各町へ2017年3月実施予定のダイヤ改正に合わせて廃止の意向が示されていることが報道される[12]。
- 2017年(平成29年)3月4日:利用者減少に伴い、同日実施のダイヤ改正に合わせ廃止[2]。
駅名の由来
[編集]附近の河川名より[5]。かつてカツラの大木が密生していたための名称ともいわれている[5]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持つ地上駅[1]。当駅の設備は築堤の上にあるため、道とは階段で連絡していた[1]。2つのホームはずれていて、構内踏切で結ばれていた[1]。ホームから階段への入口の脇に小さな待合所が置かれていた[1]。森駅管理の無人駅だった[1]。
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員(人) | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 13.0 | [13] | |||
2015年(平成27年) | 「1名以下」 | [14][12] |
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]廃止当時の内容を記載する。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、22頁。
- ^ a b “平成29年3月ダイヤ改正について” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2016年12月16日). 2016年12月16日閲覧。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、214頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b 森町 編『森町史』森町、1980年3月15日、628-631, 633頁。doi:10.11501/9570504 。
- ^ a b c 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 31. ISBN 4-89391-549-5
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、9頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、9頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 北海道鉄道百年史 下巻、P57 及び巻末年表。
- ^ 北海道鉄道百年史 下巻、P56 及び巻末年表。
- ^ a b 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行。
- ^ 『駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブ 。2014年9月6日閲覧。
- ^ a b “JR北海道、道南5駅3月廃止 森、長万部両町に意向” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(経済) (北海道新聞社). (2016年6月3日). オリジナルの2016年6月9日時点におけるアーカイブ。 2016年6月9日閲覧。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、805頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。