富士通テン

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富士通テン株式会社
FUJITSU TEN LIMITED.
Fujitsu ten symbol red web.gif
富士通テン本社.jpg
本社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
652-8510
神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号
設立 1972年昭和47年)10月25日
業種 電気機器
事業内容 カーナビ、カーオーディオの製造・販売
代表者 代表取締役社長 重松 崇
資本金 53億円
売上高 単体1,947億円、連結2,464億円
(2013年3月期)
営業利益 単体△7億円、連結25億円
(2013年3月期)
純利益 単体23億円、連結7億円
(2013年3月期)
純資産 単体217億円、連結415億円
(2013年3月現在)
総資産 単体999億円、連結1,292億円
(2013年3月現在)
従業員数 3,399名、連結:10,232名
(2013年3月現在)
決算期 3月31日
主要株主 富士通(株) 55%
トヨタ自動車(株) 35%
(株)デンソー 10%
主要子会社 (株)栃木富士通テン
関係する人物 川西清兵衛
外部リンク http://www.fujitsu-ten.co.jp/
特記事項:古河三水会の会員会社である
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富士通テン株式会社(ふじつうテン、英文社名:FUJITSU TEN LIMITED)は富士通グループに属し、カーナビゲーションカーオーディオの大手メーカーの一つ。純正オーディオを手がけるトヨタ自動車デンソー)とも資本関係が深い。

主力製品・事業[編集]

市販市場向け[編集]

市販市場では、ECLIPSEイクリプス)ブランドで展開されている。

  • カーナビゲーション - 「AVN(Audio,Visual,Navigationの頭文字から命名)」シリーズとして販売。タイプは1DIN、2DINの2種類
  • カーオーディオ
  • スピーカシリーズ(ホームスピーカ含む)
  • 車載用カメラ(富士通ゼネラルOEM
  • ドライブレコーダー

法人向け[編集]

  • 各自動車メーカー純正品(カーナビ、サウンドシステム等)
  • ミリ波レーダー
  • エンジン・エアバッグ制御ECU
  • タクシー用自動配車システム
  • 業務用ドライブレコーダー

主要事業所[編集]

  • 本社 -〒652-8510 神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号
  • 東京事業所-〒140-0013 東京都品川区南大井6番26号3 大森ベルポートD館9F

沿革[編集]

1920年(大正9年)に日本毛織を率いる川西清兵衛が創設した川西機械製作所が起源(現神戸工場の1区画にて操業開始)。同社で真空管や通信機器等の生産を担当していた部門がルーツとなっている。

  • 1949年(昭和24年) 川西機械製作所の企業再建整備計画(財閥解体によるものでは無い)に伴い、神戸工業株式會社を設立。無線機器、民生用ラジオ・電蓄等を製造。
  • 1955年(昭和30年) トヨタ自動車工業(当時)のクラウン専用カーラジオ、及び市販用カーラジオを発売。
  • 1956年(昭和31年) タクシー用無線機の生産開始。
  • 1959年(昭和34年) カーラジオの全トランジスタ化に成功(日本国内初)
  • 1967年(昭和42年) 生産子会社としてテンオンキョー株式会社(現・栃木富士通テン)設立。8トラック方式カーステレオ発売(日本国内初)
  • 1968年(昭和43年) 神戸工業、富士通株式会社と合併、同社で自動車用通信機器部門を担当する「神戸工業部」に移行.富士通は通信工業部、電子工業部と合わせて三工業部制に。
  • 1972年(昭和47年) 10月25日、富士通からラジオ部門が分離・独立し、富士通テン株式会社を設立
  • 1973年(昭和48年) トヨタ自動車工業、日本電装(当時)の資本参加を得る。安全ベルト制御および排出ガス制御用電子機器をトヨタ自動車工業に納入開始。
  • 1975年(昭和50年) 生産子会社として中津川テン株式会社(現・中津川工場)設立。
  • 1977年(昭和52年) 市販向けコンポーネントカーステレオ発売。
  • 1978年(昭和53年) クルーズコントロール用電子機器をトヨタ自動車工業の納入開始。
  • 1979年(昭和54年) 電子同調ラジオおよび録音機能付カーステレオをトヨタ自動車工業に納入開始。
  • 1980年(昭和55年) 市販向けコンポーネント型カーオーディオBIYO(バイヨ)シリーズ」、タクシー用AVMシステムを発売
  • 1981年(昭和56年) 電子制御自動変速装置用電子機器をアイシン精機に納入開始。
  • 1982年(昭和57年) MCA無線装置発売。車高制御装置をアイシン精機と共同開発。同社に納入開始。
  • 1983年(昭和58年) 世界初の車載CDプレイヤーを発表(トヨタ・クラウンのロイヤルサルーンに設定)。パーソナル無線機を発売。ディーゼル車用プリヒートタイマ、電子制御燃料噴射装置のコントロールユニットをトヨタ自動車に納入開始。
  • 1984年(昭和59年) 盗難防止機器をトヨタ自動車に納入開始。本社工場内にモートロニクス棟建設。
  • 1985年(昭和60年) 車内とのタイアップ設計によるカーオーディオ「ライブサウンドシステム」(トヨタ自動車と共同開発)を発表。
  • 1987年(昭和62年) 中津川テン株式会社を吸収合併。バスロケーションシステム発売。
  • 1988年(昭和63年) 米国市販市場向けにカーオーディオの新シリーズ「ECLIPSE」発売。
  • 1989年 親会社・富士通のCI導入に伴い、ロゴマークを現在のものに変更。本社工場内に技術棟建設。世界初の車載用DSPサウンドプロセッサを開発。カーオーディオの新シリーズ「αシリーズ」発売。
  • 1990年(平成2年) 本社工場内に「音響開発センター」開設。
  • 1991年(平成3年) 最高級カーオーディオ「Sound Monitor」発売。
  • 1992年(平成4年) ABSのコントロールユニットをトヨタ自動車に納入開始。
  • 1994年(平成6年) 富士通テン社会貢献基金設立。世界初、車載用マルチメディアプレーヤ「CAR MARTY」発売。車間距離警報装置「レーザーアラーム」発売。
  • 1995年(平成7年) 阪神・淡路大震災により、本社工場4日間操業停止。日本国内市販市場向けにカーオーディオの新シリーズ「ECLIPSE」発売。
  • 1996年(平成8年) 欧州においてカーオーディオの生産開始。品質保証システムの国際規格ISO9001:1994の認証を取得。
  • 1997年(平成9年) 世界初の1DINサイズ6枚CDチェンジャーをトヨタ自動車に納入開始。また、カーナビゲーションとオーディオビジュアルを2DINサイズに集約した「AVN」発売。タクシー用CTI自動配車システムを発売。環境管理システムの国際規格ISO14001の認証を取得。
  • 1998年(平成10年) 米国ビッグ3GMフォードダイムラー・クライスラー(当時))が制定している品質管理基準QS-9000の認証を取得。世界最小の60GHz帯自動車用スキャン型ミリ波レーダを開発。カーオーディオ業界で初めて部品調達に電子かんばんの運用を開始。
  • 1999年(平成11年) 世界最小の76GHz帯自動車用スキャン型ミリ波レーダを開発。神戸物流センター開設。
  • 2000年(平成12年) 世界初のDVDナビゲーションとオーディオビジュアルを2DINサイズに集約したDVD-AVNをトヨタ自動車に納入開始。また、「ECLIPSE」をアジアで発売。
  • 2002年(平成14年) 鉛フリーはんだを使用したカーAV製品を市場投入。カーエレクトロニクスメーカーで日本国内初、モートロニクス本部がCMMレベル3評価を達成。
  • 2003年(平成15年) 76GHz帯ミリ波レーダを本田技研工業に納入開始。豊田物流センター開設。
  • 2004年(平成16年) 「AVN」を米国・中国にて「ECLIPSE」ブランドで発売。世界初のTV/GPS一体型フィルムアンテナを開発。
  • 2005年(平成17年) 「AVN」を欧州にて「ECLIPSE」ブランドで発売。愛知万博の協会企画催事のひとつ「愛・地球メッセージイベント」の「愛・地球セッション」コンサートに協賛
  • 2006年(平成18年) トヨタ紡織(株)と共同開発した「ヘッドライナースピーカシステム」を自動車用として世界初で発表。「AVN」をオーストラリアにて「ECLIPSE」ブランドで発売。
  • 2007年(平成19年) カーAV製品の生産累計1億台達成(1955年(昭和30年)に神戸工業明石工場(現・富士通 明石工場)にて生産開始して以来)。また、日本国内全グループ会社で環境管理システムの国際規格ISO14001の統合認証を取得。
  • 2008年(平成20年) 車のシートや天井などに設置した18個のスピーカとデジタル信号処理技術により、広い空間の音の響きを再生する「次世代音響空間コントロールシステム」がトヨタ自動車の新型クラウンの「トヨタプレミアムサウンドシステム」に採用。中国四川大地震支援のため義援金1000万円と門前カンパ73万円を日本赤十字社などを通じて寄付。

主要関係会社[編集]

日本国内グループ企業[編集]

日本国外グループ企業[編集]

  • FUJITSU TEN CORP. OF AMERICA
  • FUJITSU TEN CANADA INC.
  • FUJITSU TEN de MEXICO, S.A. de C.V.
  • FUJITSU TEN DO BRASIL LTDA.
  • FUJITSU TEN (THAILAND) COMPANY LIMITED
  • 富士通天(中国)投資有限公司
  • 天津富士通天電子有限公司
  • 富士通天電子(無錫)有限公司
  • 富士通天国際貿易(天津)有限公司
  • 富士通天研究開発(天津)有限公司
  • FUJITSU TEN CORPORATION OF THE PHILIPPINES
  • FUJITSU TEN SOLUTIONS PHILIPPINES, INC.
  • FUJITSU TEN (SINGAPORE) PTE. LTD.
  • FUJITSU TEN KOREA LIMITED
  • PT.FUJITSU TEN MANUFACTURING INDONESIA
  • PT.FUJITSU TEN AVE INDONESIA
  • FUJITSU TEN (EUROPE) GmbH
  • FUJITSU TEN ESPAÑA, S. A.
  • FUJITSU TEN (AUSTRALIA) PTY. LTD.
  • FUJITSU TEN MINDA INDIA PRIVATE LIMITED
  • MINDA F-TEN PVT. LTD.

環境保全[編集]

1992年(平成4年)に「富士通テン地球環境憲章」を制定して以来、グループ各社で環境保全に取り組んでいる。

ISO14001[編集]

富士通テングループでは、日本国内全拠点及び日本国外の生産拠点で国際規格ISO14001を取得している。

グリーン製品開発[編集]

環境に配慮した製品づくりの「しくみ」を1995年(平成7年)に確立。製品ごとに設計段階で環境アセスメントを実施し、省エネ・省資源・有害物質排除などで顕著な改善を実現したものを「グリーン製品」として認定。また、2001年(平成13年)から「環境ラベル」の表示制度を導入。

鉛フリーはんだ使用製品[編集]

鉛の環境汚染や人体に及ぼす影響を考慮し、2002年(平成14年)に発売したAVNのメイン基板より鉛フリーはんだの採用を開始。2009年(平成21年)7月を目標に全製品に「鉛フリーはんだ」の採用の拡大を目指している。

ゼロエミッション[編集]

3R活動(Reduce:発生抑制 Reuse:再使用 Recycle:再利用)に取り組み、国内生産拠点では、単純に焼却または埋め立て処分される廃棄物をゼロにする「ゼロエミッション」を達成している。

課外活動[編集]

社会貢献活動[編集]

富士通テンは、1955年(昭和30年)にカーラジオを自動車メーカーに納入して以来、50年の長きに渡って"音"へのこだわりを大切にしており、富士通テンの理念の下、「音楽を通してコミュニケーションを活発にしたい」との思いから、コンサート主催・協賛といった音楽を通じた活動を中心に、様々な社会貢献活動に取り組んでいる。特に、地元・神戸で開催される各種音楽イベントの支援に力を入れており、中高生ビッグバンドの祭典「ビッグバンドジャズフェスタ」を入場料無料にて開催している。また、会場運営等は富士通テン社員のボランティアグループが行っている。 また、豊かな社会づくりの一環としてモータースポーツへの協賛を行っており、SUPER GTに参戦する土屋エンジニアリングのメインスポンサーとなっている。 Jリーグでは富士通グループである事から川崎フロンターレのオフィシャルスポンサーである他、地元神戸に本拠地を持つヴィッセル神戸のオフィシャルスポンサーとなっている。富士通グループで川崎フロンターレ以外のオフィシャルスポンサーをやっている企業は富士通テンだけである。

部活動[編集]

女子バレーボール
富士通テンのバレーボール部の歴史は古く、富士通テンの前身、神戸工業時代にさかのぼり、50年以上経過している。企業の文化体育活動の一環として活動しており、以前は、全国大会に出場して1〜2回戦で敗退するような状況で、兵庫県では中堅クラスの位置にいた。しかし、2006年(平成18年)に兵庫国体の開催が決定したことから、県内の有望な選手や、高校の強豪校から選手を補強し、兵庫国体に戦力がピークを迎えられるような強化計画が立てられ、その後は、国体や様々な大会で好成績を残している。

スポンサー番組[編集]

平日22:05-22:20に生放送された音楽番組で、主に洋楽を中心に放送されていたものであった。
日曜14:00-14:55。

備考[編集]

  • 社名の「テン」は最高・至上を意味する「天」に由来している。
  • ECLIPSE TDシリーズ - ホームスピーカ。イギリスやフランスの音楽雑誌から5つ星の評価。ヴァイオリニストの葉加瀬太郎GLAYなどのプロデューサーである佐久間正英THE ALFEE高見沢俊彦など日本国内の音楽家、その他日本国外の音楽家などにより使用されている。

外部リンク[編集]