下総航空基地

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下総飛行場
Shimofusa Air Base 20090828.JPG
IATA: noneICAO: RJTL
概要
空港種別 軍用
所有者 防衛省
運営者 海上自衛隊
所在地 千葉県柏市鎌ケ谷市
建設年 1945年
所在部隊 下総教育航空群
標高 98 ft / 30 m
座標 北緯35度47分56秒 東経140度00分44秒 / 北緯35.79889度 東経140.01222度 / 35.79889; 140.01222
滑走路
方向 全長 表面
ft m
01/19 2,250×45 舗装
下総航空基地付近の空中写真。(1989年撮影の6枚より合成作成)。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

下総航空基地(しもふさこうくうきち、JMSDF Shimofusa Air Base)は、千葉県柏市にある海上自衛隊飛行場・航空基地。所在地は千葉県柏市藤ヶ谷であるが、敷地は鎌ケ谷市にまたがり、滑走路南端は鎌ケ谷市の中心部にも近い[1]

教育航空集団司令部、海上自衛隊第3術科学校海上自衛隊航空補給処の下総支処などが置かれており、対潜哨戒機P-3Cを使用した海上自衛隊航空要員の教育訓練を行っている。
また、習志野演習場などで陸上自衛隊第1空挺団が行う空挺降下訓練支援を行っている。訓練の際は航空自衛隊C-1C-130輸送機が飛来し、当基地で陸上自衛官を乗せて演習場上空へ飛び立つ。また、訓練に使われる輸送機は離着陸時の騒音が大きく、生活環境に影響を及ぼすとして基地のホームページ上に日付と概略を掲載している。

歴史[編集]

  • 1932年(昭和7年):武蔵野カントリークラブ「藤ヶ谷コース」として開発される(当時東洋一の規模のゴルフ場であった)
  • 1945年(昭和20年):陸軍省が接収し、旧日本陸軍藤ヶ谷飛行場となる。終戦後、アメリカ空軍白井基地 (Shiroi Air Base) としてGHQに接収される
  • 1959年(昭和34年):日米共用飛行場になる。
10月21日:海上自衛隊白井術科教育隊が編成される。
12月12日:アメリカ空軍(第5空軍)が撤退
  • 1961年(昭和36年)2月1日:白井術科教育隊が第3術科学校に改編
9月1日:航空集団新編。司令部は下総航空基地に設置。
12月25日:航空集団司令部及び第4航空群が厚木航空基地に転出
  • 1974年(昭和49年)2月10日:下総教育航空群を編成
  • 1987年(昭和62年):下総教育航空群にP-3Cが配備される
  • 1993年(平成5年)9月27日:下総航空基地隊隷下に下総救難飛行隊が編成
  • 1996年(平成8年):教育航空集団司令部新庁舎が完成
  • 1998年(平成10年)12月8日:下総航空工作所が廃止され、航空補給処下総支処が編成される。
  • 2005年(平成17年)3月28日:沼南町の柏市編入に伴い、所在地名が千葉県東葛飾郡沼南町藤ヶ谷から千葉県柏市藤ヶ谷となる。
  • 2008年(平成20年)3月26日:下総救難飛行隊廃止。UH-60J館山航空基地へ移動。
  • 2011年(平成23年)6月1日:第205教育航空隊廃止。これに伴い同飛行隊の保有していたYS-11 T-Aは用途廃止となる。

配置部隊[編集]

第203教育航空隊のP-3C
第203教育航空隊のP-3C
格納庫
格納庫
格納庫の内部
格納庫の内部

イベント[編集]

  • 下総航空基地開設記念行事・・・展示飛行、航空機地上展示(近年は、新鎌ヶ谷駅より無料シャトルバスが運行されている)
  • 下総航空基地ウォーキング・・・基地内の滑走路、誘導路、道路を歩く。
  • ちびっこヤング大会、オープンスクール・・・航空機地上展示、P-3Cシミュレータなど。
  • P-3Cジュニア

保存機[編集]

周辺[編集]

柏市鎌ケ谷市白井市が共同運営する清掃工場(柏市は旧沼南町のゴミを処理)

脚注[編集]

  1. ^ 防衛ハンドブック 2009(平成21年版) 朝雲新聞社 ISBN 978-4-7509-2030-6

外部リンク[編集]