マーブルマッドネス

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マーブルマッドネス
ジャンル アクションゲーム
対応機種 アーケード[AC]
Nintendo Entertainment System[NES]
FM TOWNS[TOWNS]
X68000[X68K]
PC-9800シリーズ[PC98]
ゲームボーイ[GB](海外のみ)
メガドライブ[MD]
PlayStation 2[PS2]
開発元 [AC]:アタリゲームズ
[X68K][PC98]:ホームデータ
[GB][NES][MD]:テンゲン
[PS2]:DIGITAL ECLIPSE
発売元 [AC]:アタリゲームズ
[X68K][PC98]:ホームデータ
[MD]:テンゲン
[PS2]:サクセス
人数 1~2人
メディア [X68K][PC98]:フロッピーディスク
[MD]:ロムカセット
[PS2]:DVD-ROM
発売日 [AC]:1984年
[X68K][PC98]:1991年
[MD]:1993年8月13日
[PS2]:2006年9月21日
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マーブルマッドネス』(MARBLE MADNESS)は、1984年アタリゲームズが発売したアーケードゲーム

概要[編集]

開発者はチェコ人のマーク・サーニー

ゲーム史的にはマシン語アセンブラではなくC言語で開発された史上初のゲームであり[要出典]、BGMをモノラルではなくステレオで演奏した史上初のゲーム[要出典]である。AtariとしてはAtari初のアーケード基板であるAtari System 1基板で作られた初のゲームであり、FM音源を採用した初のゲームであった。FM音源の採用はゲーム業界でも最初期の部類に入り、採用されたFM音源チップはYM2151である。

当時のアタリはアタリショックの影響で、当初はカスタマイズ基板で稼働されることが前提で制作されていた本作も、コストダウンのために各ゲームで共通のゲーム基板を採用せざるを得なくなるなど厳しい財政事情であったが、一方でCPUにMC68000、開発にC言語、音源にFM音源のYM2151、3Dのレイトレーシングでレンダリングされたステージ(当時アタリが導入したばかりのスパコンVAX-11が用いられた)など、当時の最新の技術が導入されている。Atari System 1基板で最初のゲームとして制作された本作は、結果として4000台が出荷される大ヒットとなり、アーケード基板としても『ロードブラスターズ』『インディ・ジョーンズ』などで採用されるなどの成功を収めた[1]

続編として「Marble Madness II : Marble Man」のリリースが予定されていたが、『ストリートファイターII』の登場と重なり評価を得られなかったため断念。プロトタイプ版が幾らかのコレクターの手に渡っている。

ゲームのルール[編集]

視点はクオータービュー(鳥瞰)。画面上にあるボール(マーブル=ビー玉)をトラックボールで転がし、制限時間内にゴールにたどり着けたらステージクリア。全6ステージで、すべてクリアしてもプレイ時間が5分を超えることは稀である。

コースの途中には様々な仕掛けや罠が待ち受けている。罠にはまって消されたり(食べられたり、溶かされたりなど)、コースから外れたり、あまりに高い所から落ちてボールが割れると、(一部の例外を除いては)ある程度戻されて、ボールが復活する。何度ミスしても復活するが、その都度タイムロスしてしまう。制限時間が0になるとゲームオーバー。2人同時プレイも可能。2人プレイの方が難易度が高く、そのためにそれぞれのプレイヤーが1回コンティニュープレイ出来るようになっており、更に相手プレイヤーより先にゴールするとボーナスタイムが与えられる。1人プレイでは、プレイヤーは両方のトラックボールを同時に動かすことでより素早い動きが可能になる。

余談[編集]

  • 1面でスタート地点から動かずにいると、床がせり上がって押し出してくれる。
  • 4面で2人同時プレイの場合、投石器に片方のマーブルが乗っている時にもう片方がそれに接触しているようにすると、投石器で飛ばされた方のマーブルはメチャクチャな方向に飛んでいってミスになる。

移植作品[編集]

参照[編集]

  1. ^ 【GDC2011】天才ゲームプロデューサー、マーク・サニーが語る彼のゲームデザイン手法の基礎 / GameBusiness.jp