ハイレ・ゲブレセラシェ
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ハイレ・ゲブレセラシェ(Haile Gebrselassie, 1973年4月18日 - )は、エチオピア出身の長距離走の陸上選手。
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[編集] 経歴・人物
片仮名では「ゲブレシラシエ」と書かれることもある。身長164cmながら、圧倒的な強さで『皇帝』と呼ばれる。5000mと10000mの元世界記録保持者で、男子マラソン現世界記録保持者(2時間3分59秒)。
エチオピアでは絶大な人気を誇る国民的英雄であり、10000mで世界陸上4連覇を果たし、オリンピックでも2連覇。1998年のワールド・アスレチック・ガラで年間最優秀選手に選ばれる。
シドニーオリンピックの為に出国した時に優勝宣言をし、見事金メダルを獲得する。5連覇を狙ったエドモントン世界陸上では、故障明けの影響で銅メダルに終わる。アテネオリンピックは直前の故障による影響で5着に終わり、ロードレースへの転向を宣言する。2009年現在35歳だが、ゲブレセラシェの快進撃は止まることはなく、ロードの大会で未だに世界トップレベルのランナーの座に君臨し続けている。
2005年には10マイルの世界記録を更新する。2006年はハーフマラソンと(IAAF非公認の)25km走で世界記録を出す。2007年はロンドンマラソンを30kmで途中棄権したが、ベルリンマラソンで2時間4分26秒の世界新記録(当時)をマークした。
2008年3月10日、金メダルの最有力候補と目されていた北京オリンピックマラソン競技について、北京の大気汚染が持病の喘息に悪影響を及ぼす恐れがあるとして不参加を表明[1]、しかし、実際に北京に来ると澄んだ空を見て、大気汚染が存在しなかった、マラソン欠場を後悔していると述べた。[2]
北京オリンピック10000mでは途中先頭に立つ場面もあったものの、第6位に終わった。尚、同種目の第1位と第2位は同じエチオピア勢のケネニサ・ベケレ、シレシ・シヒネであり、エチオピア勢ワンツーフィニッシュをお膳立てした形になった。
2008年9月28日、ベルリンマラソンに出場、自らが保持するマラソン世界記録を新たに塗り替える2時間3分59秒のタイムで優勝した。
| 5km | 10km | 15km | 20km | ハーフ | 25km | 30km | 35km | 40km | ゴール | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タイム | 14:35 | 29:13 | 44:03 | 58:50 | 1:02:05 | 1:13:41 | 1:28:27 | 1:43:05 | 1:57:34 | 2:03:59 |
| 5kmスプリット | 14:35 | 14:38 | 14:50 | 14:47 | 14:51 | 14:46 | 14:38 | 14:29 |
[編集] 主な成績
- 1992年 世界ジュニア 5000メートル&10000メートル 金メダル
- 1993年 世界陸上 5000メートル 銀メダル
- 1993年 世界陸上 10000メートル 金メダル
- 1995年 世界陸上 10000メートル 金メダル
- 1996年 アトランタオリンピック 10000メートル 金メダル
- 1997年 世界陸上 10000メートル 金メダル
- 1997年 世界室内 3000メートル 金メダル
- 1999年 世界陸上 10000メートル 金メダル
- 1999年 世界室内 1500メートル&3000メートル 金メダル
- 2000年 シドニーオリンピック 10000メートル 金メダル
- 2001年 世界陸上 10000メートル 銅メダル 世界ハーフマラソン 金メダル
- 2003年 世界陸上 10000メートル 銀メダル 世界室内 3000メートル 金メダル
- 2008年 北京オリンピック 10000メートル 6位
| 年 | 大会 | 開催国 | 成績 | タイム |
|---|---|---|---|---|
| 2005 | アムステルダムマラソン | 優勝 | ||
| 2006 | ベルリンマラソン | 優勝 | ||
| 2006 | 福岡国際マラソン | 優勝 | ||
| 2007 | ロンドンマラソン | DNF | ||
| 2007 | ベルリンマラソン | 優勝 | 2:4:26(世界新) | |
| 2008 | ドバイマラソン | 優勝 | ||
| 2008 | ベルリンマラソン | 優勝 | 2:3:59(世界新) | |
| 2009 | ドバイマラソン | 優勝 |
[編集] 備考
- 10人兄弟の8番目。
- アトランタオリンピックの後に結婚。
- オリンピックで獲得したメダルはとある教会に寄贈した。
- アメリカでEndurance(忍耐)という自伝映画が製作され、本人と家族が出演している。
- 世界ジュニア大会であまりに前に出ず小判鮫走法に徹したため、引っ張り役を押しつけられ苛立ったケニア選手にトラック上で競技中に胸のあたりを殴られるという前代未聞の事件の当事者となった。
[編集] 脚注
- ^ ゲブレセラシェ、五輪マラソン出場せず 日経新聞閲覧
- ^ [1]

